君の文字
いつか別れの日が 来てしまう前に
手紙の一つでも 残しておこう
僕が君のどこに 惹かれたかなんて
それについてはまだ はぐらかすけど
なんとなく言えるのは
説明しづらいことばかり
君の文字の使い方や
君の大きな笑い方
誰とも違うか知らない
誰かと似てるか知らない
それでもなんか好きなんだ
完コピのヒトでも無理だ
AIが再現しても
僕の心は移せない
なにか少しくらい 伝えられたかな
ざっくりしすぎてて わからないかな
実は僕の方が 君を知らないね
どう思われていた どうでもないか
この手紙を読む日も
君には来ないかもしれない
いつも僕の独り言だ
君を可愛く思うのも
月を見て思い出すのも
布団きて夢に見るのも
ノラネコのしっぽ追っても
血の雨に怒り沸いても
政治に嫌気がさしても
最後は君を思い出す
君の文字の使い方や
君の大きな笑い方
誰とも違うか知らない
誰かと似てるか知らない
それでもなんか好きなんだ
完コピのヒトでも無理だ
AIが再現しても
僕の心は移せない
君がただ生きる事実や
君がただ笑う世界が
どんなに美しすぎても
反面妬ましくなるよ
そんな大したことないか?
買い被りしすぎているか?
いつまでも続くといいな
君が安らかになるまで