混合栄養3ヶ月を経たきもち
赤ちゃんが生まれた時に気軽に聞かれるけどめちゃ難問な質問ナンバーワン。
「どうやって赤ちゃんに栄養あげますか?」
母乳か、ミルクか、混合か。
私は混合を選びました。
なんも考えず、
「ソフトクリームのミックスみたいなもんでしょ?バニラもチョコも食べられてお得じゃん✨」
のノリで選びました。
しかし!
あらやだ…SNSやネット記事を見ると、
「混合は難しい」「どっちもの悪いところを体験することになる」「面倒臭い」等々。
と、若干の雲行きの怪しさを感じつつも初志貫徹で3ヶ月混合栄養でやってきました。
ので、これまでの感想とこれからの気持ちをまとめたいと思います。
混合栄養の方法
一口に混合といってもやり方は様々で、
1回の食事で母乳+ミルクとする方法や、
母乳だけ•ミルクだけで交代にする方法、
ある時間帯はどっちかだけにする方法
等いろいろ。
私は、
0〜1ヶ月までは、
深夜の夫担当の1回はミルクのみ、
あとは母乳で足りなかった分ミルクをあげてました。
1ヶ月過ぎた頃からは夫の育休が終わったので、
深夜や早朝に赤ちゃんが目覚めた時は母乳のみ、それ以外は母乳にミルクを足す方法をとっていました。
あとは外出先でぐずった時は、施設の整い具合や授乳間隔を見て母乳とミルクを使い分けていました。(基本母乳が多いかも)
良かったこと
① 夫と協力できた
授乳って空いても3時間毎で、しかも飲んだ後のゲップや寝かしつけとかを含めると秒で次の授乳になっちゃうのがあるあるですよね。
あと、授乳スケジュールを起点に1日が回るのが地味につらい。
そのスケジュール感を育休中の夫も共に体験できたのが良かった。
最初のうちこそ、次はいつ?なんて聞いてきたけど今では「次はこの時間だからそれまでにこうしよう」と提案してくれる。
あとは夜間授乳をやってくれたので、眠る時間が確保できたのも大きい。
②眠い時は母乳が楽だった
夜中泣いて起こされて…
最初のうちは腹持ち良いかな?とミルクを飲ませていたんですが、うちの台所の電気が明るい白色で。
ミルクを作っているうちに自分の目が覚めちゃうのが嫌だった。
なので母乳だけに変えたら、
おっぱいだけ出せば後は飲ませるだけなので微かなあかりの中でできる。
すぐにまた眠りにつける。よい。
③母乳飲んでくれて嬉しかった
最近はそういう気持ちも落ち着いてきたけど、生まれたばかりの頃は、今までお腹の中で自分と一体だった子がへその緒を切られて別々の存在になったことが悲しかった。
その悲しさを和らげてくれたのが母乳だった。
まだ私から栄養取ってくれるんだって。
母乳とミルクで便の色が変わるってのも生まれてから知ったんですが、
「あっ!この色はさっき母乳たくさん飲んだからだ〜!」
と、子供の内臓を通って消化されたことに感動する、若干狂気な気持ちになります。笑
大変だったこと
①乳頭混乱が怖い
特に良かったこと③のような気持ちが強い時は、乳頭混乱を起こして母乳を飲んでくれなくなることが怖かったです。
実際に今でも何故か母乳を飲むと泣いて、ミルクしか飲まないみたいな時もあります。
でも次の日には飲んだりするので気分なのかな?とも思ったり……。
突然母乳から離れてしまうのかな?みたいな恐怖は常にうっすら抱えていました。
おしゃぶりも怖くて与えず…。
②どんだけ飲んでるか分からない
母乳の計測が難しいし毎回ミルクも飲ませてると、お腹もそんなに空かないので3時間は間隔空くしで、足りてるかの自信が持てない。
体重を見ると順調だし良いんかなぁと思いながらも、トータル飲んでる量が分からないのは地味にストレスがあります。
③節約にはそんなにならない
母乳は経済的!
だから混合なら完ミの半分に出費抑えられる!
なんてことはなかった。
飲みムラもだんだん激しくなってくるし、
母乳の出具合にもムラがあるので、
基本ミルクは多めに作って飲める範囲で飲んでもらう感じにしています。
だから100ml作っても50,70mlとかで終わっちゃったり、
かと思ったら全然足りなくてプラス40ml追加で作ったりしてます。
結構な量のミルクを捨ててる気がする…。
もったいなーい!と思っちゃうこともあります。
これからのこと
大変だったことも挙げたけど、
結果私は混合でよかったなと思ってます。
それはやっぱり一言にすると、
夫と協力しつつ母乳体験もできた
ということになるかなと。
ホンモノの完母は本当に大変だというのは色々な媒体の声を見て感じているので、
あえて「体験」という言葉にさせてもらったけど、
少しでも母乳を飲んでくれたことは私のなかですごく心の支えになりました。
で、これからですが!
これからも続けられる限り混合で行きたいと思いますが、母乳に対する執着は消えたと思ってます。
保育園も4月入園を予定しているし、私の仕事もそれに伴って復帰するし、もし不都合が生じたらミルクだけでも良いかなと。
そう思えたのは、
この3ヶ月で子供が色々なことを卒業してきたから。
いつの間にか毎晩の夜間授乳がなくなった
いつの間にか身体の動きがゆっくりでなくなった
いつの間にか補助なしで乳首を咥えられるようになった
それは言い換えると成長。
3ヶ月を過ぎて次は4ヶ月。
その次は5ヶ月、少しずつ離乳食が始まります。
もし母乳を卒業する日がきても、それは成長。
新たなステージに子供が進んだだけ。
寂しいけどね。
だから、ご飯が食べられない最初の時期にちょっとでも母乳を頑張れた記憶を大事に取っておいて、後は子供の自然な成長に従おうと思ってます。
子供よ、好きに飲んで食べて大きくなれ〜!