現実世界・夢の世界、どちらも同じように絶望と希望があるのだから同じように生きていけば良いのだと思う
現実の世界で生きていても夢を見続ける。
夢から覚めたとき現実から目を背けるのか、現実から目を背けたとき夢に溺れるのか。
日々を生きていく中で私たちは現実と夢の世界を行ったり来たりしているのだと思う。
理想を求めて夢を描き、現実世界で実現しようと努力する。
現実世界で実現するためにした努力をまた夢の世界に戻す。
そのやりとりの中で絶望する事も多くある。
自分の想っていた理想とかけ離れた現実。
夢の世界で描いていた姿とは違う現実。
その現実に目を背けて夢の世界に溺れる。
そうすると今度は夢の世界でも同様の事が起きる。
理想は簡単に実現できても、現実世界では叶わなかった姿。
自分の夢は夢でしかないという絶望。
現実世界・夢世界、どちらにも必ず絶望が存在する。
現実世界に絶望して夢の世界に逃げたとしてもそこには居場所はない。
ただそれは同時に夢の世界に希望を抱けるのなら、現実世界にだって希望を抱けるということの裏返しでもあると思う。
どの世界にいたとしてもその想い・願いは同じであるから。
現実世界・夢の世界、どちらの世界でも自分の想いを見失わなわないで生きて行ければ、どの世界にいたとしてもそこは楽園になるのだと思う。
みんなが上手に両方の世界を行き来しながら生きていけるようにと願っている。