見出し画像

メタファー:リファンタジオ初見感想その6 領主謁見~自由行動なんやかんや


*全編無料で読めます*

筆者のアトラス歴についてはこちらをどうぞ。


さてようやく辿り着いた古城の街マルティラ。地域独特のもてなしを受けてひさびさにベッドで休んだ所からです。
いや……それにしてもマルティラ、街全体から不穏なオーラが出てるように感じるのはマジで何なんだろうな……人さらいが出るから不穏は不穏なんだけど……。

おはようございまーす

なるほど……つまり寄り道しながら城に行けるってことだな!
大丈夫です下から上に登りながら向かってるだけです、城には着きます(すっとぼけ)

フォーデンのポスター
腹立つけど、こういう時の根回しの速さに政治力って出るよね……。
黒マグラを出して動かない人、ここにもいるんだな……
貧富の差が激しい王都特有かと思ったら……。
見たことない家畜だ!!!いや実際どういうコレどこがなんの特徴???
これは……バンジージャンプじゃな?

絶対勇気の数値によって飛べるかどうかみたいな話になるやつだ……。

街は人さらいの話題でもちきりだよ~しんどいよ~
街のにぎわい度によって、ロード画面の背景がしっかり変わってるのいいっすね
老若男女構わず攫われるため、ターゲットの傾向がまるでつかめないとのこと。
基準がわからないからどこを警備すればいいのかもわからないもんね……。
バードンさん信頼されてるんだな

ハイザメは幻術を使う……つまりニンジャか?

道を聞いたら暗い道にはいかないほうがいいよと教えてくれる人もいる
あの……肉屋さん……お肉が売り切れてるのは構わないんですけど、
なんでわざわざ意味深な物言いをするんですか……???
顔の石、ほんとにいろんな街に出現してるんだねえ
王都で公示人バリトンが立ってたような台がここにもある
何ができるようだが今はおあずけ
これでバードンさんが腹に一物抱えてたらもう何も信じられないわよ
はーい

面会/領主ジョアンナ

そんな訳でお城に案内されて領主様と面会なのだ!

ごあいさつ
ここでストロールだけが左手を胸に当てているの
どっちの腕とかではなく利き手を当てて挨拶するってことなのかな……?
領主ジョアンナ、柔和な雰囲気の美しい方である。化粧からするにローグ族かな?

いや……それはそれとしてなんか……くすんだ色をした街の中でずいぶん色鮮やかな姿をしているというか……惺教の司祭って、これまで見た中ではフォーデンやギドがいるわけですけど、基本白や彩度を抑えた色だからここまで鮮やかなの不思議だな……惺教といってもいろいろなのかもしれないけど……。

賞金も自分の調度品を売って調達するレベルで、民のために心を砕いていると……。

老若男女さらわれているのだから、当然働き手も減るわけで、その上税を取るのはいかんでしょ、という話なのかな。それでも私財をなげうつというのは、なかなか出来ることではありませんね。
まあ……何かしらの理由で働き手が減っても税を課すところもあるんでしょうけど……。

めちゃくちゃありがたがってくれるジョアンナさん
めちゃくちゃ恐縮するストロール

「どうかこの悲劇を終わりにしてください」と懇願するジョアンナに、「期待には応えます」と返すリンゼイ。

「みだりな行い」かあ……(辞書を眺めながら)
まあ今までを考えたら無理もなし
えっそれは……どうなんだ……?報酬としてはどうなるんだそれは……??

いやしかし、ここで大事なのはジョアンナが惺教の司祭でもあるということで、立場や信仰としてはフォーデン派なわけで……。

気が合いますねジョアンナさん!ヒューッ!!

ジョアンナさんの政治的、信仰的立場に背いてでも民を助けんとする姿にヒュルケンベルグが心打たれつつ、話はまとまりました。

おっとガリカは信用ならない感じ?
それはそうなんだよね、念書を書いてもらったわけでもないし
ジョアンナの「弱きを助く」姿勢を見たからか目つきが厳しいヒュルケンベルグ

そう、どうにもなんかうさんくさいし、そもそも城のを……見て欲しいんですよ……これ「人が使う所だけ」明るくて、部屋の隅とか正直汚いんですよね。仮にもお城に住んでる領主であり聖職者がコレで、「事件のせいで人手が減って、お掃除も行き届いてなくて恥ずかしい」といった台詞もない。

ってことはこの状態が当たり前ってことだ……。

それなのにジョアンナだけがやけに明るい色をしていて、そう、コントラストっていうか……明度!明度が統一されてない!
人物を目立たせようとして背景をひたすら暗くした結果「浮いてる」レベルになってるような……拭いきれない胡散の香り……。

まあ、これ以上穿っても仕方なし。請けた以上はお仕事ですから、どうやるかを考えましょう。

聞き込み/街の人々

街に入って人を攫っているということなのだから、何かしらのルートは確保しているのではないか?
ということで、街の人にいろいろ聞いてみることになりました。

みんな協力してはくれるが知らない様子
ストロールも収穫なし
酒場かぁ……酔った勢いってあるからなぁ~~~まあ探してみましょ
商人かと思った風聞屋だった、150リーブを要求されましたが安いもんよ
やっぱりバンジーな……ジャンプ!
まあ……そんな気はした!しゃーない切り替えてこ!

そんなこんなでいったん酒場の前で合流した三人。王子捜索の聞き込みを長く続けたヒュルケンベルグに敬服していると、一人の男性が前を通りかかります。

ア!王都の日陰通りで見かけた人だ!
確かお母さんに「王都を出なきゃいけないんだ」みたいな話をしていたよな……。
そ、即答するじゃん……ばっさりいくじゃん……。

まあでも確かに数日前まで王都にいたなら、大砂蟲の巣について情報は持ってないよね……。こちらから詳細を話す前に「(お前達が何を聞きたいかは知っているが)その情報については知らないし協力もできない」、という時点で情報収集力はあるんだよな……。

しかし街にそぐわない整った服装で、にべもないその態度に胡散臭いやつだ、と腕を組むストロールの気持ちもわかるっちゃわかる。ニディア族に対する印象の悪い方が出ているというか……そもそもこれは印象の問題なのか、はまた別のお話ですね。

いよいよもって手がかりがないわけで、どうしたもんか~という所に声をかけたのは、意外にも警備隊員のモリスでした。

声色が変わって険が取れたような気がするモリス
あるんですか!?方法が!?

モリス曰く、
「光砂はマグラの結晶を含んだ砂が風で吹き上げられる現象
「その間は身動きしにくいのか、ほとんどの生き物が寝静まる」
「大砂蟲も例外ではない」とのこと。

情報があっても行使できる力がなければ臍を噛むばかりなのだ、これはこれでしんどい話なのだ

だから少数精鋭で解決できる面子を揃える必要があった、って事か……。

状況はなんとかしたいし隊長の面目も潰したくない、しかしこれをバードン隊長に教えると、道案内に自分が借りだされる可能性がある、ってことで口外禁止を言い渡されてしまいました。それは……そう!
モリス、人間臭さがある。

よかったよかった前進だ
光砂の日まで少し余裕があるし、ニューラスに報告に行きましょうそうしましょ

鎧戦車にて/機関室の瞬き

その発言が何よりのフラグな気がせんでもないが、なんであれ備えは大事だからね

よっしゃこれで準備も整ったし、あとは光砂の日を待つだけだな!
そんなこんなで機関室を去ろうとしたリンゼイ、何かに気付きます。

(スクショ下手芸人で恐縮しています、一瞬強い光が走って視界が真っ白です)

何の光ィ!?

ええ~~~~~コワ~~~~~何~~~~~~~~????

光に目がくらんでその場でしゃがみ込んでしまったリンゼイ。とりあえず異常はありませんが、何かあっても困るというニューラスの頼みで、今日は鎧戦車で休むことになりました。

いや……マジで何の光なんだこれ……そもそも王子殿下専用の鎧戦車に王宮側の命令で乗せた構造が魔道器と似てる???リンゼイに反応したのもなんで????

これがリンゼイだから反応したのか、リンゼイが貴種流離譚、いわゆる「平凡な人間だと思っていたら高貴な血を引いていた」タイプの秘密を持っているのか、或いはリンゼイがエルダ族だからこそなのか謎が謎を呼ぶとか言ってる間もなく強制アカデメイア召喚が入るのでした。

ちょっと!一息つかせて!深呼吸させて!!
ちょっとモアさんその要素初耳なんですけど??

コ、コイツ……三種の神器が今揃ったのだみたいな顔で平然とこっちが知らない話をしやがって~~~~~!!!!

おいこらモアこの野郎今知ってる事だけでも全部吐きやがれという気持ち
VS
リンゼイの考え込み顔かわいいなオイの気持ち ファイッ

モアが言うには、
鎧戦車に一つだけ遙か古の時代に作られたものがある
今の時代では到底作ることのできない「神器」と呼ばれる遺物で、失われた古代の魔法が秘められている

とのこと。いや、「とのこと」じゃないですねコレは……そんなもんが稼働できるレベルの保存状態で残ってたってこと……???そんなレベルの代物がリンゼイ一行の鎧戦車に王家指定で乗せられていた……。

転移魔法……転移!?

転移ってことはファ、ファストトラベル解禁!?
街の中じゃなくて外部フィールドの!?!?!?

確かに「町の移動で日をまたぐなら、支援者と会うにも効率を考えなきゃだな~」などとぼんやり考えてたんですけど、急に「んなもん必要ねえ!」ってちぎって投げてくるじゃん……。

促されるままに「マルティラではないどこか」の光景を思い浮かべるリンゼイ
そして翌朝、ニューラスの絶叫が響いた場所は
やあ王様、今日もお空でガンくれてるね

どうみても王都です、本当にありがとうございました

お陰様でパーティ面子は大混乱だよ

これがモアの言っていた転移魔法なんだろう、という事で説明するリンゼイ、ガリカの反応がコレである。

ガリカがアカデメイアに招かれてなかったら
「まさかプレッシャーでおかしく……?」みたいな扱いになってたかもしれない
ほんとにね

とここでニューラスが思い至り、昨日鎧戦車の「必ず乗せろと言われた謎の部品」の前で起こったことを共有します。

いや……それを考えようとしていたらモアさんが転移魔法をねじ込んできてェ……

しかし、今一行がいるべきなのはマルティラな訳で、ここからまた陸路で戻るとなれば4日かかる……同じやり方で戻れるか試そうぜという事になりました。

ニューラスのほうでも探りは入れていたわけだ、それはそう。王族の安全面としても技師としても、得体の知れないものを懐に入れるわけにはいきませんしね。

魔道器の一種だと考えつつも、魔力を流しても反応がなかったのか……。そして「これが一体何なのか」「指示したのが誰なのか」すらつかめなかったと。
順当に考えれば、まあ……先代王でしょうけどもね……。

はい、バッチリ行けますね
想像以上の激しい反応にリンゼイを心配するガリカ、お前を愛す
ただいま~

本来なら鎧戦車で4日かかる王都→マルティラの道のりを一瞬で移動する、あまりに常識を越えた魔法に「王の魔法の天変地異をもう1回見せられた気分だ」とストロール。
しかしニューラスに言わせれば、「そいつは逆なのかもな」とのこと。

ここまで来ると、こう……そもそもこれは「魔法」なのか?という疑問も沸きますね、
「現実」サイドの人間としては……。

ここら辺の「惺教の教えウソじゃねえか」を平然と口にするの、元々ニューラスが惺教で異端とされていたことがあるんだろうな……。というか、そういえばグローデルは魔道器なしで魔法使ってたの特に動じてなかった気がするな……。助けられたことに意識向いてる可能性もあるけど。ジュナは「魔道器なしで魔法使ってたのを見た」とルイに言ってましたね……少なくともそのぐらいには「常識」ってことなんだろうな。

そうだね……なんでだろうね……(王都の空を見上げながら)

そんな中、ヒュルケンベルグの一言によって場の空気が一変します。

いやいや流石に……といいたいところだけど、可能性が……ある!?

そんな訳で色めき立つ一行でしたが、リンゼイの脳が酷使される検証の結果

・行った経験のある場所のみ可能
・細かくイメージする必要があるので、通り過ぎただけの場所は無理
・集中する必要があって時間もかかるから、戦闘から逃げるといった緊急性の高い場面も無理

という結論になりました。

今でこそ行ける場所は少ないけど、旅をすればするほど便利になるという事なのだ!
運転するの好きだもんね~ニューラス

これを使えば、寂しい思いをしているだろうマリアの元へ文字通り飛んでいける訳だし、出所不明なのは気になるけどありがたく使わせてもらおう、という事になったのでした。

それはそれとして……このでっかい魔道器……モデルは粒子加速器だろうなということを考えています。

見た目が完全に完全なので……。あと「マグラは粒子である」とゾルバ君が言っていたので……。

自由行動/街の人々

そんなわけで、王都とマルティラを一瞬で行き来できるようになって、支援者との関わりもガンガンやっていけるようになったのですが、支援者との絆周りはいったん別に記事を作ってそこでやっていきたいと思います。何せ……多いから!

3日後ね、おっけー

街の人達のお話聞いて、王の地力を上げるぞ~!
(平然と地力って言ったけどこれ音ゲーマーの語彙だな……)

街の人々/エルダ族のパンと盗賊王の昔話

まずはこのおばあちゃんだ!
エルダ族とパンにまつわるお話をしてくれる、た……助かる……!!

いや、正直マジで助かる。 今のところエルダ族って「惺教での定義」と「それを教えられた人々の反応」ぐらいしか情報が……ないから!!!

以下はスクショで貼ると長いので要約します

8つのパンに集まった8人、それぞれが違う種族

「みんなで1つずつ分け合って食べられるね」とユージフ族の少年が言ったのを皮切りに、ルサント、ローグ、クレマール、イシュキア族が所有を主張した結果、

ユージフ族の主張は聞いてもらえず
ムツタリ族は諦め
ニディア族はみんなで分けるための包丁を取りに行く(から待ってて)といってその場を離れ、
パリパス族は憤慨してその場を去り、

結局ニディア族の帰りを待たず、残った4人で8つのパンを分けて帰った

「他人の権利を奪って喰うパンは美味いか?」って……こと!?

これらのパンを贈ったのはかの「盗賊王」
らしいのですが、そもそも……その盗賊王のこと……知らねえ!
これはアーキタイプの元になった過去の英雄ってことでいいのかな……。義賊的ではありますしね。

というか……正体を明かさず不正と不公平を暴いて消えていく、影の王……。
あの……これジョ……

いやペルソナ5についてはほとんど知らないから多分違うんだろうけど……。

おとぎ話は枝分かれして諸説あるものですが、最初に8つのパンを渡したのがエルダ族だとすると、多種族を試す力があったってことになるんだよな……(真顔)。

これが「幻想」として扱われる「現実」という、世知辛い話でもあるのだ

面白いのが、この話をしているのがおとぎ話においてパンを得た側の種族である、ローグ族のおばあさんなんですよね。
自分の種族がある種後ろめたさを抱える話とか、嫌がりそうなものなのに。

ローグ族はけっこうな長命で、かつ中年~老年の期間が一番長いという不均衡な老い方をする種族、と見聞録に書かれているのですが、それなりにいろいろなものを見たんだろうなぁ……。

私たちの世界にあまたある物語、その中の不公平が幻想になる日は来るのだろうか……と遠い目をしたくなりますが、歩かないと進まないからね……。

ムツタリ族のお話・王都/マルティナ

諸事情あって想像力と包容力を鍛えねばならぬので、ムツタリ族のお話を聞いていくぜ!

まずは王都のムツタリ族から

ムツタリ族の特徴について教えてくれたので要約すると、

・仮面を付けている
・目が三つある

びっくりガリカ

・3つめの目は、何かを「見る」ことができるわけではない、ほぼ飾り
・信仰のあり方が他の種族と大きく異なり、独自の信仰がある

特に信仰については、多種族に歪められることを忌避して、ムツタリ族だけに共有しているとのこと。

結論を急ぐというか……「わかりやすさ」というか……。

これ……他でもない、フィクションの中で
「天使も土着神も妖怪も妖怪も関係ない、なんなら神聖四文字も悪魔扱い(でも祟り神は敬う)」
をやってきたアトラスが……言うと……含蓄がありすぎる!!!

メガテンに出てきた悪魔調べてるとほんとこう……「どこかの国の宗教の神がどこかの宗教の価値観によって悪魔とみなされ変質した存在」
みたいな話ゴロゴロ出てくるからね……。ちなみにこれはマジでどの宗教や国でも起きることです。

というかそもそも「宗教伝来」はどうしても伝達先の土地によって受け取り方が変わるので、現地との言葉や価値観とのすりあわせがある程度は発生するんですよね。そうなってくると教えにバラつきが出るわけで……。
キリスト教も日本に広めようとしたときは「神はこの世にただ一つ」という概念を伝えるのにすごく苦労したとかなんとか……。

なので「ことは複雑」、本当にそう。

それはそれとして、第3の目を隠すだけなら仮面じゃなくてもバンダナとか額当てとかなんとかならんかったのかな……という思いはある……。これも教えの問題なのかな……。

今度はマルティラにいる人からも話を聞くぜ

この人は、ムツタリ族から見た惺教のお話をしてくれるようです。

うーむ……これに関しては「郷に入りては従え」という話でもあるし、そもそもムツタリ族の教えが開示されていないので、ムツタリ族を尊重したくてもできない、みたいな話でもある気がするなぁ……。

10年ぐらい前はコンビニや銀行で「フルフェイスヘルメット着用での入店はお断り」というチラシが貼ってあったりしたように、仮面で顔を隠されてしまうと犯罪が起きたときに識別が難しいもんね……。

ぐ……具体的には……?どういう感じの「それとなく」……???
(苦々しい顔)

ほれ見ろォ…………ほれ見ろやっぱり原罪やんけ!!!!

キリスト教の原罪については、解釈によって「今も原罪はあるよ」「キリストが磔刑の時に原罪を持って行ってくれたよ」などあるのですが、
惺教ではたぶん、そもそも神の子がいないんだろうな……。ゆえにタチの悪いことになってる……。

(呻き)

あの祈りのポーズ、やっぱり「全てを委ねる」ポーズかよ!!!!

惺教と言えば祈りなんですけど、あの「両手を重ね合わせて前に差し出す」ポーズ、完全に自分から全てを差し出して縄にかかりに行ってる罪人じゃない……???


……まあ、これはあくまで「ムツタリ族から見た惺教」だし、祈ることを思考放棄だと断じる事については、個人的には異論あるかな……どっちもどっちというか……。
そもそも惺教の「神」って名前や姿あるのかな……偶像崇拝NGのタイプ……?

ちょっと穿ってはいるけどそれを断じることもできない、まだ知らないから……。

これも、「またまたそんな」といいたい所だけど……「不安の全てを委ねる」ということは、裏返すと「(不安を無くすために)どうすればいいか教えてくれ」という事なので、それで「異教を断じよ」と言われたらその通りに行動する人も……いるんだよな……自分がそうならないなんて保証、どこにもないもんな……。

王都/少年と妖精のお話

こちらも要約で進めていきまーす。

これは2回目のお話の時

おじいさんの故郷であった話
少年(おじいさんの高祖父)が村の近くを冒険をしたものの、洞窟の中で迷ってしまった
泣きじゃくる少年の前に妖精が現れ、泣く少年に辟易しながらも入り口まで送ってくれた

時がたち、一人の少年(おじいさんの祖父)もまた好奇心のままに洞窟に入り込み、道に迷ってしまう
そこに現れたのは、少年の祖父が聞かせてくれた話とうり二つの美しい妖精だった

あきれ顔で「また来たの? もう助けてやんないよ」という妖精に少年は戸惑うが、自分を祖父と勘違いしているのではないか、と気付く

妖精は少年の祖父にしたのと同じように、少年を出口まで案内してくれた
その時、少年は祖父が悔いていたことを思い出す

三代ごとに妖精と出会う定めの家系なのかもしれないね

おじいさんはローグ族なんですけど、えっとつまり長命のローグ族で三代ごとか……(遠い目)その妖精の時間感覚も大概やな……。

確かこのタイミングで見聞録に追加されるんですけど、妖精族はこれといった寿命と呼べるものはないようです。しかし「為したい事」があるかどうかによってかなり寿命が左右されるようで、100年でも生きるかと思えば20年そこそこで死んでしまう妖精もいるとのこと。
心のあり方がそのまま命に直結している種族なんですね。

おうともよ

……と、そんなこんなで出発までの日々を過ごしつつ、次回行くぞ!大砂蟲の巣!!

©ATLUS. ©SEGA.

サポートいただけるととってもとっても励みになります!

ここから先は

0字

¥ 100

期間限定!Amazon Payで支払うと抽選で
Amazonギフトカード5,000円分が当たる

サポートがあると嬉しいです。いただいたサポートで本や欲しいものを購入し、感想を書くのが夢です。