検査と治療について~脾臓編~
こんにちは。
今日はのあちゃんの脾臓の腫瘍について書いていきたいと思います。
脾臓の腫瘍と記してきましたが、正確には「内蔵型肥満細胞腫」という病気”かもしれない”・・・。
というところです。
肥満細胞腫とは、免疫細胞である肥満細胞が腫瘍化したものとのことで、決して肥満な猫ちゃんがなるというわけではありません"(-""-)"
脾臓型は、高齢の猫で多く見られ、猫の脾臓の腫瘍で最も多いそうです。
検査は全身麻酔をし、皮膚から脾臓に針を刺し、細胞を採取して判断します。
また、治療として最も推奨されているのが脾臓の全摘出。
のあちゃんの場合は脾臓が普通の猫より大きく、エコーで見た時に腫瘍らしきポツポツが見える・・・。と結構あやふやな感じ。
ただ、食欲不振や体重の減少(2年前より2キロ痩せています)
等々症状も当てはまる。
しかしここで問題になったのが、前回の記事にも書きましたが、
のあちゃんの体質が麻酔と合わないこと。
肥満細胞腫はガンです。調べると治療せず放っておくと約3か月~半年で寿命が来ると書いてありました。
ただ、今は元気もあるし食欲も以前と同じくらいには戻りました。
確かに少し前よりは痩せたけど年齢もあるのでは・・・と考えてみたり・・・。
一度検査をし、肥満細胞腫なのかどうかハッキリさせた方が気持ちは楽だなとも考えてみたり・・・。
でもそもそも肥満細胞腫だったとして脾臓を摘出したら元通り元気になるのか色んなサイトや本を漁りましたが、半年ほど寿命が延びるだけ。
猫からしたらどうなんだろう。
パニックになりながら病院に行って、怖くて痛い治療をして
入院や点滴や投薬、ストレス三昧の日々を何週間か過ごして、たったの半年長く生きる。
何が正解かなんて無いので飼い主が決めなくてはならないのですが
どこかに正解が落ちていないかと探してしまいます。
この病気の可能性が高いと言われたときは、目の前が真っ白でした。
のあちゃんが死ぬかもしれない
あ、そっか。のあちゃんもいずれ死ぬんだ。それがもうすぐ・・・?
絶望し、肥満細胞腫について1日中調べ、また絶望していました。
のあちゃんの場合は治療より先に検査をする為の全身麻酔をリスクを冒してまでするのか。
最悪の場合、全身麻酔で・・・というところも考えなくてはなりません。
みなさんならどう考えますか?
次回、私がした決断と今後の方針を投稿します。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。