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感情の波に飲まれない秘訣|ネガティブな思いを力に変える方法
こんにちは。魂の女性成長支援 浅野塾の浅野ヨシオです。
先日、読者の方からこんなメッセージをいただきました。
「浅野さん、ネガティブな気持ちになるのは嫌です。でも、頭の中からその思いが消えてくれないんです。結局、前向きになろうとするたびに自分が嫌になるんです。」
私はその言葉に、心が揺さぶられる思いがしました。誰にでもそんな時があります。どんなに頑張っても、不安や失敗への恐れが消えない。けれど、その声は決して「悪いもの」ではないのです。
■ネガティブな思いはなぜ現れるのか
誰だって心の中に“壁”を感じる瞬間があります。それは目の前の状況が困難に見えたり、自分が小さく思えたりする瞬間です。でも、壁はただ私たちを閉じ込めるために存在するのではありません。その背後には、大切な何かを守ろうとする私たちの心の働きが隠れています。
たとえば、不安を感じるのは、自分が「こうなりたくない」と思う理想の姿を持っているからです。その思いは、自分が何かを本当に大切にしている証拠です。
■どうしてネガティブな気持ちはつらいのか
「それなら、どうしてこんなに苦しいんですか?」
こう尋ねられることも少なくありません。
理由はシンプルです。私たちは、ネガティブな気持ちを「抱えてはいけないもの」として避けようとするからです。でも、避けようとするたびに、それはより強く私たちに絡みついてきます。それはまるで水の中でもがくほどに沈んでしまうのと同じようなものです。
ここで大切なのは、ネガティブな感情を無理に消そうとしないこと。むしろ、それを一つのメッセージとして受け取ることが、次の一歩につながる鍵になります。
■その感情を抱えたまま前に進む
多くの人が誤解しているのは、「ポジティブな人はいつも前向き」という考えです。実際には、前向きに見える人たちも、ネガティブな感情を感じることがあります。ただ、彼らはその感情を「自分の味方」として扱う方法を知っているのです。
例えば、雨の日が続くと憂鬱になるかもしれません。でも、雨だからこそ植物が育ち、やがて美しい花が咲くのです。同じように、ネガティブな感情があるからこそ、その先に訪れる変化や成長の可能性を感じられる瞬間が訪れるのです。
■最後に
もし今、ネガティブな感情に押しつぶされそうな気持ちでいるのなら、その感情を消そうとするのではなく、「ここにいてもいいよ」と許してあげてください。それだけで、心が少し軽くなる瞬間があるはずです。
私たちは皆、同じように悩みながら進む存在です。一人で抱えず、一緒に少しずつ前を向いていけたら嬉しいです。
もっと詳しく知りたい方はこちらの記事もどうぞ。
ネガティブ思考をやめたいときに使える!自然に治す完全ガイド【成功する秘訣7選】
またメールしますね。
浅野
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