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#8 マレーシア発のコーヒーチェーン「ZUS Coffee」に行ってみたお話(2024 マレーシア旅 Season 3)

こんにちは、あさまるです。
今回はタイトルにもある通り、マレーシア発の地場コーヒーチェーン「ZUS Coffee(ズスコーヒー)」について紹介したいと思います。

私はマレーシアにここ2~3年でよく足を運んでいるのですが、クアラルンプール、ペナン、マラッカ、ジョホールバル、コタキナバル・・・と行ってみて都度感じたのが、「ZUS Coffee(ズスコーヒー)」をよく見かけるのです。ショッピングモールや通りの小さなお店と、立地問わずある印象です。

なんとなくですが、毎年お店を見る頻度が増えており、店舗の数が増えているような気がして、今回気になったので調べて行ってみることにしました。日本語の情報がまだ少ないので、今回ご紹介したいと思います。


ZUS Coffeeについて

「贅沢品ではなく必需品」をコンセプトに、2019年の終わりにマレーシア・クアラルンプールのビジャイ8地区に19㎡の店舗を初出店。スペシャルティコーヒーをお求めやすく提供することに重きをおいたカフェチェーンです。

2024年末時点では、マレーシア国内に600店舗を超える規模にまで成長しています。

あまりマレーシア以外の国では耳にしたことがなかったので、公式サイトでコンセプトを見てみます。

当初から、私たちの夢は、スペシャルティ コーヒーをすべての人が楽しめる日常必需品としてお届けすることでした。多くの人にとって、スペシャルティ コーヒーは贅沢品、特別な機会に自分へのご褒美として見られることが多いです。私たちはこの認識を変えたいと考えました。

ZUS Coffee はどれも、清潔で一貫性があり、丁寧に扱われた一杯のコーヒーです。最高品質の原料、高度なコーヒー抽出技術、革新的なビジネス モデルにより、私たちはコーヒー消費の概念を進化させ、スペシャルティ コーヒーを誰もが毎日手頃な価格で楽しめるようにしています。

ZUS Coffee - Our Story のWebページを日本語に翻訳のうえ引用

マレーシアをメインとしつつも、東南アジアの近隣諸国、フィリピンやブルネイにも出店が進んでいるようです。

詳しくはぜひZUS Coffeeの公式サイトをご覧ください。

テックドリブン

ZUS Coffee のもう1つの特徴は、テクノロジーを駆使することに主眼を置いていることです。実際Webサイトでも「#1 Tech-Driven Coffee Chain」と呼称してますね。

スマートフォンアプリからのモバイルオーダーいただくことをメインに据えており、店舗の広さも小規模。イートインスペースも最小限とすることで、家賃と人件費を抑えて坪単価効率・利益率を上げる戦略なのでしょう。これにより、ショッピングモールから閑静な住宅街までどこでも出店できる柔軟性を持たせているように感じました。

プロモーションにおいても、「アプリから1つ商品と注文すると、もう1品プレゼント」といったキャンペーンも展開していることからも、モバイルアプリの力の入れようが伝わってきます。アカウントのメンバーシップ・リワードも強力に推進しているように感じました。

ペナン・ジョージタウンにあるショッピングモール内の ZUS Coffee に行ってみる

今回私は、ジョージタウンの郊外にあるショッピングモールへ Grab タクシーを使って移動して訪問することにしました。

ZUS Coffee - Gurney Paragon Mall

モバイルアプリでのオーダーがメインで、イートインは最低限の席数という構成となっているようですが、店舗に直接訪問した場合でも、注文は行えました。

メニューブック

フードもスターバックスにひけをとらないくらい、たくさんありました。

私はバリスタのおすすめから CEO Latte をオーダーしました。
お値段9.9リンギッド、約350円ですね。

メニューの紹介
テイクアウト、モバイルオーダー用の受取カウンター
紙カップ
紙カップ

実際に訪問してみて

コーヒーの味については評価できるような味覚を持ち合わせていないのですが、美味しかったです。

テクノロジードリブンと標榜しているのもあってか、お客様にお届けしたい商品(数)は絞る。それでいてサービスの対価として適切な価格で提供する。ムダなサービスや戦術は採らない。

データで分析して改善に活かしているのでしょう、あくまで私の肌感覚ですが、利益率まで相当に考え抜かれている感覚を持ちました。

もしマレーシアで ZUS Coffee を見つけましたら、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。中で寛ぐことはあまりできませんが、スターバックスと並ぶくらい商品競争力はあると感じました。

それではまた次の記事でお会いしましょう。

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