#4 フライト乗継20時間で楽しむシンガポール旅行記 2: 朝のシンガポール川沿い街ぶら散策(2024 シンガポール旅 Season2)
こんにちは、あさまるです。
日本からマレーシア・クアラルンプールへ行くのに Scoot の台北・シンガポール経由の乗り継ぎ便を利用した、シンガポール20時間滞在旅行記です。
夜21時にシンガポールに到着後、市内中心部・ボートキーのカプセルホテルに宿泊。翌日夕方17:00発の飛行機に乗るまでの間、シンガポールに入国して観光することにしました。今回の記事では2日目・朝の道中を旅日記としてまとめてみます。
朝7時に起きてシンガポール川沿い散策
前日は移動の疲れから24時に就寝した私。翌日は朝7時に早起きしてカプセルホテルのシャワーを浴びて、街歩きに出かけることにしました。
朝7時といいつつ、日本時間だと8時起きなので、決して早くはないですね笑
たった1時間とはいえ、時差を感じる瞬間です。
朝ごはんを食べに行くのが目的だったのですが、小一時間くらい街歩きすることにしました。シンガポールの雰囲気を知るのにもとても良い機会です。
エンプレス・プレイス エリアを散策
Elgin Bridge(エルギン橋)
シンガポール川の下流部に位置する「ボート・キー」から、なんとなしに河口部へ向かって歩いてみようと思いました。
昨日の見た夜景がきれいだったので、朝はどんな感じか気になってたのもあります。
ホテル最寄りの川沿いの橋「Elgin Bridge(エルギン橋)」に行ってみます。
さらに橋を歩いて進み、シンガポール川の河口側を眺めてみます。
高層オフィルビル群のラッフルズプレイスと呼ばれるエリアで、3階建てくらいの家屋が立ち並ぶ手前がボートキーと呼ばれるエリア。
この対比感がたまらない。
エルギン橋を渡って川沿いの遊歩道からエルギン橋を撮ってみます。
エルギン橋の歴史は古く、1822年にシンガポール最初の橋として架けられたとのこと。
最初は木製の橋で、その後は鉄橋に替わり、1925年にコンクリート橋として架け替え。その後1989年に構造を進化させて現在に至るとのこと。シンガポールの国定記念物に指定されています。
シンガポールの7月の日の出はおおよそ7:30前後。
太陽が出てくると、今度は太陽の光がビルに反射してきてまた良い。
シンガポール川沿いの遊歩道は、ゴミひとつ落ちておらず、しっかり手入れなされています。
河口方面に歩くと、ガーデンズバイザベイに行けるのだそう。行ったことはないが名前は聞いたことある。たぶんマリーナベイサンズとかがあるエリアだという勘だけ働いた私。ひとまず進んでいきましょう。
川の反対側、ボートキーを見てみます。
高層ビルと昔ながらの家屋の対比がやっぱり好き。
Anderson Bridge(アンダーソン橋)
川沿いを下流へ歩いて進んでいくと「アンダーソン橋」という橋がお目見え。1910年竣工の歩行者用橋梁です。
歩行者用なので、乗り物や重い物、牛や馬は通行禁止という案内。牛と馬の言及があるところに、時代が感じられますね。
横には、おそらく露店でしょうか。準備のため置かれてました。
こうしてみるとHondaの二輪車も味がありますね。
Asian Civilisations Museum(アジア文明博物館)
アンダーソン橋のすぐ先には、Asian Civilisations Museum(アジア文明博物館)があります。この博物館は、アジア各地の文化遺産や歴史が紹介されており、シンガポールの多文化社会を理解するための重要な博物館となっているとのこと。
Victoria Concert Hall(ビクトリアコンサートホール)
アンダーソン橋の横を進んでいくと、「Victoria Thatre(ビクトリアシアター)」と「Victoria Memorial Hall(ビクトリアメモリアルホール)」という立派な建物が見えてます。
その名のとおり、劇場とコンサートホールとなっていて、シンガポール交響楽団の本拠地となっているそう。
歴史的建造物であり、文化芸術の中心地として知られているとのことで、私が訪問した際も、日本人と思われる女性数名が歩いてらっしゃいました。
この堂々とした風格と、白のきれいさに思わず見とれてしまいました。
朝早くからランニングや散歩を楽しむ人が多く、自分の生活習慣に気付かされた
このシンガポール川沿いの遊歩道ですが、とても歩きやすくて、歩いていても気持ち良いですね。
朝で人通りも少なく、涼しいこともあってか、このシンガポール川沿いをランニングしている人も多く見かけました。
こうして思い思いに身体を動かしている人が多くいらっしゃるのを見て、早起きして身体を動かす大切さをシンガポールで改めて認識しましたね。
私自身、生活リズムは夜型で日々のデスクワークからか肩が凝り固まっている人間なのですが、朝型にリズムを転換していこうと感じた瞬間でした。
ラッフルズ・プレイス エリアを散策
Anderson Bridge(アンダーソン橋)を渡り、Raffles Place(ラッフルズ・プレイス)方面へと移動しましょう。
朝焼けの遊歩道とアンダーソン橋、そして5つ星ホテルである「The Fullerton Hotel Singapore(ザ・フラートン・ホテル・シンガポール)」が眩しいですね。
ザ・フラートン・ホテル・シンガポールは時期にもよりますが1泊約6~14万円ほど。今回は1泊3,000円のカプセルホテルに宿泊しましたが、いつか機会見つけて泊まってみたい。
路地の花壇にはオオゴチョウ(大胡蝶、Peacock Flower)もあったりして、都市と自然の調和が見ていて癒やされます。
Merlion(マーライオン公園)
フラートン・ロードという大きな道路を横切ると、河口が近くなってきます。
対岸には「マリーナベイサンズ」が見えてきて、思わず、おおーっと唸ってしまいました。
マリーナベイサンズは、「軽く観光で観に行くのではなく、ちゃんと目的を作って行きたいところ」と心の中で決めているので、今回はさらに歩いて観には行きません。
日の出が進み東からの日差しが眩しいので、西の方角を見てみると、そこにはシンガポールのダウンタウンエリア(Downtown)にある高層ビル群。
そのまま川辺の歩道に降りて東端へ向かうと、観光客が集まってきていて、人口密度も一気に増えてきます。
なにがあるのかと思い先に進むと、そこにはマーライオンが。「Merlion(マーライオン公園)」に到着です。
私はこれまでシンガポールに2~3回ほど訪問したことがありますが、主要な観光地はあまり行ったことがなく、マーライオンがここにあることを知らず、気づけば主要観光地に着いていたのでした。
世界三大がっかり名所と呼ばれているマーライオン像ですが、公園、憩いの場として捉えると非常に立派なスポットだと感じました。
水しぶきをうまく線上にしようと、カメラのシャッタースピードを落として撮影してみます。朝8時を過ぎると直射日光が眩しく、シャッタースピードと明るさ調整のバランスが非常に難しい。今回私にとってはカメラの練習場所になりました笑
SF Fruits
1時間ほど散策をして暑さが堪えてきたので、マーライオン公園の近くにあった「SF Fruits」というジュース屋さんでクールダウンします。
SF Fruitsは、シンガポールの主要ショッピングモールやMRT駅に出店している、ちょっと高級なフルーツドリンク店。日本で例えるなら、サラダ惣菜の「RF1」的な立ち位置といえるでしょうか。
スイカとフルーツのスムージーをいただきます。お値段は確か7.5シンガポールドル(840円)でした。
そして時計を見て、気づけば1時間30分も街歩きをしていました。
スムージーを美味しくいただいた後、ラッフルズ・プレイス駅~ボートキー方面へ戻ることにしました。
スターバックスで朝ごはん
気づけば朝9時を回りましたが、朝からたくさん歩いたので、結局朝ごはんで何を食べようか迷ってしまう展開に。
結局、カプセルホテル近くのスターバックスで、「Blueberry Acai Yogurt Parfait」とアメリカーノのコーヒーをいただくことにしました。
日本のスターバックスだと「ベリーヨーグルト&ベリーグラノーラ」がもっとも近いメニューです。
そう、昨日空港出発前に立ち寄ったスターバックスとほぼ同じメニュー構成。量が一回りも多いし具材もブルーベリーの粒が入っていたりでとても美味しくいただきました。
料金はコーヒーと合わせて1,450円。本体価格+サービス料+円安を肌で実感したのでした。
おわりに
今回は、シンガポールの市内中心部を朝早起きして街散策をしました。
朝の都心部をゆっくり歩くのは新鮮で、観光も楽しめて、自分自身の健康維持、生活習慣を考えるきっかけとなりました。
普段の日常から一歩も二歩も離れて考える機会が生まれて、良い時間になったなと思っています。
一方で、朝ごはんの場所を考えずに歩き回ったので、朝から体力を使いすぎた感も。1日のバランスが大事ですね。
朝食をとった後、カプセルホテルをチェックアウトし、「ナショナル・ギャラリー・シンガポール」という美術館へ行ってきましたので、次回はその話をしたいと思います。
それではまた次の記事でお会いしましょう。