Twitterの世界が一変した
Twitterに流れてくる情報もほとんどコロナウイルス関連の話になってしまった。Twitterはもともと日常に関すること、趣味に関することをただ「つぶやく」だけのものと私は認識していた。
しかし、この「日常、趣味」がコロナウイルスによって変わってしまった。変わったというより浸食されたという感じが近いかもしれない。そうなるとtwitterのタイムラインに流れてくる内容がコロナ関連ばかりになってっしまうのも自然な流れではある。
私はいままでTwitterを主に情報収集ツールとして使ってきた。しかし、今回のコロナの影響でtwitterでたくさんのデマが簡単に拡散される現状を目の当たりにした。(ほかのSNSでも同じようなことは起こっている)そこで、Twitterの使い方を改めて考えてみることにした。
そもそも、全く見ず知らずの人が発信する情報を全て信じるということ自体がおかしなことだ。どんな影響力がある人でも間違った情報を発信してしまうこともある。場合によっては意図的に情報を自分が見せたいように操っている悪質なパターンもある。そこで、以前読んだライターの田中奏延さん著書「読みたいことを書けばいい。」で一番印象的だった言葉「一次資料に当たれ」という言葉を思い出した。
「ネットに書かれている情報は、また聞きのまた聞きが文字になっている」「そのために一次資料に当たらなければ話にならない。」
そのため正しい情報を発信するためには正しい情報を調べることが一番大切であるという内容のものが書いてあった。この本は「人生が変わる文章術」と表紙に書かれている。しかし今になってみると、その考え方は書き手だけではなく、文章を読む側にも同じような努力が必要なのではないかと思う。なぜなら、今の世の中はSNSで簡単に情報を発信する力を持っており、簡単に書き手になることができるからだ。Twitterでいえばワンクリックで情報を自分のフォロワーに向けて発信できてしまう。
※コロナウイルス関連のnoteにも一次情報に当たるようにと注意書きが書かれている。
Twitterは確かに有益な情報を数多く得ることができる。しかし、誤った情報も数多く散見されるのにも関わらず、Twitterは有益な情報を得ることができるツールだと思い込んでいた。そのため、2次、3次情報を簡単に信じ込んでしまう習慣がすっかりついてしまっていた。
コロナウイルスは、前例がないため正解が分からない。多くの人々が不安にさらされているため、判断能力が低下してしまっている場合もあるだろう。そのため誤った情報が拡散されやすい状況にある。お金が絡むことや命に関わるような情報を受ける、発信するときはその情報が確かなものであるかよく吟味する必要があると改めて感じた。