見出し画像

ラグビー日本代表対オールブラックス

先日、東京の国立競技場でオールブラックスと日本代表との熱い戦いが繰り広げられました。オールブラックスが日本に来日したのはコロナ前の2018年。次はいつ試合を近くで見れるかわからない、また、もしかしたら今のJAPANであったら勝てる可能性があるのではないか、という希望もありチケットをゲットしました。結果は38-31、惜しい、もう少しで勝てた試合でもあり、選手の緊張感、ハカによってより大きなエネルギーが生まれ、国立に集まった6万5千人以上のファンがその場の雰囲気をより盛り上げる相乗効果で最高の空間となりました。

歴代の対オールブラックス戦では一度も勝利したことがなく、中でも1995年のワールドカップでの3回目の対戦では、日本としては不名誉な結果となりました。最終スコアは145対17。その後はブルームフォンテーンの惨劇として語り継がれるまでになったそうです。そんな過去もあってのこの試合は日本代表の成長と実力を世界に見せつける結果となったように感じます。

そこで私が気になったのが海外の反応。初心者の日本語訳でニュアンスと自分の感覚で訳したため正確でなかったり、解釈が思っているのと違う部分も多少あると思いますがご了承ください。

まずはJapan Todayの記事を紹介します。

見出し:オールブラックスは38-31で勝つ前に日本に引き伸ばされた。

“They are a very good team and were coming off a long break and that made a game which was much tighter than we would have wanted it,” All Blacks coach Ian Foster. “It was a great performance by them, they pressured us and came back after that first quarter and showed a lot of spirit.”

オールブラックスコーチ・イアンフォスター:彼ら(Brave Blossam) はとてもいいチームで、長い休暇によって私たち(All Blacks)が期待していた以上にタイトな試合になった。日本はとても素晴らしいパフォーマンスをして、自分たちにプレッシャーを与え、前半の試合から戻ってくると沢山のスピリットを見せつけた。

The opening minutes of the match set a tone. Japan was outstanding in defense, rushing up in a flat, unified line which cut down New Zealand’s passing options. 

試合冒頭の何分かで調子を整えた。日本はディフェンスにおいても傑出していて、日本によって形成されたまとまったラインはニュージーランドのパスの選択肢を減らす結果となった。


All Blacks Preview 

DANGEROUS JAPAN
A big part of the Brave Blossoms success over recent years has been their high tempo style of play which keeps the ball in play, stretches defensive lines and creates space out wide for their potent back three. This has been evident in 2022 with Japan ranking in the top three for tries scored (3.8 per game), defenders beaten (21.8 per game) and metres gained (507 per game) among tier one nations. With a sell out crowd on hand at the National Stadium in Tokyo, expect Japan to fully embrace their attacking style of play against the All Blacks.

Brave Blossamsの数年にわたる功績は、ボールをインプレーに保ち、ディフェンスラインを伸ばし、強力なバック 3 のために広いスペースを作り出す彼らのハイテンポなプレースタイルが大部分の要因となっている。これは 2022 年の時点で証明されており、日本はティア 1 の国の中でトライ数 (1 試合あたり 3.8)、ディフェンダーの撃破数 (1 試合あたり 21.8)、獲得メートル数 (1 試合あたり 507) でトップ 3 にランクしている。東京の国立競技場に大勢の観客を持ち合わせている中、オールブラックスに対して攻撃的なスタイルのプレーを完全に受け入れることを日本は期待している。

Rugby Passこの記事ではラグビー界でどれだけ日本が称賛されているかがわかります。

引用:https://www.rugbypass.com/news/all-blacks-test-evidence-of-japans-continued-rise-in-international-rugby/

Title: All Blacks Test further evidence of Japan's world class potential

訳:オールブラックスのテストマッチは今後の日本の世界レベルの潜在能力を証明するものとなった

 Black Fern Chelsea Semple said “they’re just completely different athletes now.昨日の試合のハイライトを見たが、彼らは今では全く異なるアスリートだ(以前とは比べ物にならないくらい良くなっているという解釈)
“They’ve obviously got a lot of New Zealand rugby players or overseas internationals coming to play in their competition, their training’s ramped up, they’re physical beasts out on the field some of them, and that’s a big shift they’ve made which is why they’re able to compete physically with the All Blacks now.”彼らは明らかにNZからの選手を獲得したり、そのほかの海外選手が日本で彼らの大会に参加したことで、トレーニングが増加し、彼らの中にはフィールド上に出ると肉体的に野獣のようになるものもいて、それらが彼らが生み出した大きな変化であり、現在のAll Blacksと物理的に戦うことができる理由である。

Mils Muliaina(サモア出身でNZ代表経験もあるラグビー選手)は日本のディフェンスを大絶賛した。

“The Japanese (were) outstanding, their defence was huge.It just felt like they (The All Blacks) were waiting for things to happen, just stick to that plan, stick to that plan, Japan will falter, they’ll start to fall off tackles… and it never happened. “Usually, theyouwould start to fall off and then you start to win momentum. We won a little bit of momentum, but then they got it back and scored an excellent try.  「日本は素晴らしかった、そして彼らのディフェンスは大きかった。まるでオールブラックスは何かが起こることを待っているようだった。ただ戦略に固執し、固執し、日本が挫折して、タックルが崩壊しだす、、そしてそのような事は決して起こることはなかった。いつもなら、彼ら(日本)は崩れはじめ、それからは勢いをつけ始めます。私たち(オールブラックス)は少し勢いをつけたが、彼らはそれを取り戻し、素晴らしいトライを決めた。

日本の攻撃と前ハイランダーのヘッドコーチであるトニーブラウンの影響についても賞賛の声がある。

 “They’re not playing the simple rugby that they used to play, they’re always doing something different and it was really hard for the team to read defensively.” 日本は以前していたような単純なラグビーをプレーしていない。彼らはいつも異なることに挑戦し、チームが防御的に試合を読み取るのは大変だった。

海外からの反応も良くファンとしてはとても嬉しい結果となりました。しかしオールブラックスの公式インスタグラムのコメント欄を見ていると、もちろん称賛の声が多いですが、フランスとオーストラリアにテストマッチで負けた日本にこの点差とはどうゆうことだ、などの厳しい意見もありました。今後はアウェーの状態で海外遠征試合に挑む日本代表が世界にその強さを証明してくれることを期待しています!!





いつも読んでくださってありがとうございます!もしよろしければサポートよろしくお願いします!いただいたサポートはデンマークでの日本文化の発信と動画作成に使わせていただきます。