舞台「天才バカボンのパパなのだ」

ぽこぽこクラブ「天才バカボンのパパなのだ」21日夜、22日昼、24日夜、25日昼、29日昼夜、30日観劇。感想というよりは思ったことをつらつらと備忘録。戯曲読みたかったけど図書館になかった💦


今回物販は渡辺さんと杉浦さんが担当。ぽこぽこのグッズ可愛いのと舞台の小道具たくさん買ってしまった😊


会場入ると懐かしのメロディー。いつものぽこぽこのBGMではないんだと思った。

舞台セットがめちゃくちゃ可愛い。サザエさんみたいだなと思った。黒猫だけど…。天才バカボンは実はアニメ知らないからどんな話かは全然知らない😅


三上さんからの挨拶。忘れるからと大切の挨拶の台本。挨拶で劇中で使われるトイレの話をしていてトイレと禁煙のマークを見つけてどちらの世界のことだろうと最初思った。


最初に別役実さんの作品をぽこぽこでやると聞いた時に難しいのに新たなことに挑戦するのかなと思ってました。そしたら渡辺さんが別役実さん好きで杉浦さんが脚本書く予定が書けなかったからだと言っていてそんな感じな理由と拍子抜け😅ぽこぽこらしい💦


オープニング、椅子を持った署長さんに続いての署長さん以外でダンス。可愛らしいダンスと音楽がマッチして昭和な感じと不思議な感じ。これでいいのか〜♪、ここでいいのか〜♪と続くフレーズに自分に問いかけられてる気持ちになった。凄く残る曲。ちなみにみんなの表情見てるのが好きでした。


電信柱のある場所に署長さんと巡査が机を持ってくる。電信柱なのか?じゃないのか?と署長さんと巡査の会話を繰り返していくんだけど二人のやり取りがズレていて面白くもありぽこぽこな感じもした。

署長さんと巡査のやり取りにこんな人いるよね?と思った。


「雨が降ってないから傘をさす」


バカボン役の新垣さん、今までの役のイメージと全然違っていてバカボンに近い感じもする。

いいじゃないかと言う署長さんに異様にひかかる巡査。面白くもあり可笑しくもあり二人のやり取りに笑ってしまう。二人の噛み合わなさはずっとなのか。いつまで続く?署長さんはまともな感じもするけど署長さん目線で観てるからもしかしたら巡査に視点を合わせたらまた違ったりするのかな?と思った。


そんな二人にママが登場するのだけどどうしたの?と。どうもしないというバカボン。署長さんの何も無いと会話するのにつっかかるママ。傘を畳むことに気になる巡査。また絡んできて面倒くさい。そして、またママがつっかかる。

ママの困惑に署長さんが和ましてるのに巡査が更にややこしくしてる。山崎薫さんの絶妙な困惑な表情。杉浦さんに対してイライラするけどなんか可愛い感じがたまらない😁


「虫歯になったっていいよ!」 


巡査に巻き込まれて親が見てるのに署長さんついついそんなことを!(笑)

巻き込まれていく署長さんが可愛くもみえる。署長さんが親ですか?と聞いた時のママの困惑の表情に漫画みたいで面白い。


ママの次はパパ。どうやら猫らしい。渡辺さん演じるパパ。イリオモテヤマネコらしい。泣き方もまた違う猫も不条理なのか。猫と思わないといけない。なんだかパパの言動が昔の舞台でのぽこぽこっぽいなと思う。パパが猫だと思ってないだろうと言うのにバカボンが署長さんのお尻をぶってばよいらしい😅

そんな理不尽な…。そしてパパがぶってばいいんじゃないかになるんだけどなんで?😅バカボンにできるのか?って巡査がバカボン煽ってない?杉浦さんイキイキしてない?


「大丈夫ですよ。あれは子供ですが力はあるんです」


優しく署長さんに囁やくママが怖い…。そしてズボンを下げる話まで勝手にママの発想が怖い😨でも小さい頃変なことよく考えていたよなと思う😅

「考えてなかったよ」と普通に言うパパにあれ猫じゃないパパは普通なのかとも思った。

それに対してなんで嘘つくのかと泣くママにもらい泣きする署長さん。可愛すぎる。千秋楽はママから杉浦さん振られた時に杉浦さん笑ってた。山崎薫さんのママ演技力怖い!


署長さんがお尻打たれてズボンおろす話で考えちゃってる🥺みんな慰めてるのか…みんな署長さんで遊んでない?(笑)


しかもズボン下ろさない理由に発展している。でも下着がちゃんとしてることを知ってる巡査に笑ってしまった。ちょっと考えてしまったよ(笑)そっちなの!?


結局のとこ巡査がお尻間違って叩かれるんだけどそれに対しての杉浦さんに痛いかって言う署長さんの表情が悪代官みたいに悪いぞ!(笑)三上さんの笑顔で悪い感じがそのまんま(笑)

そんなところに先ほど来たレレレのおばさんは次は私だと!😅さっき誰も言わなかったでしょって言ったけど次はないですよ。って言ってなかったっけ?あんなにお尻叩くことに執着することないと思うんだけどしかも本気で怒ってくる大沼さんがめちゃくちゃ怖い😣

でもそこが可笑しくもあり面白いんだけどさ。


結局叩かれる署長さん(笑)


「うるさいうるさい引っ掻くぞ!」


署長さんがひっかけというところで研修で何をやってきたんだ!って台詞(笑)そんなの習うの?って思った。不思議な音楽とみんなのカイカイダンスにひっそり好きなんだけど奇妙で怖い感じもするけど魔法がかかったみたいで可愛い感じもする。ちなみに一礼するとこはこんにちはとかけていてアイディア凄いと思った。


女1が来て違う交番を案内するけど署長さんが案内するのにみんな案内しようとする。署長さん、寂しそうな表情の三上さん可愛い。


タバコのシーン。バカボンもいいの?そこは子供のくせにって突っ込まないんだなと😅本当にわかんない😓電信柱の赤ランプがマッチ変わりになっているのもなんか面白い。音楽が昭和だな〜と思いながらそれぞれがタバコを吸うシーンがかっこよかったりセクシーだったり、杉浦さんは身軽だなと思った。結構アクロバットな感じ凄い。


女1から話を聞く巡査がどんどん服を脱いでく。なんで?😅必然性とは?パパも脱ぎたい話。なぜに?子供か!巡査とパパの脱ぐ話が…。


「お前たちは馬鹿なんだぞ。」


あれしろよと泣き崩れる署長さん壊れた(笑)この署長さんの台詞聞いた時なんか好きなんだなと思った。みんな馬鹿なんだって思ったら気持ち楽になる。


男と女。なぜにそこにトイレットペーパー?観るまで全然気づかないのが不思議なところ。そこにあればトイレットペーパー持って入ればと思う。最後にこの二人の関係性は?と疑問に残るんだけど最後に気づく。付き合ってるの?二人だけの物語を知りたいとも思った。


女1の困ったことは誰かに見られていてそいつを青酸カリで殺したいらしい。


「死ぬとしますよね」


との署長さんに「さっきやりましたよ」という巡査。

「さっきやったか…」と署長さん。何も考えられなくなってる感じが面白い。不条理に慣れてしまったのか。ボヤッとしてる。

「やったんだね…。」三上さんの台詞の言い方が抜けてる感じが好き。

青酸カリをみんなで飲むのだけど署長さん止めないんだなと。そして、電信柱を見上げる署長さん。何を思ってるんだろうと思った。1人置いてかれて寂しく感じてるのかな。電信柱に何を求めてるんだろう。


みんな死んでいる中そこに来た男と女役の言葉に冷めた感じが今の現代な感じもする。


最後に死んでいたみんなが立ち上がり署長さんの周りをダンスしながら踊ったり署長さんに向かって踊るのに署長さんに問いかけてるような感じも面白い。「それでいいのか〜♪」


そして、最後に電信柱に向かって見上げ帽子をとる署長さん。何を思っているのか。なんともいえない表情がとても好き。電信柱から水蒸気が出てきて返事してるみたいだった。署長さんはやっぱりまともだった?不条理な世界に振り回されて頑張ったなと思う。


三上陽永✕スズキ拓朗のアフタートーク

(終わったあとにメモしていたり思い出しながら書いたので違ったりしていたらすみません💦)


スズキ拓朗さんから「出過ぎでしょ」って言われた三上さん。本当は「手が出るだけの男役だった」杉浦さんから「本公演なのに楽しちゃだめだよ」と言われて署長さんの役になったと。


スズキ拓朗さんから杉浦さんと三上さんでやってるの観て「ぽこぽこファンにはたまらないですよ」となんか嬉しい。二人で噛み合わなさが凄く楽しかった。


スズキ拓朗さんから初日は緊張感があるけど今日は疲れてる感じが抜けている感じで良かった。


稽古の時にコントよりで作ったのでこれでいいのか?と三上さん。セリフが全然はいってないので三上さんが入ると崩れるし演出と署長さん役が大変だった話


三上さん「不条理劇はあんまり得意ではないけど別役実さんが苦手って方にも楽しめる作品だと思う」


スズキ拓朗さん「別役さんは突っ込みはないからみなさんの笑いが突っ込みだったんじゃないのかな。」と聞いてなるほどと思いました。


三上さんのセリフで「お前ら馬鹿なんだぞ!」ってあるけどスズキ拓朗さんが全然響いてない感じが良かったと。と言っていた。ヤバい面白い。ここは響かない方が面白いんじゃない?


最後のシーンで青酸カリで死んで「これでいいのだ」は令和のご時世大丈夫なのかと思った。と「これでいいのか」にしようかとも思った。


マッチが火を付けるアイデアもスズキ拓朗さんだったと。電信柱が赤くなってるのも警察署とも見えると。


美術に関してはループしている話だったから本当は研究所みたいにしようかと思っていた。シャッターとかつけようかなと。


本当は家が署長さんにぶつかり椅子も壊れる予定だったけど三上さんの体が持たないということで今の感じになったと。


電信柱があるとないとは違うと。


リフトとか難しいに杉浦さんちゃんと出来ていた。

署長さんがピークになるとこでダンス入れたかった。でもカイカイダンスになってそれがこんにちはと繋がったダンスになった。


街灯については天井が低いからできなった。


トイレットペーパーの位置が絶妙だったし最初にトイレの話していても全然気づかない。

男と女役がト書きではトイレから出てこない。

男と女が壁ドンして美術が倒れる設定。


セットが倒れるのとか叩かれるのとかドリフな感じで作った。


別役実さんの不条理劇で難しいというよりかはよくわからないのだけどこうではないといけない普通はこうだからと常識にとらわれているだけなのかもしれない。観てる時に思ったのが普通ってなんだ?でした。常識って思っていたことが上手くいかないことが日常にたくさんあるし不条理劇というよりは日常に対する疑問なのかなとも思う。変に解釈せずに小さい頃何も考えずに見たアニメを見たら可笑しいとこだらけだし小さい頃見ていたように何も解釈せず何も考えずに見たら良いのかもしれない。署長さんと巡査が話が噛み合わない部分が多いけど大人と子供の噛み合わなさに似ている。

今回昔観たアニメを観てるようで最後はテレビに帰っていくような不思議な感覚でした。

ちなみに何度か観て感じたのは別役実さんめちゃくちゃ楽しんでない?でした。話がいろんな方向にいったりループしたり不条理なことを見ながら楽しんでいる気がしました。


舞台のこといろんな方とお話できるの本当に楽しい😊

本当は三上さんとも舞台のこと話したかったけど難しかった。いろいろ気になったことあったから聞いて見たかったし戯曲読みたかった。


今回は仕事の休みが上手く取れてたくさん観れたこと嬉しかったです☺️なるべく帰りが遅くならないように帰れたし次は観れるかはわからないので良かった!

いろんな方と出会い、私に会いたいと言ってくれた方、知っていたけど今まで話せなかった方、そんなにいつもは話できないのにお隣席でたくさん話せた方、お友達。はじめましてでお話でできた方みんな素敵な方ばかりでした。友達と観れることに凄く楽しく感じた舞台でした。次はぽこぽこ観れるかはわからないですがずっと観ていきたいぽこぽこクラブ。三上さんの署長さん良かったな〜。ぽこぽこの舞台楽しかったです。長々と読んで頂いてありがとうございます😊わからない部分だらけでした〜。もう一度観たいな〜。

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