いのちはおいくら?
あさみの保健室に載せようかなとも思ったんだけど、これは皆さんにシェアしたい!!とも思いこちらに。
医療の話をしたらキリがないんですが、今回は差額ベッド代について。
差額ベッド代ってなんぞや?って人は以下を。
差額室料(差額ベッド代)とは、健康保険適用の範囲外で患者に請求される病室の費用のことをいいます。基本的には1人~4人の部屋に入院した時にかかる費用になります。
差額ベッド代ともいわれ、差額室料を要する病室を「特別療養環境室(特別室)」といい、より良い医療を受けるために、特別に料金がかかります。
つまり、差額ベッド代って自費なんです(・∀・)きゃー
高額医療費制度もこれはカバー出来ません。医療費はカバーできても差額ベッド代は保険適応でもありませんから。
これに関しては病院が自由に部屋のベッド代を決めてOK。私のいる組織は3000円~10万円までのベッド代があります。ちなみにこれは一泊の代金。私のいる病院では無差額のベッドよりも差額がかかるベッドの方が多いです。つまり、ベッド代のかからない部屋に入院出来ることのほうが難しいんです。
救急車で運ばれてこようとも
意識が吹っ飛んでいようとも
まずは
「ベッド代、払えますか?」
これを聞きます。払えない人はおうちにおかえり頂くか、他をあたってもらっています。ICUなんて一泊しただけで10万くらいかかります。そこでそんなにかかるならパークハイアット泊まるわって感じ。憲法25条の【すべて国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する】がかなり揺らいでいますよね。
お金のあるなしによって命の選択がすでに始まっています。これが倫理的にあり・なしかはここでは置いといて、現実としてまずは知ってほしいなと思います。
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