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3歳次男が教えてくれた私の弱点

極悪チャイルド現る

朝、長男のバスの時間。「さあ、行くよ!」「ちょっと待って~。」「ジャンバー着てね!」「やだ、着ない。」「靴、履いてね。」「ママやって。」「もうバス来ちゃうから早く!」「トミカ持っていきたいの~!」「エレベーターのボタン押したかった~!(ぎゃん泣き)」

はたまた、スムーズに出かけられたかと思えば、長男の大事にしているトミカを勝手に持ち出して来ている。外で遊ぼうとする。「それ、お兄ちゃんにちゃんと借りたの?」「違う!これはぼくの!ギャーギャー△▼×△‥!」

このやりとり、一カ月続いています。

お迎えの時もこのパターン。遊びに行くときもひと悶着。お風呂に入るときも、長男と遊んでいるときも。「ぼくがしたかった、なんでさきにやったの!あれはやりたくない、なんでこうしたの!」

イライライライラ、イライライライラ。もう一回言っとこう。イライライライライライライライラして、ほんとにもうこいつは無理!と思いました。

叱ってもだめ、諭してもだめ。聞こえないふりするし、話しすり替えてくるし。

何度家から外に出してやろうと思ったか。そのままエレベーターに置いて来ようと思ったか。家に置いて出かけられたらどんなに楽か!なんなんだこいつは!

心のしくみを学んでいると、目の前にいる人は自分の心の鏡です、と言われます。それにもかかわらず、私はそこをスルーしていました。

わかったふりして、本当は認めたくなかった。

「私、そんなに性格悪くないし。」

って美化していたんですね。

この次男のしつこいしつこいしつこい悪党ぶり。何か見落としていますよ、本当のことに気づきなさい、先へ進めなくなるよ、認めなさいよ、ってことだったんだ!とやっと気づきました。(遅い。)

私の弱点はこれだ。「いい子のふりをする。」

そんなわけないでしょ、あなたの中にもたくさんいるんだよ、こんな風に人を困らせようとする極悪チャイルド。居ないものにしないでよ~!ここだよ~!ここにいるよ~!のお知らせがガンガン鳴り響いていたのに、

見て見ないふりどころか布団かぶって目をつぶって、知らんぷりしていたんだ。認めたくなくて「出てくるな!」「なんで変わらないんだ!」って攻撃して押さえつけようとしていたんだ。そりゃあ次男も聞こえないふりするよね‥

性格の悪さも認めよう。それも私。

直したふりはもうやめよう。私はかなりわがままだし、実は隠れて悪いことするタイプだったし、親になったからっていきなり聖人になったわけではない。

長男もずっとこのこと、教えてくれていたのに

子どもたちが悪い!

一人で子育てさせる旦那が悪い!

環境が悪い!

ってずっと人のせいにしてた。

全部選んだのは私です。

かっこつけて、憧れの先生のようになった気でいたけど。まだまだ、お掃除すべきことはたくさんある。「0か100か思考」もあるから、すぐ結果出ないことが許せなかったんだな。2020年の終わりに猛省です。

…ってブログの下書き書いてたら

「ママ、○○君、ママの言うことちゃんと聞く!」という宣言とともにあの嵐のようなお出かけ前の大騒ぎがウソみたいになくなりました。

「○○がしたかったのに~!」はまだやるけど、激減した。

心のお掃除するってすごい。

心の中の思い込みの種、見つけて掃除する。

弱点に気づかせてくれてありがとう。成長を止めない母ちゃんでいようと決めた2020年年末です。





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