黄斑円孔闘病記 -3-
さて、ここまでをちょっと時系列で並べてみようと思う。日記を書いていたのでそこから少し抜粋。1月は目のこともあったけど膝の負傷もあった。電車に乗り遅れまいと走ったら最後の方で膝がぐにゃりと曲がり、そのまま階段に膝をブチつけて流血事態になってすごく情けない気持ちになった。追い打ちをかけるように仕事での失敗も増える。病気とは関係ないことも書いてあるけど、日常をこなしながら進んで行くというイメージが掴んでもらえたら。
1月7日(土) 歪んで見えていることに気づき、町の眼医者を予約、受診。大病院の紹介状をもらう
1月8日(日) 大病院に予約の電話をしたところ、混んでいて診察が月末になるとのこと。月末は丹後半島への旅行が決まっていたため、町眼医者の先生にもう少し早く診てもらえるところはないか相談してみる。大学病院なら眼科の先生も多いので早く診てくれるかもとのこと。その日のうちに予約を取ってくれる。
1月10日(火) 紹介状をもらいに行く。
1月11日(水) 目を気にするようになったらどんどん見えないと思うようになる。大学病院へは妹が一緒に行ってくれることになった。ありがたい。
1月12日(木) 駅でコケて膝を強打。流血、負傷、S病院で3針縫う。目とは関係なし。
1月13日(金) S病院へ膝の消毒に行く。
1月16日(月) 大学病院で診察病名は「硝子体黄斑牽引症候群」。同日に入院を見越して検査(採血、採尿、心電図、レントゲン)を行う。採尿でおしっこがちゃんと出せるようタイミングの調整が必要。帰ってきてS病院で膝の消毒。
1月18日(水) S病院で膝の消毒。
1月20日(金) 〃
1月22日(日) 膝負傷によって階段を1段づつしか降りられない。
1月23日(月) 抜糸。膝はまだ曲がらない。左目の奥がギュッと痛い。
1月25日(水) 雪。コケないよう気を付けながら病院へ。雪のおかげで患者が少なく、すぐ診察室に呼んでもらえる。目の中で牽引されていたところがちぎれて穴が開いたことが判明。病名が「黄斑円孔」に変更となる。前回の診察では「手術の頃合い」だったのが「手術したほうがかなりよい」にレベルアップ。先生から手術の説明を受け、手術することを決める。目玉にガスを入れてその圧で傷口をふさぐらしい。ずっと下を向く必要があると言う。聞いただけでしんどい。大丈夫だろうか。その後別部署においてあちこち回って入院の説明が1時間半。その足で東京へ出張。楽天のカンファレンスに出席。同日夜行列車のサンライズ瀬戸で香川県高松へ。翌日帰宅。
1月29日(日) 左目から何かが剥がれて引っかかっているような感触がある。
1月30日(月) 舞鶴(京都)
1月31日(火) 間人(兵庫)で蟹を食べる。これで「たいざ」と読みます
2月1日(水) 伊賀(三重)
2月3日(金) 大学病院から電話があり、一番早くて2月16日で手術ができると連絡あり。それでお願いをする。
2月4日(土) 楽天のアクセス数が去年の半分になっていてヤバい。
2月5日(日) 田んぼの改良区出合い、草刈り。
2月6日(月) 町内役員の幹事会。
2月7日(火) スタッフ面談。
2月9日(木) 確定申告終了。消費税83万円支払い。
2月11日(土・祝) 今これを左目だけで書いているけれど、書いている文字は見えない。書いていてもまるでインクのないペンで書いているように文字が書いていても消えている。明るさも左目と右目では全然違っていて、左の方が暗い。左目で焦点を合わせた瞬間に見えなくなる。海苔詰め、物々交換便が北海道から届く。三味線のお稽古。ダンデライオンチョコレートの6周年パーティー。
2月12日(日) やはり左目で字を書くと、透明なインクで書いているようだ。書いているはずの文字が見えない。初めて受診した日よりうんと見えづらくなっている。朝から町内の防災訓練。入院に向けてオーディブル再入会。入院用に本をダウンロードする。入院用に熱を測るのを忘れており、9日からしなくちゃいけないのに今日から記録開始。
2月13日(月) 注文がたくさんきて張り切って仕事。なのにいろいろ失敗してしまう。もう実務をやらないほうがいいのかも。
2月14日(火) クリエイターズワーケーションのゲスト、照明作家さんがチェックイン。機材がすごい量で圧巻。
2月15日(火) 明日から入院。日中は店番、町内の役員のことであちこちに連絡を入れる。午前中は海苔詰め。
次回は入院あれこれについてです。入院グッズを色々紹介予定。