「好き」の素敵なあらわし方
12月1日 横浜そごう美術館のミュシャ展-運命の女たち-に行ってきた。ネタバレ注意です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そんなに美術の知識があるわけでも、ミュシャについて特段詳しいわけでもありません。そんな私が、ただ思ったことを好きなように書くコーナー。
全体を通じて思ったこと。「好き」をこんな形で表現できるの素敵だな。
彼自身の関心は、初恋の相手から、のちの妻となる教え子、妻、娘、祖国へと、時代を経るごとに変わっていく。しかし、変わらないものがある。それが、「好き」を鮮やかに、時に華やか、時に艶やか、時にしなやかに描く、ミュシャ式と称される表現方法。
好きすぎて言葉では到底伝わりようがない想い。ミュシャは、絵で、それを表現しようとし、それが約1世紀も隔てた、遠く日本の大学生にまで伝わる。
「美術作品なんてよくわかんない」なんて思ってた私はそこにはおらず、一つひとつの絵に夢中になっていた。言葉では溢れてしまいそうな感情でも、ミュシャは、大事に掬ってそのまま絵にしていったんだろうか。なんて考えながら。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今のところ、言葉では溢れてしまう感情を、きれいに掬いとって表現できる方法はない。だが、溢れたもの自体をここに書き留めておくことはできるのではないか。
美術館をあとにして、そのまま、みなとみらいまで歩いた。街はすっかりクリスマス。就活、課題、バイトに追われてる日々のなかで、たまには、はぁーっとため息をつける日も必要だよね。
ツリーと赤レンガと三日月。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?