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【目標に迷う人へ】もしも金メダルを目指さないオリンピック選手がいたら?

魂の女性成長支援・浅野塾代表の浅野ヨシオです。

いよいよ7月になりましたね。パリオリンピックが開幕します。

最近、バレーボールが男女共に強くなっているので注目しています。

ちなみにカミさんは男子バレーの選手たちがイケメンが多いので、違った意味でも応援しているようです(どういう意味?)。

オリンピックと言えば金メダルですよね。

ニュースを見ていても「目標は金メダルです!」と目を輝かせてインタビューに答えている選手たちをよく見ます。

目標があるってちょっといいなと思いませんか?

時折、受講生からこんなお悩みを聞くことがあります。

上司から「目標を出すように言われているんですけど、まったく思い浮かびません。周りの人は適当に書いているように思うんだけど……」と歯切れの悪い表情。

理由はさまざまあると思いますが、決して落ち込む必要はないし、異常でもなんでもないので安心してくださいね。

まずひとつは、会社に与えられた仕事だから思い浮かばないというパターン。

自分のやりたい仕事や興味のある仕事でなければ思い浮かばない場合があります。

また、目標を達成できるかどうかの不安やプレッシャーが影響しているかもしれません。

設定した目標をクリアできなかったらどうしよう~と頭の中をグルグル。

この緊張状態では、思い浮かばないでしょう。

そして最後が、もともと目標を立てたところでやる気が出るタイプではないパターンです。

目標を立てる習慣がそもそもないので、いきなり目標設定するように言われても戸惑ってしまうわけです。

目標を立ててやる気が出るタイプは、目的と目標が一致するタイプの人です。

たとえば「1位になれば最高に幸せで最も私の求めている姿♪よし!がんばるわ!」

になります。

ところが目的と目標が一致しないタイプの人は「1位になっても特に嬉しくないなぁ。それより日々の仕事をもっと楽しみたいのよ」というようになってしまいます。

このようなタイプの人にとっては、目標を設定すること自体が意味を感じられず、やる気も出ません。

上司から目標を出すように言われても、ピンとこないのも必然ですよ。

私も似たような経験をしたことがあります。

「業界1位を目指すんだ!」と社長に言われてもまったくその気になれませんでした。

「なぜ1位にならなきゃいけないんだろう?」と心の中で思ってましたね。

口に出すことはなかったけど、ぐにゅぐにゅとお腹の中にいや~なモヤモヤが残っていたのをよく覚えています。

その場では、やる気のあるようなふりをしなければならないので、自分にウソをついているような気がしたからです。

その気になれない自分が悪いのかとも思っていたように思います。

このモヤモヤした状態で働くと、仕事をがんばってやりたいのに、同時にブレーキがかかるような感覚に陥ります。

おそらく潜在意識レベルで身体が拒否しているのでしょう。

どんなに働いても満足感が得られず、成果が出て周りに褒められても違和感が出たりもします。

「仕事なんだから仕方ない」と割り切れたら楽だったのかもしれませんけどね。

経験したことのある人はわかると思うけど、目標が目的や価値観と一致しないのはけっこう苦しいものです。

上司や会社はなかなかこの現実に気づいてくれません。

気づいていたとしても、本人の心の中での問題なのでどうしようもないのかもしれませんね。

自分をごまかしきれない場合は、目標の意義をもう一度考えてみるか、それでも思い浮かばないのであれば、目標自体を見直すしか方法がありません。

たとえば、「1位になっても特に嬉しくないなぁ。それより日々の仕事をもっと楽しみたいのよ」という人だとすると、日々の仕事を楽しむ目的が果たせる目標を設定しなければなりませんよね。

そこで異動や転職、独立というものが心からの目標になったりもします。

さてさて。

目標を立てれば気持ちがアゲアゲになるタイプか、それとも目標を立ててもやる気になれないタイプでしょうか?

どちらが良い悪いはないのでご安心くださいね。

目標を立てれば気持ちがアゲアゲになるタイプの人は、ぜひ目標を掲げて突っ走ってくださいね!

一方、目標を立ててもやる気になれないタイプの人は、どんなに小さな一歩でも、自分の心に従って進むことが大切なのだと思うのです。

目標が目的を果たすための通過点になれば、自然とやる気も湧いてくるものです。

この記事をここまで読むような人であれば、本件に対して強い欲望や悩みを抱えている方なのでやり抜けると思うのですよ。

自分の人生は、自分自身で作るもの。焦ることはありません。自分の本当の望む姿を思い浮かべて、その達成に向けて一歩ずつ進んでみてください。

あなたの未来は、あなたの手の中に必ずあります。

困ったら一声かけてくださいね。


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