2歳の子どもを抱えてMBAを志した理由
こんにちは。asamiです。
今日は、今私が通っている大学院でMBAを目指そうと思った理由について書きたいと思います。
数か月前から下書きに温めすぎていた記事なので、発酵しておりましたらご容赦ください。
当時の私の状況とMBAに思い至るまで
当時私は、第一子の育休復帰から丸一年を経過したところでした。
復職一年目の時は、個人向けキャリア支援の力を身に付けたいと思い、キャリアコンサルタントの養成講座を受講しました。
その後国家試験を受けて、資格も取得しました。
さて2年目に入り、次は何を目指そうと思っていたところ、キャリア支援をするためのキャリアコンサルタントの活躍の場の少なさに愕然としていました。
また、その待遇が著しく低い。
厚労省がキャリアコンサルタントを国家資格化してしたのが2016年。
求人情報が世の中に出ていますが、例えば時給1200円、1500円、などなど。
驚くほどの冷遇です。
しかしながら、キャリアコンサルタントと目指す人と言うのは、働く人の役に立つたいと言う思いが強い人が多いのでホスピタリティに溢れており、待遇面を憂いながらも頑張る人が多いのが実情です。
そんな状況をなんとか変えて行けたらいいなぁと言う淡い思いを抱きつつ、かつ、本業の方でもイチ営業社員として目の前の仕事しか見えていない状況がありました。
もっと広い視野から物事を見たい。
そんな思いで、今学べる事の選択肢の1つとしてMBAが上がってきました。
この時に、既に経営者を志していたかといえば、そうではありません。
というか、今でも経営者になりたいとは特に思ってはいません。
ただ、働く人を支えたい。社会を良くしたい。自分も成長したい。
そんな思いで入学した大学院です。
国内MBAと海外MBA、どっち?
MBAを選択肢に見たときに、海外と国内のどちらかにしようと考えました。
子供がいたので、当然国内MBAでしょ?
私は、取り得る選択肢をあらゆる方向性から検証して、自分にとって最善の道を選びたいと思っています。
そんな中で、海外国内の双方含めて検討しました。
最終的に国内MBAを選んだわけですが、その理由は大きく以下の3つ。
1、私が学びたいのはビジネスの内容であり、英語で学ぶと言う意義はあまり大きくなかった。
2、海外MBAの大きなメリットの1つであるグローバルな人的ネットワークと言うのは、まず日本を変えたいという私にはメリットに感じなかった。
3、育児仕事と両立しやすいのが国のMBAだと思った。
海外MBAの大きなメリットは、ビジネスを学ぶと言う内容そのものに加えて、グローバルで得られる大きな人的ネットワークです。
かつ、その希少性にあります。日本から海外MBAに留学する人は年間約300人と、非常に限られた人材。ただ、私はグローバルなネットワークを得るよりも、ビジネスを日本語で深く学ぼうと思い、かつ仕事と育児を継続しながら学びたかったので、国内MBAにしました。
ライフプラン~大学院入学と第二子妊娠~
さて、まずは一科目ずつ大学院で学び始め、入試を経て正式に入学することが決まりました。入学当時、長男は2歳。
そして、その直後に第二子の妊娠が発覚。現在は、次男が生後3か月に、長男は3歳になりました。
なぜこのタイミングで…と思われるかもしれません。
子供は授かりもので、欲しいと思った時に必ずできるものではない。自分でコントロールできないので、いずれ二人目が欲しいと思っていた私は、長男の育児にやや余裕が出てきた頃から二人目を考えるようになりました。
幸いなことに次男もすぐ授かり、育休中に学べてラッキーくらいに思っていましたが、まあ、二児の子育てってそんなにイージーではないよね。。笑
妊娠出産と仕事(や学び)をどう組み合わせて自分のライフプランを立てるかと言うのは、人それぞれで答えがありません。
あくまで私の場合は、出産は後回しにできないなと思ったのでプライオリティを高く置いていました。
自分に合った働き方、家族生活を送っていくと言うことが、何より人生を充実させることになるのだと思っています。
大学院に入ってみて
実際に入学してみて。
かなり大変です。(笑)
授業を受ける時間を確保するだけでも、その間の子二人の世話係を確保しなければいけませんし、予習復習その他の活動を含めると膨大な時間が必要です。クラス活動やクラブ活動もあります。
けれど、同じくらいの楽しさがあります。
知らなかったことを知ること、他業種他職種の人とつながること、自分の道を探すこと。どれもとってもわくわくします。
決して楽ではありませんが、入ってよかったと思えるように精進精進。
ちなみに、入学動機の一つとなったキャリアコンサルタントの待遇改善や地位向上について。
同じ思いの人が多くいるようで、活躍の場を広げようとしている人やコミュニティがあることを最近になって知りました。今は、その一員として頑張りたいと思う所存。
ではまた。