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鶴岡でプクイチ、珈琲店コフィアへ

初めてその店に行ったのはちょうど四年前。以前から気になっていたアルケッチャーノで食事をしようと思い立ち、鶴岡へ行ったときのことだった。
近場でも遠出をしたときでも行先がどこであっても、僕にとって大切なことの一つは、ちょっとお茶すること、プクイチだ。鶴岡にいい感じのカフェはあるかな?と思っていたら、妻が、どうしても行きたいコーヒー屋さんがあると言い、案内されたのがここ、珈琲店コフィアだった。
なんでも、「ランブル」「バッハ」と並んで、コーヒー屋の御三家と言われていた、かつて吉祥寺にあった「もか」というお店で修行された方のお店だそう。御三家、というのがあるんですね。バッハは僕の工房からも近いので時々立ち寄るし、ランブルにもたまに行くけれど、「もか」のことはこの時まで知らなかった。妻は昔何度か行ったことがあるそうで、四年前に初めてコフィアに行ったときに彼女がマスターにそう伝えると、嬉しそうな顔をされていたのが、とても印象に残っている。


四年ぶりの珈琲店コフィア

そしてようやっと、本当に久しぶりに来ることができた。
鶴岡に着いたら先ずはコフィアでプクイチと決めてるのです。僕は。

とても雰囲気のある店内。
程よく使い込まれた家具、異国情緒のある調度品、飴色に変色した壁紙や天井、お湯の沸き立つ音。そしてコーヒーの香り。ふらりと来た様子の地元の常連さんがカウンター席で新聞を広げながらコーヒーを飲んでくつろいでいる、そんな光景も含めて、かっこいい。

暑かったので「冷たい珈琲」を飲んだ。美味しい。そういえば冷たいのを飲むのは初めてかも。いつかメニューを制覇したいところ。

コースターもかっこいい
妻はハラール・モカ(エチオピア)
珈琲店コフィアでごきげんの僕の足。チャーチです。


鶴岡滞在二日目もコフィアへ

滞在中は毎日来ると決めています。二日目はカウンター席にしました。

特等席!の気分だね。
Ex.ウィンナー珈琲。まさにエクセレント。

前回はコロナ渦だったこともあって店内も比較的落ち着いていたけれど、今回は通常モードに戻っているのか、常連さんのほか、僕らのような観光客、このお店を目的に遠くからやってきたであろうコーヒー好きと思われるお客さんもちらほら。そして、コーヒー豆だけを買いに来る人の多いこと。ちょっとびっくりした。その全てにマスターが一人で対応されている(ワンオペ!)。

翌日火曜日は定休日で、水曜と木曜は焙煎のため喫茶営業はしていないそうだ。今回の鶴岡旅行は日曜~火曜の二泊三日なので、滞在中にコフィアに来るのもこれが最後。そう思うとなんだか名残惜しく、それならもう一杯ということで、ハラール・モカを飲んだ。

妻はアマレット・ブレンド。
アマレット・ブレンドのカップ、向きを変えてみたら素敵な絵が。
妻が二杯目に注文したデミタス珈琲。
もちろん豆も購入しました(僕は飲む専門)
珈琲店コフィアのカウンター席でごきげんの僕の足。

僕は基本、同じ靴を二日続けて履きません。
なのになぜ二日とも同じローファーを履いているかって?
鶴岡滞在中は基本スニーカーで過ごして、コフィアでプクイチのときだけ革靴に履き替えたというわけです。このためだけに革靴を持ってきました。旅行のときにどの靴を持っていくか、何足持っていくか?考えるのは楽しい。


珈琲店コフィアについて

店舗情報
所在地 〒997-0031 山形県鶴岡市錦町13-11
電話番号 0235-22-8778
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ホームページなし、SNSもなしっていうところも、ひたすらかっこいい。
最後に、前回初めて行ったときに撮った写真も載せておきます。

前回購入したマタリ・モカ。


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