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熱量の高いコミュニティを最速で作るために大事な事

ミライフでキャリアデザイナーをしていますあさみんです。
▼Twitter    @asaminsaeki
▼自己紹介note https://note.com/asamin_note/n/n6ec1f56d38af

先日、7期ミライフキャリアデザインの最終日を終えました。
おもてなしマネージャー(=運営責任者)の役割で3か月間運営をしてきました。

その中で、
参加者の熱量の高いコミュニティはどのようにして作られるか?
・熱狂を最速で創り出すためにはどうしたらいいか?
についてのヒントを得られたなと思っており、3か月を振り返ってみたいと思います。

ミライフキャリアデザインとは?

ミライフが提供する3か月間のキャリア教育プログラムです。
仲間と共に、デザイン思考でキャリアをデザインしていきます。

今回、私はおもてなしマネージャーとして、参加された20名全員に、「参加してよかった」「変化した」と感じていただくことをテーマに運営に取り組みました。

3か月間、参加者20名(運営含め28名)でのメッセージ総数は6647件。
ほぼ全員から何かしらの投稿がある状態を早期につくることが出来ました。

アクティブ率は期間中ほぼ100%

振り返ると、コミュニティを「一緒に創る」感覚をいかに持っていただき、「一緒に盛り上げる」か?が一番の肝だったように思います。

参加型のコミュニティを運営する方や、未来の自分のために、コミュニティを運営するうえで大事だなと振り返っている事、5つを書き記しておきます。

①初回で熱量を一気に上げる

初回のテーマは「仲良くなる」「全員と話す」こと。

大の大人を相手に、とてもシンプルな目的を設定しました。

初回で熱量をいかに上げるか?心理的安全性をいかに作るか?はコミュニティにおける最大のテーマだと思います。

今回の運営では、初回、皆さんがほぼはじめましての状態で懇親会を実施。

コミュニティの心理的安全性は、どれだけ「自分のことを知っている」人がいるかに大きく影響を受けるという仮説で、参加者全員と話をしてもらうことをテーマにしました。

とはいえ、短い時間で全員とコミュニケーションをとると、深くは話せない。

顔見知りは増やしつつ、この人ともっと話をしてみたい!というやや満たされない状態で終わることで、その後のコミュニケーションが活性化されていく効能もあったと思います。


まだみんな固そうな初回

②Slackの設定~まずは投稿のハードルを下げる~

知らない人が多い状態のSlackはどこか投稿しにくい部分があると思います。
下記のような仕組みを作り、投稿のハードルを下げることを意識しました。

顔写真を必ず入れ、あだ名+名前の登録を徹底してもらうこと
・コミュニティ初期はあえてチャンネルを少なめに設計すること
・リーダー/盛り上げ役/スケジュール担当/広報担当など、全員に役割を作り、参加者各自で役割に応じた投稿をしやすくすること

地味にめっちゃ大事なプロフィール設定
顔写真の有無で覚えやすさ&盛り上がりが全然違う。


ミライフキャリアデザインはオフライン・オンラインハイブリッドで実施し、3か月のプログラム期間中は専用Slackで内省を深めるというプログラム構成をしています。

そのため、個人別の内省チャンネルを参加者それぞれに作成をするのですが、それについても、中盤でコミュニケーションに慣れてきた&心理的安全性が確保できたタイミングでとるように設計していました。

コミュニティ初期のチャンネル数を多くしすぎないことで、投稿すると、何かしらの反応があると感じてもらう状態を意図的に作っていました。

コミュニケーションも、炎を一緒で、まずは小さく燃やす。その後だんだん大きくしていく。のがポイントだと思います。

③コミュニティルールの浸透

「Yes,and」「 違いを楽しむ」「偶然を楽しむ」というコミュニティルールを置いていますが、それだけでなく、時間通りにはじめ、アンケートも翌日18時までということを厳守していました。(やや細かいけれど、個別でもリマインドもしていました)

運営側が細やかなことを徹底することで、心理的安全性を保ちつつ、メリハリを保った場の運営ができていたと思います。

④フィードバックをもらう→改善するの繰り返し

毎回のアンケートには、必ずフィードバック項目を用意し、改善をするように心がけていました。すべては取り入れられなくとも、ちゃんと見ているというメッセージを伝えることが、会を一緒に作り上げていく気持ちの醸成に繋がると思います。

⑤運営が意図を持つこと

毎回のワークショップのグループ分けや組み合わせ、連絡のタイミング、何をして何をしないのか?な、運営がどこまで意図をもって実施するのか?それをどこまで伝えられるか?がコミュニティの成功を左右すると思います。

意図を伝えることで、同じワークショップでも受け取り手の感じ方が違ってくる。同じ行動でも、意志と意図を持つ事で結果が変わるなと感じました。

これはフィードバックを受けて感じたことでもあり、今後に活かしていきたいと思います。


最後に

コミュニティは面白いし、生き物である。

そして人と人との関わりの中からこそ、気づきや変化が生まれると思います。場づくりは面白いし、人と人とのつながりは面白い!

これからも、誰かのきっかけになるような、よりよい場を作っていきたいと思います。

ミライフキャリアデザイン最終日、皆さんの変化に感化されて、私もなにか変化したい!という衝動でショートカットにしました。

「もっともっと変化して人生を楽しもう」運営しながらもそんな前向きな刺激を与えてくれる、ミライフキャリアデザイン、最高です。
次回の参加待ちはこちらからお申込みください。

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