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#5 フライト乗継20時間で楽しむシンガポール旅行記 3: ナショナルギャラリーシンガポールでアートを楽しむ(2024 シンガポール旅 Season2)

こんにちは、あさまるです。

前回に引き続き、シンガポール・マレーシア旅行の2日目。
朝早起きして街歩きをして、気づけばマーライオンに出会っていたお話をしました。

今回は、夕方17時発の便でマレーシアへ向かうまでの間の過ごし方として、「ナショナル・ギャラリー・シンガポール(National Gallery Singapore)」という美術館へ行ってきたお話をしたいと思います。

想像していた以上に展示が良く素敵な場所でしたので、今回ご紹介します。


ナショナルギャラリーシンガポールとは

ナショナルギャラリーシンガポールについて、少し紹介したいと思います。

ナショナルギャラリーシンガポールは、東南アジア最大級の近代美術・現代アートを展示している美術館です。オープンは2015年と比較的最近だったりします。

この美術館の建物は、かつての市庁舎(シティホール)と旧最高裁判所という、シンガポールの歴史的建築物を改装して使われているため、美術館なのに内部は堂々とした佇まいです。

建物のルーツという点では、パリのルーブル美術館やオルセー美術館も既存施設の改装なので共通点として思い出しますが、ナショナルギャラリーシンガポールは、近代~現代アートを展示している点がユニークですね。これがまた独特の空間となっています。

ギャラリーとして、シンガポールや東南アジア各国の芸術家による19世紀から現代に至る約8,000点以上の作品が展示されているとのこと。

常設展示はもちろん、企画展もあったり、体験型の教育プログラムも開催されていました。
シンガポールのアートの発展にも寄与しているなと感じました。

詳しくはぜひナショナルギャラリーシンガポールの公式サイトをご覧ください。

なぜ行ってみようと思い立ったのか

当初から行く計画は立てておらず、空港行くまでの時間でどこか行ける場所はないかと考えていました。

ただ、シンガポールは、(日本と比べて)直射日光もきつく、日本よりも紫外線が強いため、日中に外に出てアクティブに動き回るのはかなり厳しい状況。施設内で楽しめるところを探していたのでした。

ちょうど朝の街歩きの時に、Google マップを見ながら「この建物はなんだろう?」と調べていたときに、ナショナルギャラリーシンガポールの存在を知ったのでした。

私自身シンガポールでこれまで美術館を訪問したことがあまりないため、ここまで規模の大きな美術館があるならぜひ行ってみたい、という思いから行くことにしたのでした。

歩いて行ってみる

ボートキーのカプセルホテルをチェックアウトした後、私は小型のスーツケースを持って直接美術館まで徒歩で行きました。おおよそ約10分。

ちょうどシンガポールのナショナルデー(独立記念日)のイベント準備の真っ只中で、公道が途中封鎖されていたり、迂回を余儀なくされましたが、道中の警察官の方に聞きながらたどり着けました。

チケット料金は、外国人は20シンガポールドル。公式サイトからオンライン購入すると10%オフのクーポン割引が適用できます。Klook や KKday、singapore-tickets.com といった外部のチケット販売サイトを利用すれば、もう少し割引がききます。

ちなみに、シンガポール居住者と学生教職員は無料とのこと。うらやましい…!

ナショナルギャラリーシンガポールの中に入ってみる

ナショナルギャラリーシンガポールの中に早速入ってみます。
美術館の出入り口近辺にはショップやカフェがあるのは、世界共通かな?と思いつつ中に入ってみると、スケールの大きさに驚きました。

地下から6階までフロアがあり、その広さに圧倒されました。

エントランス。一度地下に降りてから入っていく

入場後上層階から撮ってみます。スケールが伝わりにくいのですが、とても広く、見回るだけでも楽しめます。

私のようにスーツケースを持っていても大丈夫で、地下1階にコインロッカーがありました。預け料金は 1 シンガポールドル。
現金のみで硬貨が必要でしたが、インフォメーションのスタッフさんにお願いして両替してもらいました。

建物のスケールに圧倒される

展示の具体の内容や作品の紹介については割愛しますが、シンガポールの近代・現代美術史が学べる展示となっており、シンガポールをはじめ東南アジアのアーティストによる絵画を中心に多数の展示がありました。

そしてなにより、旧市庁舎(シティホール)と旧最高裁判所という2つの建物をつないで構成された美術館なので、その精巧さと立派さに圧倒されました。

旧来の建物を活かしながらよく改装したものだと驚くばかりでした。

建物内部はとってもきれいです。

屋上は自然を活かした空間設計がなされていました。

シンガポール側を望んでみます。
手前の建物は、元シンガポール最高裁判所の建物ですかね。

背後の高層ビル群も含めて、シンガポールにこんな時代差を感じれるものがあったことを知らなかったので、新鮮かつ学びが多かったです。

おわりに

こうして私は2時間ほど、こちらのナショナルギャラリーシンガポールに滞在しました。

ひとつ気付いたのは、ナショナルギャラリーシンガポールへ向かっている道中も、美術館内の展示を見ている際も、日本人らしき方を見かけたこと。
感覚値ですが、歩いていて10分に1回は日本語が聞こえる感じでした。

多くの日本人がシンガポールに滞在ないし観光されていることを実感しました。いくら日本の経済、景気が停滞気味であるとはいえ、私が想像していた以上に、まだまだ日本人に経済力あることが知れて良かった。

ナショナルギャラリーシンガポール滞在後は、MRTでチャンギ国際空港へ向かったのでした。

次回はいよいよマレーシア入りしていくお話をしたいと思います。
また次の記事でお会いしましょう。

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