お米の芽が出ました
蒔いた籾種から芽がでました。時系列で言うとこんな感じです。
採種 2017年8月24日
塩水選 2018年2月22日
浸種 2月22日〜3月11日(12日間 積算温度 約135℃)
催芽 3月11日〜3月14日(3日3晩)
播種 3月14日
平置きプール育苗開始 3月19日 ←今ココ
これは育苗に関してですが、この他に、田んぼの整備として、畔の補修や寒起こし、荒起こしなど12月〜3月までの間の仕事として、トラクターを入れたりもしています。
さて、ようやく蒔いた稲の芽がでてきました。
ツンツンと出ていますね。感触としては伸びて来た五分刈りって感じです。ちなみに、去年はこんな感じです。
去年はまったく芽の出かたがまばらで、弱々しかったんですね。理由は色々あります。去年の反省がこんな感じで。
あと、去年は3月すごい寒かったですね。昼も夜も。今日なんか夜の気温は10℃超えてますもん。
去年は苗作りがそもそもうまく行ってなかったですね。結局生育も田植えまでに間に合わず、知り合いの無農薬、無肥料の栽培してる植田さんに苗を分けてもらいました。トホホですが、まあ、苗作り初年度ですしね。
しかし、今年は違いますよ。気合いが入ってます。去年は下手な苗を苗箱60枚分も作っちゃったけど、今年は精鋭を10枚ですよ。
芽が出たので、こんな風に屋外に出して、プール育苗に入ります。プール育苗とは、水を張ったところに苗箱を置いて、田んぼのように水に浸かっている状態にして苗を育てることですね。普通は、これ、ビニールハウスの中で行います。私はハウスがないので、こうやってやります。野生児栽培です。
角材を適当に並べて、
水を通さないシートを上に置いて、その上に苗箱を並べます。
ここに、水を入れるのですが、今日は夜から雨が降るので、そのままにして置きました。朝になったら勝手に水がたまっているでしょう。水道から冷たい水を入れるよりいいですね。
さらに、スズメが埋まっている籾を食べに来るので、上からシートを被せておきます。
さて、これで取りあえずプール育苗がスタートしました。
ちなみに、今の籾種の状態はこんな感じです。
このひと粒からいったいどれだけのお米が今年は取れるのでしょうか。楽しみです。