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マイクラ初心者、宿願を叶える!?
今頃だが、マイクラをはじめた私。
とにかくステンドグラスを作ってみたい、という目的がある。
最初はマイクラというゲームに慣れるために、ご縁のあったワールドでいろいろ遊んでみた。
そのなかでステンドグラスづくりに必要な作業も学んでいった。
たとえば、ガラスを作って、それを活用した何かを作ること。
たとえば、土や石を使って思うような形状を作り上げること。
たとえば、色の素材を集めるために、鉱石を掘りに出かけること。
たとえば、うっかり死んでしまっても大事なアイテムをなくさないように、つねに慎重な行動をとること。
そして以前のマイクラ記事のとおり、いろいろ堪能したのだった。
さて今回は、あらためてステンドグラス向きのワールドを探し、いよいよステンドグラスを作った。
ステンドグラス向き、の条件とはなにか。
染料にするための、いろいろな種類の花が咲いていること。
ガラスを作るための砂があること。
木がたくさん生えていること。
木は、木炭をたくさん作る必要があるからだ。
木炭はガラスや、たいまつを作るときなどに必須だ。
それにあちこち探検して歩くときに目印代わりに使うこともある。
拠点と拠点を、大量のたいまつで点々と結んで、迷子にならないようにすることもあるのだ。
とにかく、たいまつはいくらあっても困らない。
というわけで今回の記事は、ステンドグラスを作った件。
デザイン
ある朝、なぜか早くに目が覚めた私。
そうだ!こんなときはマイクラだ。
…と思ったが、ステンドグラス製作の「準備」ばかりしていて、いっこうに製作に入らない自分に気づいてびっくりした。
そろそろ作成段階に入ってもよい頃合いだ。
よし。デザインを考えよう。
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今回、ステンドグラスの枠組みは「砂岩」で作ることにした。
そのためクリーム色で表現している。
普通、黒だよなぁ。
トウヒの木とか使えばよかったかも…。
ステンドグラスは大きく分けて3パターンあると思っている。
同系色で作るもの。
カラフルに多色を使うもの。
そして透明なガラスを多用したもの。
しかし今回は贅沢を言えない。
なぜなら、このマイクラワールドで手に入れられた染料素材が限られているからだ。
たとえば私は緑を使いたかったのだが、緑の染料の材料はサボテンだ。
今回のワールドでサボテンを見かけたことがない。
前回マイクラに慣れるために使ったワールドにはサボテンなんて売るほどあったのになぁ。
でもあのワールドでステンドグラス作りをする気にはどうしてもなれなかった。
だって、花がほとんど咲いてないんだもの。
花がないということは「染料がない」と同義だ。
地下の鉱石も染料にはなるが、色がものすごく限られる。
暖色系の染料は基本的に花から採るっぽいのだ。
拠点
花がたくさん咲いていて染料が採れそう、という理由で選んだワールド。
広大な森のそばの海岸近くに拠点を用意した。
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森で木を伐採して帰るときの目印に、たいまつをごっそりつけたモニュメント(?)を設置。
木炭作り用のかまどを2つ。
ガラス製作用のかまどを3つ。
チェストは使い分けるために大量に用意。
木炭用、ガラス用、鉱石用、染料用、便利道具用(バケツとか)、その他とりあえず用…。
マイクラでは死んでもとりあえず生き返る。
風邪もひかない。
そんなわけで今回の拠点は「豆腐ハウス」ですらない。
屋根は要らない。
なんなら、壁も要らない。
どこからでも飛び込める。
動物たちも入り込み放題。
でもさ。
ちゃんと屋根と壁のある家を作ったとしても、窓にガラスをつけてなかったら、動物たちは入り込み放題なんだよね。
自宅で振り返ったら羊がいて、びっくりして「肉と羊毛」にしちゃったことがある。
疲れて帰宅したら、(ガラスのない)窓から豚が飛び出て行く瞬間を目撃したこともある。
そんなわけで、拠点はシンプルに。
枠組み作り
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このワールドは思った以上に砂浜が少なかった。
だから遠くまで砂岩を取りに行くハメになった。
そこだけ計算違いだったな。
枠作りの途中で砂岩が足りなくなったこともあったよ。
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昼夜問わずの作業。
こんなブラックな職場があるだろうか。
あるのだ。
この一大事業は、いずれ「プロジェクトX」で放送されるに違いない。
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しかしこの事業は、慣れない素人感満載である。
足場作りが雑すぎる。
そのときそのときで、思いついたときに、突貫工事で足場を増やしていく。
とうぜんカオスになる。
ステンドグラスの枠組み作りよりも、足場を目的地に向かって上手に移動することのほうが難易度が高くなってしまった。
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疲れた身体に沁みるよね。
枠組み完成
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表側から見た枠組みの様子。
ついに完成した。
いいじゃないかぁ~。
でも、完成間近の最上階付近でミスしちゃった過去あり。
だから右上のほうはやり直すハメになった。
気づいたときのがっかり感はたいへんなもの…。
でも、ガラスを入れる前に気づいてよかった。
裏の足場の話
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さて枠組みが終わったら、ガラス入れなんだけど。
見てこれ。
この足場を使って、ガラス入れ…。
うーん。
やれる気がしない。
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チェックできるように表側は足場を作りたくなかったんだけど、仕方ない。
今度は手で壊せる「土」と垂直移動可能な「ハシゴ」を使って計画的に足場作り。
ガラス入れ
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そして念願のガラス入れ。
これは青いガラス板。
ガラスの向こうに、裏側の「カオス足場」が見えてる。
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ふと下を見ればこんな感じ。
こわいよー。
命綱もつけてないんだよ~。
念のため、下の地面にバケツで水をまいておいた。
水の上だったら、高所から落ちても死なないんだって。
もちろん息子情報。
ちなみに水の上に3回くらい落ちた。
すぺしゃるさんくす、息子。
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ガラス入れが終了。
離れたところからチェックしたいので、裏側の足場を撤去。
案の定、ガラスの入れ忘れが3ヶ所あった。
確認、大事。
点検とロマン
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次は表側からのチェック。
こちらの足場も撤去して、最終点検。
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現場監督の特大カミナリが落ちた。
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仕方ないので、もう一度軽く足場を組んで、処理しに行く。
まったくもう…。
まぁ。
歴史的建造物の中に忘れ物があるのって、数百年後に発見されたりすると勝手に「ロマン」とか感じてもらえたりするかもしれないけどね。
どこかの神社の屋根裏に置き忘れられた大工道具とかさ。
そして・・・完成
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で、完成。
おめでとう!
・・・。
なんかさ。
完成したのに、いまいち感でいっぱいなんだよね。
だってさ。
色が薄くない?
ステンドグラス感が薄いよね。
うーん。
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ちなみに拠点から見るとこんな感じ。
キレイに作れた、とは思うんだけど。
せめて枠組みを濃い茶色の「トウヒの木」で作ってたらマシだったかな。
全体に寝ぼけた感じになっちゃった。
でももう一度チャレンジするほどのエネルギーは…ちょっとないなぁ。
とりあえずステンドグラスはもういいかな。
このあとのマイクラはどうしよう。
もうやりたいことが思いつかない。
ということは、ステンドグラスのためだけのマイクラだったのか。
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