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トップレベルの成人力と労働生産性の低さについて

今週になって一気に冷え込んできましたね。今週末は10度を下回るとのことで本格的に冬支度をしないと💦

昨日のニュースで以下が取り上げられていました。

課題解決力については日本はトップレベル。なのに労働生産性は先進国の中でも下位。。この矛盾の一つに「日本では大学までで身につけてきたスキルと雇用のミスマッチがある」、との見解でしたが、日本はジョブ型ではなく、メンバーシップ型雇用が主流なので、個人が持つスキル<所属する組織との調和性、が重んじられるので確かに、個人のスキルと雇用のミスマッチは起こりやすいのかな、とは思います。

今は、タレントマネジメント・システムもありますし、組織に属する社員がどんなスキルや経歴をもっているかは可視化されやすい環境になってきていると思います。

ただ、もっているスキル=望むべきキャリア、であるかまではタレントマネジメントシステムだけではオープンにできないのかな、とも。。。

私は前職では、仕事終わりに上司と一杯しながら
「お前は、来年、何がしたいねん?」と聞かれ「うーん💦」といつもモヤッとした返事をしていたのですが、そろそろマネジメントに上がるタイミングなのかな?と思っていた頃に、「お前もそろそろマネジャーやけど、婚約中の彼氏もいるし、転勤は無理やな?」と聞かれ「え?確かに婚約中ですけど、昇格での転勤なら彼にも相談しますけど…」と返答した所、翌月にはマネジャーへの昇格辞令と転勤辞令がでていました。

今の日本企業での、個人のスキルと仕事のミスマッチの背景にほ、企業側も個人のスキルや経歴を可視化することだけに終始しで、本来あるべき「今後、公私含めて、社員はどのように生きていきたいのか?」の確認がすっぽり抜け落ちてるように思います。

私の場合は、婚約中=転勤不可、と会社としては認識されていたところを、上司との酒の席で、「え?そうじゃないの?」と認識がたまたま塗り替えられた訳ですが、似たようなケースはどの会社にも沢山ありそうな。。。(私は実はこんな特技があるので、人事には言ってないけど、こんな仕事やキャリアにも興味があります!など)

本人が敢えて会社にオープンにしないスキルや意図まで鑑みての適材適所は難しいとは思いますが、キャリアコンサルタントとしても最適解を考えて行きたいと思います。





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井上 香織(kaori inoue)
ありがとうございます!