籠の中の鳥

会社という組織を手放し丸3ヶ月。

「ずっとやりたかったことに挑戦したい」
と大口を叩き、上京したんだが、何かが違う。違うのです

まるで練習に身が入らない。それについて学ぶより、
他の表現が気になって仕方ない。
本を読み、思考を巡らせ、これからをぼんやり考え、これでいいのか…?を繰り返す

もちろん、覚悟が足りなかったと思うし、言い訳だと言われるのもわかる。
入口のぞいただけで何もしてないと言われるのもわかる。てめえの心が弱いと言われれば確かにそうだ。
ただ、好きだった、やりたかったそれが、違和感になってしまったという事実が、目の前に散乱していて、玩具箱をひっくり返した子供部屋のようなのです。

拾い集めることもできない。そこに手を伸ばせない。
なぜ、こんなにも中途半端な人間なのかという絶望感
毎日生きてる心地がしないわけです。

そして、玩具箱がひっくり返ったことで、
本当に本当にやりたかったことって…
ずっとずっとずっと蓋をしてきたことって。
がたくさん見つかって怖くなっているのです

「自由に生きてて羨ましい」とゆうような言葉をもうことがあるけど
人に頼ることが苦手で、内側で対話を続けてしまうような人間は
自由に見えてとても不自由だよと伝えたい
自分で入ったつもりのない檻の中、もがいて這い出たつもりが、結局はその檻にどこかしらくくりつけられたままなんだから
本当は1日たりとも部屋から出たくないんだから、人と話したいけど話したくないんだから
笑えなくなっている事実に怯えているんだから

こんな調子なのでもちろん体調に響き、バイトを休み、休んだ罪悪感でさらに首を絞めるんです

いい大人が。と言われるだろうけど
みんなみんな毎日なにかと闘っているんですよ
ごめんなさいって思ってるんですよ、きっと
ありがとうって思ってるんです。

自分を知るってとっても怖くてやんなっちゃうね
強くなくても、芯のある人間になりたいなあ

そんな日

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