プラスの部屋ってどんなところ?3(ギバーさんと対面編)
プラスの部屋ってどんなところ?3話目です。
初回(第1話:扉をノックするまで編)はこちら。
前回(第2話:待合室で壁打ち編)はこちら。
プラスの部屋、ついに始まる
雨がしとしとと降る少し暗い日曜日の朝、問いかけの答えを返すのに前日夜更かししてしまったため、プラスの部屋当日は寝坊した。夫と子どもたちを慌てて送り出し、一息ついたのは開始10分前。ここから一気に緊張感が高まる。ギバーさんとテキストでのやりとりはしていて、顔も知っているけど、話すのは初めて。緊張しないわけがない。おろおろしていたら時間になってしまったのでzoomのリンクを押し入室した。
「調子はどうですか?」
聞かれた瞬間にいろいろなことが頭の中をめぐる。調子?よくはないけどよくないって言うのもなんか違う。結局、口をついて出たのは「緊張しています。」だった。
「緊張しているのはなぜですか?」
ギバーさんの深掘りが始まった。
顔診断?
緊張している話を深掘りする前に、キャリアグラムの顔診断の話が始まった。顔診断?とは?頭の中がはてなで埋まる。
今回のプラスの部屋の申込コースは「キャリアグラム診断後の深掘り3時間コース」。キャリアグラム診断はすでに受けていたので、結果はギバーさんには伝えていた。
そのキャリアグラムを顔で診断するらしい。顔?顔で診断できるの?
診断結果は「神様」か「騎士」か、というところらしい。私のスコアはずば抜けて高いスコアのタイプがないのもあり、診断士によって結果は異なるというか基本タイプはこれです!と決めづらい結果なのかもしれない。
私は診断士ではないから詳しいことはわからないけれど、キャリアグラム診断、本当に奥が深い。
その後話した内容は・・・?
今までやってきたことの共通点は「つくること」。形にするまでのプロセス、試行錯誤が好き。試行錯誤をして知識がたまっていくのが好きで、さらにそれを活用して問題が発生したときに解決できるのが好き。
あらゆる物事に対してQ&Aを作るのが好き!!!
・・・試行錯誤して楽しいと思っているときはまったく失敗していると思ってなかった!(これ、ギバーさんに指摘されて相当驚いた。失敗しているとまったく認識していなかった。)
最初に思い浮かんだ失敗の定義は「他人にできていないと思われること」だった。でも、「自分の領域・専門外の知識がない部分については失敗だと思っていない」。矛盾してる!だって、自分の専門外の知識がない部分についても「他人にできていない」って思われてるよね。
結局、私は自分の責任が及ぶ範囲で物事がうまく進まないときに失敗と感じている。反対に、自分の責任が及ばない範囲で物事がうまく進まないときは失敗とは思わない。私のせいじゃないと思っている。できないという事実が明確になっただけでそれは失敗ではないのだ。
つまり、自分の期待と周りの期待に応えられないことを失敗と思っているということがわかった。できるかできないかのグレーゾーンで失敗と感じやすいのだ。
ポジティブに感じるのは自分の領域外だと明確になったときで、それは次のアクションとして調べるか誰かに教えてもらえればよい。
ネガティブにかんじるのは自分の領域内と信じていたとき、自分に自分で期待していたとき、だ。
今まで自分に自信がないってどの口が言っていたんだろうと笑ってしまう。
私は自分に期待していたのだ。
自分に期待していたのに、失敗すると自分に自信がないモードになる。でも諦めずにまたチャレンジして失敗するとまた同じ繰り返しだ。
このときうまくいくと、1番最初の問いかけで答えた「Q&A」が私の中で更新される。こうすればうまくいく!が自分の中にたまっていくのだ。
私はこの「Q&A」という問題を解決するための知識がたまって必要なタイミングで他の人に提示できるのが大好きで最高なのだ。さらに、まだ答えのない問いに対して今まで蓄積した「Q&A」を組み合わせることで答えにたどりつき、新たな「Q&A」を作るのも大好き。
これは、ギバーさんとは話していないけれど、私は答えにたどりつくのが昔から好きで、数学が好きだったのもいろんな方法があれど基本的に絶対ひとつの答えにたどり着くからなんだろうなと今書きながらふと気づいた。
だから答えのない問いは苦手。
人生は答えのない問いだらけなのにね。
だから私はいつも悩んでモヤモヤしているんだ。
仕事のモヤモヤを紐解いてワクワクのカケラを見つける
前回の話でも書いたとおり、私がプラスの部屋をノックしたのはこんなモヤモヤをずっと抱えていたからだ。
社会人1年目からずっと私の奥底でくすぶっていたこの問い。答えはひとつじゃない。でも答えは自分で出すしかない。
だけど、答えを出さずに私はずっと働き続けてきた。結果的にずっと続けてきたことになったという感じで、働き続けるんだ!という意志を持って働き続けたわけではない。
それがずっとモヤモヤを引き起こしていた。
ここで「Q&A」の話に戻る。
今の仕事はQ&Aを更新し創り出せる仕事だ。社会人10年目にして初の異動。慣れない仕事に心が折れながらも、そのうちQ&Aの答えを見つけたりすることが楽しくなって、今はそれなりに働けている。(もちろん苦しい時もある。)
でも、仕事柄絶対にいつかは異動する。ずっと同じ仕事をすることはできない。
新卒で配属された係の仕事は本当に向いてなくて1年目で辞めた方がいいのではと何回も思った(けど、辞める勇気がなかった)。
これから先、異動でそこに戻ることもあるから、このまま続けられないかもという思いもあった。
この話をギバーさんにしながら、ふと私の頭の中に思い浮かんだ言葉を口にした。
ギバーさんに「そう!!」と力強く言われた。
私は話しているうちに自分で気づくことができたようだ。
新卒1年目に仕事をしながら感じた疑問「なぜマニュアルがないんだろう?」「マニュアルがないから毎回人に聞いて確認しないといけない」「引継ぎが不十分なので失敗を繰り返している」を今、私は改善すべく自分の担当業務はすべてマニュアルを作って引継もすぐに行えるようにしている。そして、「Q&A」が大好きな私はマニュアルづくりも大好きなのだ。こうやって改善していける環境が好きなのだ。
「実はかなりこの仕事向いてますよ」と、ギバーさんが言う。
仕事のワクワクのカケラはきっとこれなんだな。
でも、ワクワクする楽しいことばかりじゃない
改善していける環境が好き。でも、その環境とは「ぐちゃぐちゃで無茶苦茶でなんの仕組みもない状況」であり、それを直視してひも解いて分析していくのは本当にしんどい。
それがしんどくて私は「仕事がつらい」と思っていた。(いや、もちろん他にも仕事がつらいことはたくさんある。自分に期待しすぎて失敗したときとか、お客さんに理不尽怒られたりとか。挙げればきりがない。)
でもこの改善しなければならない環境に置かれて、どんなにひも解くのがつらくても、私は我慢できずにそれをやってしまうのだ。
なぜかというと「Q&A」を創りたいから!!もう本当にこれだけ。
「Q&A」をつくり、仕組みにするのが大好きなので我慢できずにやってしまう。そうすると今までと違う仕組みにするので問題が起こることもある。というかほとんど起こる。問題が起こらない方が稀。でも、それを想定内!と思えないのが私。そう、壁にぶち当たるのがまたつらい。壁にぶち当たることを楽しめないのだ。自分に期待しすぎて自分でやろうとして人に頼れない。人に頼れないから自分のタスクは積みあがっていく、自分の責任になる。だから自分の思う失敗が増えていく。
それでも人に頼ろうとしないのはなぜ?とギバーさんが私に問う。
そこでふっと口をついて出た答え。
わーーーーー!私、どれだけ「Q&A」が創りたいんだ。
ギバーさんもびっくりしてたよ。
いろいろ大変なんだけど、私は「Q&A」を創りたい欲求がとてつもなくすごいようだ。
これはが私のモヤモヤに隠れていたワクワク。
ギバーグラムでうまくいく方法の仮説を立ててまとめる
ギバーグラムとは先に説明したキャリアグラムの数値の結果から考えるギバーさんによる見立て。
ここはキャリアグラムを受けたことがある人しかわからないところなので、簡単に説明すると、私のメインは神様でサブが騎士と探検家、次に点数の高い探偵と博士と妖精を組み合わせて3つのトライタイプをうまく回すことでQ&Aを創り出す仕組みがうまく回るのでは?とのこと。
この仮説をもとに、私は生活の中で検証していく!
最後にギバーさんとワクワクの約束
プラスの部屋の感想をnoteに書く(Q&Aを創る)
その後スタエフでもアウトプットする(Q&Aを提供する)
Q&Aを創るための苦しみを愉しむ(多角的視点)
プラスの部屋のきになるQ(問い)をください
1と2はこのときに自分で期限を決めてギバーさんと約束した。noteは6/30まで。スタエフは7/7まで。今は7/4。長すぎて書ききれませんでした!ごめんなさい!このままだとnoteのあとのスタエフ収録も間に合いそうにない!
でも、今noteを書きながら思う。6/30までに書こうと思った私、間違ってない。だってもう忘れかけている。人間の記憶力はあてにならない。
そしてnoteでQ&Aを創るのはどうですか?って言われたのに最初をストーリー仕立てで始めちゃったのでそうはならなかったという。。。
3もね、すでに壁にぶち当たっておりまして新しい仕事が全然楽しめていません。これがもうつらい!タスクが積みあがっている。あ、もしかしてここ人に頼るところ?
全然約束を守れていないまま、このあとプラスの部屋が終わった後の話に続く。まだ終わりません。