本質的なこと

 こんばんは。

 先日適当に音楽を流していたらビビッときた曲があって、画面を確認したら櫻坂46の「本質的なこと」という曲でした。

 長年乃木坂46の楽曲のファンをやっていますが、他のグループについてはあまり聴いてこなかったので、いい機会だと思って櫻坂46と日向坂46の楽曲を聴いてみました。そしてお気に入りを3曲ずつ選んでみました。気になった曲をブックマークして、一巡したらマークした曲だけをまた流してという感じで篩いにかけていった感じです。何回も聴くことで味わい深くなってくるような曲は掬えていませんし、どんなメンバーが歌っているのかとか、それぞれの楽曲がもつ物語なんかは知らないので、単純にメロディが好みだという話です。「ここのこのメロディが好き」としか書けないので面白くならなくてすみません。


■日向坂46(けやき坂46)

3.「やさしさが邪魔をする」
 単純にメロディが好きでした。少数ユニットなのでシンプルに声がよく聴こえるのもよい。作曲者を確認したら「ひと夏の長さより…」のaokadoさんでした。ありがとうございます。

2.「ガラス窓が汚れてる」
 イントロで引き込まれた曲。作曲者を確認したら杉山勝彦さんだったので少し驚きました。ドラマティックな曲調で、ラスサビ前の転調が印象的。サビ1回し目の「どれが夢なのかわからない」の「ない」の下がり方が好き。

1.「沈黙した恋人よ」
 この曲だけは今回聴き通すより前から好きでした。杉山さんのメロディの中でも、乃木坂46の楽曲を合わせても、かなり上位に入ると思います。本当に美しい。イントロは杉山さんお得意のメロディ・サビパートをそのまま使うパターンですね(今回はAメロ)。

■櫻坂46(欅坂46)

3.「エキセントリック」
 ナスカさん作曲。Bメロからサビの流れが好きです。この曲は発売当時もいくらか聴いていたはずですけど、改めて聴いてみると結構好きな感じでした。「キレイな川に魚はいないとしたり顔して誰かは言うけど、そんな汚い川なら僕は絶対泳ぎたくはない」という歌詞が好き。

2.「10月のプールに飛び込んだ」
 サビのメロディが好き。サビ前に挿入されている小休止的な部分(「フェンスを乗り越えよう」のところ)がいいアクセントになっていて、サビの爽やかさとエモさを際立たせている気がします。作曲はBASEMINTさん。乃木坂でいうと「あの光」や「ゴルゴンゾーラ」など。

1.「本質的なこと」
 サビのメロディと符点多めのリズムがどストライクでした。サビの入りで転調してますかね? 全体を通じて静けさが存在していて、余計なことをしてない感じが好きです。歌詞も、暗い部屋でスマホの灯りだけが浮き出ているような情景が想像できてよい。作曲のyossさんと尾上榛さんは二人とも杉山さんの会社の人みたいで、これからが楽しみです。


 乃木坂以外のグループを追いかける行動力も体力もないので難しいところですが、楽曲だけはそれなりに聴いてみようと思いました。今回の「本質的なこと」のように自分の好みにがっちり嵌る曲は一聴して分かるので、幅広く聴くことも大切ですね。しかし事前に情報を入れていない中でも馴染みのある作曲家に行き当たることが多くて、同じ人たちが近場で動き回っているだけなのかと少し心配に思ったり、むしろ自分の耳が信頼できると思ったり、そんな感じです。

 おやすみなさい。

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