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生後5ヶ月の娘を保育園に預けて思ったこと

こんにちは。30代共働き主婦、とみこです。

私には6歳と3歳の娘がいます。今回は次女を生後5ヶ月で保育園へ預けた時のお話です。

最近は随分保育園へ子供を預けることも当たり前になってきましたが、0歳児、つまり赤ちゃんの時から保育園へ預けることについては未だに賛否両論あるかと思います。私も多少の不安を抱きながら、次女を0歳5ヶ月から保育園に預けました。長女は1歳半から保育園に預けたので、その時の経験とも比較して、「0歳から保育園に預けるって大丈夫なの?」ということを考えていきます。

なぜ0歳から預けたのか?

長女は1歳半になるまで自宅保育をし、保育園へ入れました。この1年半の育休は私にとって、とても良い思い出で、のんびりと充実した日々を過ごせたなぁと感じています。なのになぜ次女は0歳、しかも5ヶ月から預けることになったのか?

1、長女が保育園を転園できなかった。
長女は次女の産休育休中も保育園に通っていました。色々あり、次女出産直後にその保育園から往復1時間弱かかる場所へ転居しました。長女を近所の保育園へ転園できないか?と思ったのですが、育休中は転園申請はできないということで、私は
・次女を0歳児クラスから保育園に入れて、長女も同じ保育園に転園させるか
・次女を1歳児クラスから保育園に入れることにして、往復1時間x2の長女の送迎を続けるか
の二択を迫られました。(幼稚園も選択肢としてはありましたが、育休復帰後を考えると非現実的。)この時点は非常に悩みましたが、次に述べる職場の環境が決め手となり、0歳児クラスからの入園を決めました。

2、職場で人員補充がなかった。
私は小さな会社で勤めていまして、長女の育休終了後から、私ともう1人の女性と2人で事務仕事を担当していました。私の2人目妊娠がわかった際、その女性から「とみこの仕事も私がやる!だから早く戻ってきて!」と言われてしまい…。(苦笑)今振り返ると、めちゃくちゃなこと言われているな、とも思いますが、仕事で必要とされるのはそんなに悪い気がしないので、0歳児入園の方向に気持ちが傾きました。

私が次女を0歳児で保育園に預けることになった、主な要因はこの2つになります。

そして次女が10月生まれだったことから、4月入園の場合は必然的に5ヶ月での入園になってしまったのです。

と、ネガティブな書き方をしましたが、実はそれほど0歳児入園には抵抗感がなく、「ま、なんとかなるでしょ!」と楽観的でした。でも、それなりに大変なこともありました。

0歳児を待ち受けていた、病気の嵐

無事姉妹2人同じ保育園での受け入れが決まり、2019年4月、いざ入園。長女を1歳半で保育園へ預けた時、最初の1年は頻繁に休むということは知っていたので、覚悟しての入園でした。

長女は新しい保育園に問題なく通い始めました。次女も生後5ヶ月ということもあり、親もしっかり認識しているかわからない状態で毎朝保育園に預けるので、泣きわめくこともなく。(これは、0歳児入園の利点かと!何もわからないうちに保育園に入れてしまったため、今でも次女は「保育園行かない〜」とはほとんど言いません。)

しかし、入園1週間後。早速次女発熱。

その後もダラダラと発熱は続き、結果、4月は半分も登園できませんでした。0歳児クラスは6名だったのですが、全滅している日も何日かありましたので、0歳児は1歳児などに比べて風邪をひきやすいのは間違えないような気がします。

しかし、1年経つと風邪をひくことも格段に減りました。確かに0歳児は1歳児に比べると抵抗力も弱く、風邪をひく可能性は高くなると思います。しかし少なくとも私の経験では、0歳で入園しても1歳で入園しても、最初の1年は風邪をひきやすいというのは変わらないので、急病に対応できる体制は1歳児入園でも必要です。そのため、子供への急病対応という意味では、0歳児特有の大変さはないと思います。ただ、まだ言葉も喋れない赤ちゃんが発熱している姿を見ると、やはり申し訳なく思う気持ちはありました。

離乳食とミルク

次女は5ヶ月になりたての頃に入園したため、離乳食も始まっていないタイミングでした。食事はミルクになります。当たり前ですが保育園では食事の時間が決まっているので、そこから逆算して、朝ミルクを与えてから登園しなければなりません。これがなかなか難しい。

例えばミルクが4時間間隔だとして、11時昼ミルクだとしたら、7時に朝ミルクを与えたいのですが、だいたい6時に起きてしまう。そうすると泣いてミルクを欲しがる。朝は忙しいので、ミルクを与えて泣き止ませるのが手っ取り早いのですが、それだと昼ミルク前にお腹をすかせてしまう。と、このリズム作りにとても悩みました。ちなみにこのミルク問題、どのようにして解決したかというと、覚えていません!(笑)時間が解決してくれたような気がします。

そして少しすると離乳食がスタートするのですが、保育園では初めての食材は与えてくれません。そのため、離乳食メニューに合わせて事前に食材を家で食べさせなければいけないのですが、特に1回食のうちはこれが大変でした。

長女の離乳食期に買った本によると
・初めての食材を食べるときは小児科の開いている日時に
・初めての食材は3日くらい食べて、慣れてきたら次の新しい食材を与えましょう
とか書いてありましたが、これはもう、次女の時は守れませんでしたね。

例えば1回食の時は保育園で食事をしてしまうため、家で食べれるのは土日のみ。病院、開いてません。

そして「来週は〇〇と〇〇が新しい食材なので家で試してくださいね」とか言われると、初めての食材を2種類、とか同時に試してしまうときもありました。(もしアレルギー反応があった場合、どちらに反応しているかわからなくなるため、オススメしません!!)

これが離乳食期はずーっと続いて、「〇〇食べました?」とよく聞かれました。人参とかかぼちゃとかなら良いのですが、「セロリ食べました?」とか聞かれると、「セロリは家では食べません!」とか逆ギレしたくなったしまうくらい、大変でした(←セロリ嫌い)。しかしもしアレルギー反応があったら大変なので、このステップは非常に重要で、あまり適当にもできないところが辛かったです。(親以上に0歳担当の保育士さんはすごく気を使うんだろうなぁ。と尊敬しかありません。)

私の場合は保育園へ預ける前からほぼミルクだったから良かったですが、これが母乳だとしたら搾乳なども加わりさぞかしもっと大変でしょう。

わーお。やはり赤ちゃんを預けるって大変!

それでもなんとかなりました。

それでもなんとかなりました。しかも死にそうになりながら切り抜けたワケでもなく、ほどほどに大変ながらも睡眠時間も確保できましたし、仕事もなんとかなった印象です。それには2つの理由があるなと思っています。

1、子供が夜泣きしなかった
保育園へ預けてようが預けてなかろうが、0歳児を育てる上で何よりも重要な課題となるのが「睡眠時間の確保」です。もし子供が夜泣きする場合、寝不足の状態で保育園の準備、送り迎え、仕事、家事をするのは絶対無理だと思います。その点次女はなぜか夜泣きを全くせず、非常に助かりました。最近は夜泣きをなくす育児法などもありますので、気になる方は試してみても良いかもしれません。

2、助けてくれる人がいた
子供が風邪をひけば、私が休みをとるだけでなく、夫や母も対応してくれました。会社も「いいよ、休んで」と言ってくれました。いざという時に助けてくれる人が沢山いたから、乗り切れたように思います。

0歳児を保育園で預けるならば、これだけはしておくべき

そんな私の経験から、もし0歳児を保育園へ預けるならば、以下の準備はマストだと思います。

・哺乳瓶に慣らしておく。
地味ですが、大事。保育園に預ける場合は(特に低月齢児は)ミルクが必須になります。哺乳瓶を嫌がる子もいるので、慣らしておくようにしましょう。低月齢から保育園に預けるつもりならば、ミルクのみ、もしくはミルクと母乳との混合での育児を個人的にはオススメします。私は元々ミルク多めの混合栄養だったので、胸の張りなどにも悩まされることなく、この点は非常にスムーズでした。

・夜泣き対策を考える。
夜泣き対応し、ろくに眠れないまま仕事となると、身体を壊します。夜泣きをしない育児法を取り入れるか、夜泣きをする子ならば夜泣き対応はできれば複数人で出来るように、対策を考えておくべきです。

・急病時の体制を整えておく。
これは0歳児に限った話ではないですが、急病時に対応できるように、職場・家族と話し合いをしっかりしておくべきです。巻き込む人数は多ければ多いほど、お父さん、お母さんの負担は少なくなります。会社にもしっかりと「いきなり休むかもしれない」ことを伝えておきます。罪悪感を持つ必要はありません。むしろ事前に何も言わずに急に休む方が迷惑です。「期限前の仕事も早めにやっておく」「周りの人と常に仕事を共有する」など、急な休みにも対応できるような仕事の進め方を心がけましょう。お父さんもお母さんも仕事を急に休めず、他に頼る家族もいない場合は、病児保育などを事前にリサーチしておくことをオススメします。(病児保育って色々面倒です。※過去記事参照)

・復帰前の子供との時間を存分に楽しむ
これが一番大事!0歳児から保育園へ預けるということは、子供と過ごせる時間は必然的に少なくなります。なので、保育園へ預けるまでは、子供との時間を存分に楽しみましょう!

結論

結論、無理して0歳から預ける必要はない!

え?!!結局結論それ!?と思いましたか?そうですよね、そう思いますよね。

私の場合、次女を0歳児から預けることで仕事にも早期復帰できましたし、次女も問題なくスクスク育っているので、結果としては保育園に預けたことに後悔していません。子供にとって、保育園に通うことは、マイナスになることはほとんどないと思うんですね。だって保育士さんはプロですから。仕事が好きな人、すぐ働かなければならない事情がある人などは、安心して預けちゃいましょう!

でもやっぱり、0歳児を預けるということは、それ相応の大変さはあります。実際、1歳半で保育園へ行き始めた長女より、次女の方が沢山風邪をひきました。そんな時、大変な思いをするのはお父さんやお母さんです。もし育休が取れるのであれば、出来るだけ長く休んだ方が、大変さは減ると思います。だから無理して0歳から預ける必要はない。矛盾しているようですが、それが私の結論です。


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