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It's time to say goodby

街を歩いていると、卒業生のタグをつけた学生さんを
多く見かけるようになりました。

あ、卒業シーズンか…
というわけで、アラマガ今週のテーマは卒業です。

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高校の頃、いわゆる仲良しグループ絶対主義が苦手なタイプでした。

なんとなくつるんでいる子が数人いたものの
いつも一緒ではなく、みんな飄々としていました。

一人になりたい時は一人で過ごしていたし、グループの垣根を越えて個人的に仲良くしている子もいたので、特につかず離れずの関係を過ごしていた感じ。

もちろん、当時の親友と呼べる友人もいたけれど
今はほとんど疎遠になっています。



そんな高校の卒業式が近づいてきた、ある日。
卒業式で泣けるかどうか問題が私の中で悩みになっていました。

過去、卒業式でまったく泣けなかった私。
卒業式で泣かないと、可愛げのない女と認知されるんですよね…

感情が顔に出ない、クール、冷たい…と評されることが多く
私自身、感情を表に出すタイプじゃないと自覚しています。

(新人ナースの頃にベテランと間違えられたくらい顔に出ないらしい…)

感情を爆発している人をみると反対にどんどん冷めてしまうんです。


だから、卒業式でも

卒業してもずっと友達だからね!
大学に行ってもちょこちょこ会おうね!!

と言って泣いている同級生を

環境が変われば関係性だって変わるんだから
ずっとなんて無理だろ…
と、思いながら冷ややかな目で見ていました。


私はどちらかと言えば、卒業=門出という解釈。

なので、卒業は離れ離れになる、寂しいというネガティブなものじゃなく
新しいステージに向かうために必要なものというポジティブなものでした。

それを裏付けてくれたのがタイトルの言葉。
サラ・ブライトマンの楽曲のタイトルでも有名なフレーズです。

これさ、さよならを言う時間だっていう意味になりがちだけど
意訳すると、さあ旅立ちの時だって意味になるんだよ。
俺は卒業ってこういう意味だと思う。
俺も頑張るから、お前も看護師がんばれ!!

と、高校時代の友人が教えてくれました。

彼とは何年も会えていませんが
たまに連絡を取る大事な友人です。


学生さんをはじめ、この時期に卒業をむかえる人へ。

彼から教えてもらったこの言葉を
私からも送りたいと思います。


It's time to say goodby


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