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日除け賛歌。夏の窓辺で。
掃き出し窓の前に、大きな日除けを設置した。
冷房のきいた室内から外へ出るとき、日除けの作る陰の中でサンダルを履くことになる。
このタイミングで、分かりやすく日除けの恩恵を感じる。
サンダルが熱くないのだ。
熱くはないものの温かいサンダルを履き、日除けで作られた陰の外へ出る。
直射日光が刺さる。
暑いよ。…てゆーか、熱いよ。
大急ぎで洗濯物を干し、サンダルを脱ぐために日除けの中に戻る。
このタイミングで再び、日除けの恩恵を感じる。
暑いけど、刺さってはこないのだ。
日除けがあろうとなかろうと気温は高い。
しかし直射日光が遮られるので、熱が刺さってこない。
日除けの絶大なる効果を感じる。
素晴らしい!
他にも日除けの恩恵を感じることがある。
夏場は冷房効率を上げるために、昼間でもカーテンを閉めている。
そのため外の様子が分かりにくい。
なんだかエアコンの効きが悪いなぁと思ってカーテンを開けてみると、強風で日除けが倒れていたりする。
日除けのおかげで日中の室内の温度上昇が抑えられているようなのだ。
これこそが、真に求めていた日除けの効果。
日除けはきちんと仕事をこなしていた。
素晴らしい!!
ところで、本当はカーテンを閉めて暮らすのが大嫌いだ。
住宅事情が許す限り、カーテン全開で暮らしたい。
夏の暑さの前にはそんな甘えが許されないけれど。
でもやっぱりカーテンを開けたい。
そこで私は、夏の夕方以降、夜までの短い時間にカーテンを開ける。
室内はすでに電気を点けているので、あまり長いこと開けていられないが、それでもなんとか少しだけでも…とカーテンを開ける。
日除けを設置するようになって、このカーテンを開けている時間が長くなった。
日除けは他人の視線除けにもなるのだ。
ずっとカーテンの中で暮らしていると気が滅入ってくる私にはたいへんありがたい。
素晴らしい!!!
思い切って大きな日除けを設置して、本当に良かった。
できれば他の窓にも設置したい。
でも夏以外の季節にどう保管するかを考えると、踏み切れない。
保管スペースが確保できる方には、めちゃくちゃオススメしたいのだけど。
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