麦茶
いつになれば 綺麗事が
心に宿るだろう
世界平和 君の平和
ホントに望んでるの?
自分さえ良ければ
何も喚かないんじゃないか
自分に聞いてるよ
内なる汚れを感じてる
「それが普通だよ」って誰か
温かい麦茶を出してよ
それに甘えたくはないけど
心を埋める熱が欲しい
上手くいかないことばかりが
当たり前になってきてるよ
泣いた分強くなれるなら
もっとムキムキなはずなのに
開き直り ヴィラン如く
世界を乱せたらな
そこまででは ない悪意が
僕を渦巻いてるよ
あの子さえ好きなら
幸せを感じてたはずが
やっぱ嘘だったな
嫉妬に切なさに壊れる
「それも好きな証拠」と誰か
嘘味の茶菓子を出してよ
あの子が無事ならば世界は
白雪広がってたはずだ
しょせん人のやることなんて
ろくでもないことばかりでも
僕は色々間違えてた
それが思い上がりだったか
自分をさげすんで
ひたすら低く見てたはずが
一つ悪いことで
なんでこんな傷つくんだろ
未だに抗いたいなにか
心の中残ってたのかな
純粋にもうなれないけど
ほんのちょっと残る火が愛
自分は信じられないけど
温かい麦茶を飲んだら
またあしたも生きられるかな
まだガリガリな道のりでも
嗚呼……