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展示作品紹介(浜田市世界こども美術館 うれC たのC うつくC Cの秘密展)
浜田市世界こども美術館 2021年夏の企画展『うれC たのC うつくC Cの秘密展』第4展示室「たのCぞーん part2」の展示作品をご紹介します。
展示作品紹介
作品名 : 回点 #2 (かいてん)
作者名;美田翼
制作年 : 2021年
ケプラーモーションを活用し、影と光の変化を楽しむインタラクティブ作品。円盤の上を転がる球の振動や、中央の穴に球が落下した衝撃をきっかけとして影と光の演出が変
浜田市世界こども美術館 うれC たのC うつくC Cの秘密展
はじまりました、浜田市世界こども美術館 夏の企画展!
2013年から参加して、今年で9年目となりました。
今年のテーマは、Cの秘密。いろんなCが詰まった展覧会です。
僕の担当は第4展示室「たのCぞーん part2」です。
今回は僕の新作1点と、研究室の卒業生、在学生の作品5点、合計6点のインタラクティブ作品を展示しています。
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浜田市世界
ふらいやあ?ちらし?びら?
展覧会の告知で配る案内の紙。フライヤーと言ったりチラシと言ったり、どの呼び名が正しいのでしょうか。ビラという言葉もありますね。ネットで調べてみたら、厚紙のチラシをフライヤーと呼ぶことが多いそうです。(参考 Wikipedia チラシ)
今回は厚手の紙で作って頂いたのでフライヤーと呼ぶことにしたいと思います。このフライヤー、とてもかわいくて気に入っています。「あそぶミュージアム」の文字1つ1つをよ
一期一会のほんの些細な関わり
3枚のフレームの中を行き交う船。それらの船に手を振ると、ひょっこり人が現れて、手を振り替えしてくるインタラクティブ作品 『Voyages』。手を振って振り返す、メールやSNSの過剰で密なコミュニケーションとは違った、一期一会のほんの些細な関わり。「互いに伝わった」と感じる、たったそれだけの瞬間。でもそこには不思議な高揚感と安心感を感じるように思います。
この作品の最初のバージョンでは、かごしまア
当たり前の日常は当たり前ではない
2019年に開催された浜田市世界こども美術館「クルクルパラパラ 動くアートの秘密展」に向けて制作したインタラクティブ作品 Lights(あかり)。卓上のスイッチを入れるとランプが点灯し、続いて壁面に投影された暗く静まった夜景に明かりが徐々に点ります。
この作品は、2011年11月に開催された歌舞伎町アートサイトで展示した作品
「Spangles」を再構築した作品です。2011年の震災当日はちょう
ただひたすらじっとしている
2008年に制作したLinesをベースに8枚のフレームで構成した作品『Lines 〜あの空の向こうはこの空〜』。2011年に新宿ゴールデン街Naguneで開催した個展「Under the sky-あの空の向こうはこの空-」 では、空の繋がりをイメージして、8枚のプリントアウトパージョンを制作。その後、『かかわりのアート』展 (霧島アートの森 鹿児島 2013)に向けて、タブレット8枚を使ったバージ
もっとみるあかちゃんみたいな作品
あそぶミュージアム 旅する光の世界 で展示中の新作 Lotus 。
蓮の葉を模した丸い縁の上で跳ねると街が華やぎ、静かにじっと座っていると蓮の花が咲き誇るという作品。これまでの僕の作品には、「動いて!」という作品と「動かないで!」という作品があるけれど、この作品は静と動の両側面をもった作品。
この作品、でかいけど、まだまだ未熟な赤ちゃんみたいな作品。
インタラクティブ作品の制作で毎回思うのは、作
『あさのこうへい あそぶミュージアム 旅する光の世界』 展覧会のご案内
落ち着かない日々が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。このような状況のなか、少々お声がけしづらいのではありますが、この度、神奈川県立地球市民かながわプラザ(あーすぷらざ) で2020年9月1日(火)より10月18日(日)まで、「あさのこうへい あそぶミュージアム 旅する光の世界」と題して、個展を開催させて頂くこととなりました。
大学を卒業した2000年、作家活動を続けていこうと心に決