本読むのがだいすきなプリンセス
こんばんは。
真夏の全国ツアー2024で行われていたプリンセスバトルのプリンセス名は各々が自身で考えたらしいですが、バラエティに富んでいて面白かったですね。個人的には4・4・5調で語呂よく収めたものを評価したい(何目線)。
・井上和「自由で気楽なプリンセス」
・松尾美佑「芯までひんやりプリンセス」
・佐藤楓「おてんばわがままプリンセス」
・与田祐希「ぷりぷりぷりぷりプリンセス」
MVPは与田さんです。前置きを除けば岡本姫奈「生まれた時からプリンセス」、伊藤理々杏「全力アイドルプリンセス」もなかなかよいです。まさにアイドル、まさにプリンセスという感じ。性格なり性質から考えたケースが多いですけど、井上和さんは自身のセンター曲から引用していますね。
余談ですが、乃木坂46の楽曲タイトルで4・4・5調なのは「女は一人じゃ眠れない」と「〜Do my best〜じゃ意味はない」です。
そんなことはさておき、遠藤さくらさんは「本読むのがだいすきなプリンセス」でした。本読むのがだいすきな人間なので、本読むのがだいすきなプリンセスのことももちろん大好きです。究極のインドアで読書好き、しかもミステリが好きらしいので、お友達になってほしいメンバー第一位です。
乃木坂46で読書家といえば齋藤飛鳥さん・鈴木絢音さん・遠藤さくらさんなどが思い浮かびますが、共通して、発する言葉こそ少ないけど、ブログなどに紡ぐ言葉に独特の言語感覚があるというイメージがあります。上記プリンセス名にしても「読書」じゃなくて「本読む」、「大好き」じゃなくて「だいすき」である点から、言葉にこだわりがありそうな雰囲気を感じます。
その昔飛鳥さんが『別冊カドカワ』で書いていたエッセイ「齋藤飛鳥、書く。」なんかも好きだったんですが、雑誌自体がすぐ終わってしまったので残念でした。遠藤さくらさんも、ブログ以外の文章になかなか触れる機会がないので、何でもいいので書く仕事をやってみてほしいです。
遠藤さくらさんの読書についての記事
読書家は、なかなか好きな本を公表するのが恥ずかしいという話をよく聞きますが、作家名のみならず、ちょくちょく作品名まで挙げてくれているのはありがたいです。辻村深月作品だと自分は『スロウハイツの神様』が好きですね。森博嗣も好きです。
なんとなく以前から若手の女性タレントで読書好きな人は、湊かなえ、恩田陸、辻村深月あたりの名前を挙げておけばいいみたいな風潮を感じます。事実は事実なんでしょうけど、女性作家ばかり挙げるのはイメージ戦略なのでしょうか。そんな中で、貫井徳郎や大江健三郎をポンポン出してくる齋藤飛鳥さんはやっぱりすごい。
遠藤さくらさんの言葉について。ずっとブログのタイトルが「こんにちは」とか「こんばんは」ばかりだったのに、何かに目覚めたのか、ある時期から妙に凝ったタイトルをつけるようになりました。
最近のブログタイトルから抜粋
「さむい時期、一緒にいる」
「思 想」
「カレーライスへ」
「すぎたあとの、におい」
「ガタンゴトン」
「青み」
「あの日は遠い記憶になってしまった」
「大事なもの一緒に横顔」
「視力が落ちた午後」
ブログにタイトルつけるだけでも一苦労。なかなか大変なお仕事です。みなさん歌詞から一部を借りてきたりすることも多いですけど、これらはおそらくオリジナルですね。特に「あの日は遠い記憶になってしまった」はインパクト強くて、らじらー!サンデーでも企画化されていました。それぞれ楽曲のタイトルとして見たら、アルバム一枚つくれそうな勢いがありますので、ぜひ作詞にもチャレンジしてみてほしい。
とっ散らかった文章になりました。さようなら。