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初心者がマイクラをやったらこうなった。

マイクラが出来なくなった。

ニンテンドーswitchは調子がいいし、充電もばっちりだ。
マイクラのソフトも別に壊れていない。
問題は私にある。

マイクラをやっていると時間の概念がなくなってしまうのだ。
これまでもポケモンやあつ森やゼルダ・ティアキンやピクミン4やら…堪能してきた。

特にあつ森とティアキンは堪能しまくった。
どれだけの時間を消費したか知れない。

しかし、それはすべて常識の時間帯の中で行われていた。
しかしマイクラは違う。
常識の時間帯を簡単に飛び越え、未知の時間帯へと私をいざなってしまった。

マイクラをはじめた初日から2週間。
ぶっ続けで、午前1時過ぎまでマイクラをやり続けていたのだ。

なんだ、そんな程度か!…と思われただろう。
でも聞いて驚け。

私の希望就寝時刻は午後10時である。

実際には午後11時くらいになることはある。
息子のバイトがあった日は午前0時になる。
しかしバイトのある日は昼のうちに昼寝をして夜更かしに備えているのだ。

このような生活を送るアラフィフが、2週間も午前1時過ぎまで起きていたらどうなるか。
もちろん体調を崩した。

3日間、本来以上の早寝(午後9時!)にプラスして、午前の昼寝と午後の昼寝をした。
そこまでしないと回復できなかったのだ。

若い頃ですら、夜遊び・夜更かしの類は連続ではしなかった。
それなのに2週間も連続で。

そんなにしてまでマイクラで何をしていたのか。

始めのうちはマイクラの遊び方を練習するようなことしか出来なかった。

そのうち拠点となる平屋の家を作った。
さらに森の木とガラスを組み合わせたレジャーランド(子どもの遊び場?)を作った。

次にしたのは地図を全部表示させることだ。
あちこち歩き回ったり、海をひたすら泳ぎまくった。

ボートを作れるようになっていたにも関わらず、自力で地図上を泳ぎまくった。
のちにボートの乗り方が分かった時に、その速さに驚いた。

…というか、いつのまにか地図より遠くまで泳いでいた。
戻っているのか、さらに離れているのか、まったく分からなくなって困った。
とにかく、地図はほぼ完成に近づいた。

地図作りの旅は飽きたので、2階建てで地下室もある家を作った。
さらに海辺の崖のうえに、芸術家が住んでいそうな家を作った。

そのうち地面に穴が開いていることに気づき、潜っていった。
掘り進むと、マグマに落ちそうになったり大変おそろしい目にもあった。
しかし石炭がとれた。

そこで思い出したのだ。
息子がマイクラで鉱石を集めていたことを。

私も鉱石が欲しい!!
なにしろ私はパワーストーンが好きなのだ。
鉱石を掘らずしてどうする!!

しかし私はしょせんマイクラ素人。
やみくもに山を掘った。
何も取れない。

てゆーか、上から砂利が大量に降ってきて、、、ジ・エンド。

息子が(死んだときに生き返るための)ベッドを設置することを強制してくれていなかったら、この世界ごと消滅したらしい。
なんておそろしい世界なんだ、マイクラ。

あまりにもこわいので、隣町のでっかい本屋までマイクラの本を買いに行った。
マイクラ本はすでに息子が6冊(!!)も持っている。

それでも違う角度からの解説本が欲しい。
私は結局、インテリア系のと辞典系のマイクラ本を買った。
息子が本屋について来た。
買った本は私より先に息子が見ていた。いいけど。

さて、生き返ってからやったのは、やっぱり鉱石探し。
今度はちゃんと鉱石を効率よく探す方法を調べてからチャレンジした。

山ではなく、地面をまっすぐ(4マスで)下に向かって、数値が60の位置から0の位置になるまで掘った。

このとき4マスで真下に向かって掘ったから、息苦しさは感じなかった。
1マスで真下に掘っていたら、そのうち閉所恐怖症になっていたかもしれない。

しかし、真下に掘ったため地上に戻れないことに、のちに気づく。
念のために作業台を持っていてよかった。
石のツルハシを作って、階段状に土を掘りながら一歩一歩、地道に地上を目指すことになった。

さて0の位置では、4方向に横穴を掘った。
そして各通路の途中の適当なところで、横に向かって掘り進める。

たいていは少し進むと洞窟にぶつかる。
たいまつを明かり兼帰り道の目印として、あちこちの壁につける。

洞窟内には思ったとおりラピスラズリやダイヤモンドやレッドストーンなどがあり、ホクホクである。

そのうちには洞窟も行き止まりになってしまう。
さて戻るか…と後ろを振り向くと、意外と目印が目印としての機能を果たし切れていないことに気づく。

途中で見失ってしまうのだ。
仕方ないから適当に見当をつけて掘り進めていくうちに、元の横穴に出たこともあった。

鉱石をいっぱい抱えて満足していると、息子が騒いだ。

「早く家に持って帰って!!
今死んじゃったら鉱石が全部なくなっちゃうかもしれないよ!」

おー。なんてこと。

死んだとき持っていたものは、すべて死んだ場所に散らかるのだそうだ。
そしてベッドで生き返ってから5分以内に取り戻さないと消失するらしい。

無理だよ。
拠点のベッドからここまで5分で来れない。

おそろしいゲームだ、マイクラは。

そっと…そーっと…自宅に戻る。
自宅に設置したチェストに鉱石をしまって、やっと一息つく。

よし!

さっきの地下の横穴は4本作ったから、あと3本だ!
鉱石堀りにレッツゴー!

…てなわけで、来る日も来る日も、真っ暗ななか、たいまつを灯しながら堀進み、たまに出てくる鉱石に狂喜乱舞したのだった。

地下の横穴を十分堪能するのにかけた時間はたぶん、現実の12時間くらい。

…うん。バカって言わないで。

そして、疲れ果てたのだ。
睡眠不足がたたって、3日間寝て暮らした。

そのあとはおそろしくてマイクラに触れないでいる。
ほんとに。

マイクラ、おそろしい子。

*****

以下は画像。
こんなの作ったよ、の記念に。

*****


もともとステンドグラスを作ってみたくて
マイクラを始めたので
とりあえずガラスで何かを作ってみたかった


ガラスキューブと木をつなげて
遊べるスペースを作ってみた
こんなプレイスペースがあったら
私は絶対に遊ばない。
高くて透明なんて・・・こわすぎる。


背の高い木の葉っぱの上を歩いたりして
かなり高いところまで登れる。


プレイスペースから見えてたのはコレ。
一番初めに作った砂ハウスは
屋根が崩れ落ちてしまい、作れないので
慌てて粘土を取りに行った思い出が…。
今度は砂岩で作ったから
大丈夫!


玄関わきの窓に憧れる。
そこがステンドグラスならなおのこと。
マイクラは夢を叶えるところだね。


大きな部屋は一階正面の部屋。
広い。
ただ広い。
何もない。
レンタルルームにして金を稼ぐか?
入って左側の小部屋は作業用。
木を切って木炭作る。
砂を取ってきて木炭で火をつける。
ガラスが出来る。
出来たガラスはチェストにしまう。
ひたすらコレの繰り返し。


玄関わきの階段をあがれば
見晴らしの良すぎる2階。
身を乗り出すのはたいへんキケンです!
壁がありません。
柵もありません。


玄関わきには地下室もある。
食料や武器を保管するんだよ。
海への脱出ルートにもなってるから
安心なんだ。
え?
なぜ脱出が必要かって?
誰に追われてるのかって?
ふふふ。



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あさのしずく
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