【丸い形のモノ その2】丸椅子購入の思い出
「丸い形のモノ」が好きです。不思議なことに、その形に癒されホッとするのです。この記事では丸椅子を取り上げます。
「自宅に生花がある暮らし」に憧れている。いつまで経っても憧れのまま実現しない。
私にとって花を飾るという行動はハードルが高いのだ。理由はいろいろある。
・花屋へ買いに行かなければならない
・毎月花にいくら使うか決められない
・こまめに水を取り替えねばならない
・どこに飾るか悩む
・夏はすぐ萎れるので涼しい時季しか買えない
たくさん理由が出てくるものだ。
なかなか花を買わないくせに、花瓶が置ける平らな台が欲しいとずっと思っていた。ある日、これはと思うものに出会った。材質は山桜、座面が平らになっているので花瓶が置ける! 釘が使われていないところも気に入った。
偶然、丸椅子に出会ったのでその日は買わずに帰った。家に置いたとき、どれくらい場所をとるのか確認したかったからだ。後日メジャーを持参して椅子のサイズを測らせてもらい、座り心地まで確認した。帰宅後、自宅でメジャー片手にアレコレと思案し、購入することにした。
花瓶を置きたいと思って買ったものの、モノを仮置きしたり、ちょっと腰掛けたりするのに重宝した。結局、当初の購入目的とは違う使い方をしている。しかし、何もモノを置かないときは、ただ椅子を眺める。丸い形のモノはそこに「ある」というだけで安心感を与えてくれる。
季節が変わり冬になると、今度は椅子の形に合う椅子敷(座布団)が欲しいと思うようになった。丸椅子購入から数年後、ちょうどよいサイズの椅子敷に出会った。椅子敷も丸い形をしているので、それの購入の思い出はまた別の機会に…