#3 フライト乗継20時間で楽しむシンガポール旅行記 1: チャンギ空港とボートキー(2024 シンガポール旅 Season2)
こんにちは、あさまるです。
前回の「#2 Day 1:スクートで成田から台北を経由してシンガポールへ。フライト旅行記」の続きとなります。
私がシンガポール・チャンギ国際空港に着いたのは現地時間21時。今回のフライトの最終目的地はクアラルンプールなのですが、フライト出発時間は翌日17時。シンガポールでの乗り継ぎが20時間もあります。
チャンギ国際空港自体は非常に広大でお店もラウンジもたくさんあるので、1日過ごすことも可能ですが、せっかくなので入国してシンガポールの街中を五感で実感するのも良きと思い、入国して滞在することにしました。
今回から数回に分けて、20時間の間で過ごした滞在記をお届けしたいと思います。
まずは腹ごしらえ、夕食へ
Scoot のフライトはターミナル 1に到着。広大な制限エリアを歩いて、入国審査へ進みます。
シンガポールの入国審査は、パスポートのスキャンをして指紋採取で通過することができました。
入国後は、レストランフロアを探して、一度ターミナル 1の到着フロアから出発フロアに上がっていきます。
出発フロアから「新宿さぼてん」のパネルが見えて、思わずそちらの方に足が進んでいきます。
一瞬誘惑にかられてしまいましたが、今朝まで日本にいたこともあり、今回はとんかつには行かないことに。
お隣の中華料理屋さん「Terrace Chinese Kitchen」へ行ってみます。
公式サイトによると、テラスという雰囲気を作りつつ、中華料理を楽しめるというコンセプトとのこと。
中華に入りつつも、メイファンだったかな?無意識に麺を選んでました。
長いフライトでしたが、とはいえ夜も21時なので、今日はこれくらいにしておきます。
チャンギ国際空港 ターミナル 3
夜ごはんをとったあとは、市内中心部へ向かうべく、MRT(地下鉄)の Changi Airport 駅へ向かいます。駅はターミナル 2 と ターミナル 3 と直結しているのですが、ターミナル 1からは駅に直接行くことはできません。
まずは空港内にあるシャトルでターミナル 3へ移動します。
シャトルからターミナル 3へ移動して、ターミナル 3の出発エリアへ行ってみたのですが、そのスケールと美しさに感動しました。
天井にはパネルを効果的に使った幾何学的なテスクチャー。そしてカーペット。
そしてなにより広々としたチェックインカウンター。
一般的な空港でもチェックインカウンターの空間は広めにとってありますが、ここまで開放的に設計された内装は見たことがなかったので、新しい驚きでした。
たしかに一部のチェックインカウンターで行列は出来ているのですが、窮屈さはまったくありません。
対人ではなく端末でのチェックインも可能なのですが、とても上質な空間。
ターミナル 3の内装設計がとても気になってしまった私。あとから調べてみたのですが、天井のパネルは、「ガラスの天窓と何千ものアルミ製ルーバーで構成される照明調整システム」となっていることを知りました。
こうした発想が出てくるの、設計に携われた方たちがすごいなと改めて感じました。
ターミナル 3 のフライトインフォメーションを見てみましょう。ディスプレイを9台使った案内が圧巻。
シンガポール航空のお膝元ということもあり、ほとんどがシンガポール航空便で埋められています。欧州と東アジア線が多くて世界が広がった感覚になります。
中国・韓国への路線が目に付くのに日本線がないように見えますが、シンガポール航空の日本線はターミナル 2で発着するため、ここには無いのでした。いつかターミナル 3を使ってみたい。
ターミナル 3を美術館のように30分ほど歩いて眺めたところで、MRT の Changi Airport 駅へ移動して、市内へ向かうことにします。
MRTで市内中心部へ
MRT(地下鉄)で市内中心部まで行った場合、所要時間は45分ほど。
シンガポールのMRTは日本の都市部と同様、駅が細かく設置されているので、どこへ行くのも行きやすいです。
ただ空港アクセスという面では、途中の Tanah Merah 駅で乗り換えが必要なので、乗り換え待ちになると1時間近くかかります。
市内中心部への最速移動はタクシーになりますので、状況に応じて適切な手段を選ぶと良いでしょう。
エスカレーターで一気に地下へ降りていきます。
Changi Airport 駅は改札とプラットホームが同一フロアにあるので、乗り込みやすいのがとてもいいですね。
シンガポールのMRT(地下鉄)やバスはクレジットカードによるタッチ乗車が可能なので、カードをタッチして乗り込みます。
Tanah Merah 駅で乗り換え
空港線は Changi Airport 駅を出て、2駅先のTanah Merah 駅で終点。市内中心部には直通していないのです。日本に例えると、成田空港から成田駅まで、関西空港から泉佐野駅までしか行かない感じでしょうか。
同一ホームで East West Line に乗り換えできるので、移動します。
夜の22時でも仕事帰りの方々、空港関係者の利用が多い印象ですね。
East West Line に乗って約30分ちょっと。シンガポールの金融の中心地「Raffles Place(ラッフルズ プレイス)」駅で下車します。
Boat Quay(ボートキー)
Raffles Place 駅から地上に上がると、そこは高層オフィスが立ち並ぶ中心部。川沿いにはBoat Quay(ボートキー)と呼ばれるエリアになっており、レストランやバー、クラブが並んでいます。
Raffles Place 駅のすぐ北側には「シンガポール川」が流れていて、ボートキー方面へ歩いていったのですが、都市と夜景のきれいさに感動しました。地下鉄から地上に上がって1分歩いただけなのに。
シンガポール川の川沿い、めっちゃきれいだ…。
皆さん思いのまま寛いでいました。絵を描いたりする方もいらっしゃいました。
レストランやバーがある通りへ
金曜日の22時ということもあり、パブやバーがとっても賑わってました。
自分が陽キャだったら何気なく入り込めるんだろうなと思った瞬間でした笑
ボートキーの端まで行って撮ってみたんですが、テラス席がここまで満席でごった返しているの、経済の強さ、景気の良さを感じたのでした。
3,000円のカプセルホテルで1泊
今回はシンガポールの中心部、レストランやバーが並ぶ「Boat Quay(ボート・キー)」のカプセルホテルで1泊します。
今回宿泊するホステルは「Galaxy Pods Capsule Hotel Boat Quay」。
カプセルの中が宇宙船のようなコンセプトになっていて、カプセル内はとてもきれいでした。
遅い時間に行ったため、スタッフが一時外出中。
宿泊者が見かけてエントランスドアを開けてくださって、ありがたかったです。
今日は移動で疲れたこともあり、23時にチェックインしてすぐに寝たのでした。ボートキーでのナイトライフを楽しむのは惜しいけど、次の機会にしよう。
次回は2日目朝からのシンガポールでの旅行記をお届けします。また次の記事でお会いしましょう。