久しぶりに夢を見た。今日は8時間ほど寝た。
 その中で夢であったことを報告する。
 サカナクションの山口一郎をご存知だろうか?
 私は彼の生配信の切り抜きを最近見ている。
 彼はうつ病を患っているらしい(よくは知らない)。
 そして今回の夢はそんな山口一郎の話である。
 私は夢の中で中学生だった。中学生の私は秀でもなく不でもない、普通の生徒だった。
 物語は当時通っていた、パチンコ屋の隣の塾から始まる。塾に通っていた時は、パチンコ屋の扉から、愉快なBGMと共に出てくる下を俯いた人を反面教師にして、こんなふうにはならないと心に決めていた。そんな私は22歳になっても、パチンコとは無縁である。
 塾では普通に授業を受けていた。しかし、教壇に立っていたのは、塾の先生ではなく、中学校の美術の先生だった。
 こいつは優柔不断で、人間として終わってるような人だった。エピソードを話せと言われると、話せるが出せるようなエピソードは一つもない。
 そんな彼が、授業をしていた。そして彼が言った「うつ病は嘘、山口一郎のうつ病も嘘です」。
 私は激怒した。なぜかわからないが、ここできれなければ、人間ではないような気がしたからだ。山口一郎に対して、何か特別な感情があるのかと言われるとそうではないが。
 私は、彼に詰め寄りうつ病がどれだけ大変なのかを、説明した。「はい、はい」とその美術の教師が促した。そして彼は、私があまりにもしつこいので塾から出て行ってしまった。
 私は彼の発言を撤回させるべく、外に出た。
 そしたら、サカナクション全員が揃っていた。もちろん山口一郎もその中にいた。しかし、私は発言を撤回させることが第一優先であるため、サカナクションを無視して、美術教師に訴える。
 そうしたら、美術教師の課外授業が始まる。そこでディベート大会が行われて、私対10人ぐらいでディベートが行われた。
窃盗をした3人の中学生が晒し上げられて「この人たちは許されるべきか」という内容で、私は許されないという立場だった。

 そのディベートでは10人のうち半数が私の立場に寝返った。そして人数差で私の立場が勝利した。
 窃盗をした3人はもちろん死刑。
 私はディベートで勝利した嬉しさで、山口一郎のことなんて忘れていた。そうしたらサカナクションの面々が私に握手を求めてきた。私は素直に嬉しかった。
 当然うつ病の件でキれていたことを忘れて目を覚ます。
 私はいっときの感情に流され、3人の罪人が死んでも喜んでいる、一種のデスノートのキラ的な一面があることに喜んだ。

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