見出し画像

02 米子、芽が出る

※最初から3つ目の記事までは最後まで無料で読むことができます。

前回、手のひらに乗せた写真を撮ったのが、3/22でした。そこから成長を追って行きましょう。

まず、苗箱にこの手のひらの種を埋めました。

埋めたところが分かるように、ゴムの輪っかを目印に置いて置いたら…

3/24 ちょこっと芽が出てきました。

3/25 翌日ですが、目に見えて大きくなってます。かわいんでアップにしていいですか?

ほら! かわいいー。でも、他の苗は今これくらい育っているので、成長としては遅れ気味のほう。今見えている白いのは鞘葉というもので、ここから葉っぱがでてくるわけです。葉っぱが出るための鞘、って感じです。

今の苗は黄緑色で細長い。ツンツンしたのが、そのまま伸びた感じで、まだ葉っぱが開いてません。ずいぶん頼りない感じ。

3/27 ちょっと伸びてきた!全体的にはこんな感じです。米子ちゃんは左の上から二番目の苗箱の左下にいます。

そして、28日、29日がこちらになります。ちょっと写真ボケてるけど。

葉っぱが展開(開いてきて)ますね。この出てきた葉っぱが「1葉(よう)」です。「5葉」まで出たら田植えです。

3/30 一気に成長してきました。周りが…。それでも、米子は2葉が出てきました。

全体的にも育ってきてます。この頃までは、まだ夜が10度以下で寒いので、上にシートと毛布をかけていました。下にビニールシートを敷いて、水を入れられるようにしているけど、まだ水を入れずに、保水は水をかけるだけです。

しかし、日に日に育ってくるので、見ていて楽しい頃。米作りは「苗半作」といいます。つまり、苗をうまく作ることが出来たら、半分はうまく言ったようなものだ。ということです。私が通っていた「不耕起栽培」の講習では「苗八作」と言ってました。こないだ受けた、熊本の一本植えの講習でも「とにかくいい苗を作ることがなにより大事」と言っていましたから、自前で苗を作ることは何よりも大切なんです。

でも、苗作りは広い田んぼを作っているところは大変な作業です。苗箱なんて、土も入ってるし、1箱数キロの重さです。デリケートな管理も必要です。私は数が少ないからこんな感じでやれているけれど、多いところは苗作りの間はどこにもいけません。それに、通常はビニールハウスが必要です。

だけど、小さい田んぼで家族の分だけを作るなら、こんな感じでも作れます。そうやって小さい田んぼを有効に使えるのがいいんですけどねー。

ここから先は

0字

¥ 100

期間限定!Amazon Payで支払うと抽選で
Amazonギフトカード5,000円分が当たる

サポートありがとうございます!旅の資金にします。地元のお菓子を買って電車の中で食べている写真をTwitterにあげていたら、それがいただいたサポートで買ったものです!重ねてありがとうございます。