チャイルドセラピーとの出会い
【チャイルドセラピーとは】
子どもにも大人もにも、こころの中にある“子どもごころ”に寄り添い、癒し、成長させるセラピー。
私は西谷真美先生から教わりました。
息子のことが心配で、門を叩いたのでした。
セラピーが必要なのは息子にではなく、私でしたが。
それすら、なぜ「私」に必要なのかわからないくらいの状態でした。
それだけ「他人軸」で生きてきたのです。
「自分」はさておき、「息子」を変えなくちゃ!と。
息子の様子が気になり、寝不足にムチ打って調べて調べて調べてたどり着いたのがベビーマッサージでした。
上の子は、2ヶ月くらいのときから横抱きさせてくれず、横抱きしようとすると全力で退けぞってきました。そして全然目が合わない。寝たと思えば30分とか1時間で起きる。
「3ヶ月過ぎたら楽になるよ」
と母に言われ、信じて頑張ってたけどまったく変わらず。睡眠時間は増えないし、授乳回数も減らないし。
ちょっとしたことで泣いてたなあ、この頃。
海外から「息子は元気か」とSkypeしてくる呑気な夫に腹が立って、大泣きしました。
時差のために私の睡眠時間削ってんだよ!少しは私のことも気にかけろよ!
無言でSkypeぶち、ですよね。
あ〜懐かしい。笑
とにかく、ベビマの資格を取りに行ったのです。そしたら息子が変わるかもと期待して。
そしてその講座の中で「バーストラウマ」「インナーチャイルド」というワードに出会いました。
あれ?なんだろう?なんかすごく引っかかる。ザワザワする。
思えばその直感を信じてよかった。
息子の出産は微弱陣痛で、子宮口が開いて入院してから出産まで3日。促進剤も使ったし、吸引もした。光線治療もした。何やらバーストラウマということが関係してるみたい。
真美先生のホームページには気になることがたくさん書いてあった。
その頃、私自身も、お風呂やトイレなど 1人になれば昔あった嫌な出来事ばかりが思い出されたり、自分の嫌いなところばかりが頭を占めるようになったりしていました。
こんな私は子どもを育てていけるんだろうかと不安になっていました。
授乳はただただ辛いだけだし、自分の時間なんて5分もないし、眠れないし、どこにも行けないし、気力がどんどんなくなる感じ。
もともと、子どもが好きで教師をやっていたくらいですから、理想と現実のギャップにこれでもかってくらい、打ちのめされていました。
そして完璧主義だから、助けてって言えない。
当時の私には、笑い事ではなかったけれど。
子どもが好きなのに、どうしてうまくできないんだろう。
こんなママでいいのかな?ちゃんと育てていけるんだろうか?
その繰り返しでした。
とにかくこれは、この方のところへいってみよう。そしたら息子も何か変わるかも!と思ったのです。
…こうやって当時を振り返ると、今の自分が元気で、3人の子どもを育てていることが本当にすごいことだと感じます。
あの時の直感を信じてよかった。息子がいろいろ教えてくれてよかった。
人生はちゃんと、自分の思うように作れる。この6年でコツコツと積み上げてきました。
その後の話はまた次回。