早川聖来さんを陰ながら応援するということ
早川聖来さんが休養から戻ってきてくれました。お帰りなさい。
なんとなくあまり言葉にして表すのもどうかなと思ってはいるのですが、読んでいる人もいないだろうしということで。
早川さんのことは以前からずっと気になっていて、4期生の中では活動を追い続けていた方のメンバーです。その理由は井上小百合さんとの関わりにあって…。いや直接の関わりはほとんど無かっただろうと思いますが、コロナ自粛最盛期で、かつ本人の意向もあり盛大に送り出されることがなかった井上小百合さんのことを、丁寧に言葉で送り出してくれた数少ない後輩だったので、非常に印象に残っていました。
・卒業発表時のブログ
・卒業する日のブログ
数少ないと書きましたが、今その時期のブログを読み返したら、賀喜遥香さんとかもちゃんと書いてくれていました。ありがとう。賀喜さんのブログから推測するに4期生が初めて引率されて観に行った舞台が『愛のレキシアター「ざ・びぎにんぐ・おぶ・らぶ」』っぽいですね。楽しかっただろうな。
念のため断っておきますが、あの人はあのことをブログに書いた書いてないとか、あの人はあの舞台観に来た来てないとか、そういうつまらないことを言いたい訳ではないです。スケジュールも体調も人それぞれ、表に出す出さないも自由です。ただ、井上小百合さんがちゃんと外での仕事をがんばることでグループに何かが還元できていたなら良かったなぁと安心した覚えがあるのです(もし残している人がいれば井上小百合さんの2019年7月19日のモバメ等も参照してみてください)。
個人の好みの問題ですが、ミュージカルなり音楽劇なり歌劇の世界に乃木坂らしさを強く感じています。淡い色の衣装、丈の揃ったスカート、杉山勝彦さんの楽曲などと並んで乃木坂のイメージを形作っているひとつの要素なのかなと。生田さんの存在がアイドル界内外に与えた影響が大きいのかもしれませんが、その系譜を絶やしてほしくないという思いは抱いています。
1期生だと生田絵梨花・井上小百合・桜井玲香・樋口日奈、2期生だと伊藤純奈、3期生だと伊藤理々杏・久保史緒里・中村麗乃など(敬称略)のようにみんな成長して経験を積んでいっていると思うのですが、何が言いたいかというと4期生にそういうメンバーが意外と少ない。歌えるメンバー、踊れるメンバー、演じられるメンバーも結構いるけど、ミュージカルで必要とされるようなバランスのよさを示しているメンバーが少ないのかもしれない。そういう意味で早川聖来さんにとても期待していました。
でもそんな周りの期待よりも、疲れてしまったなら休んでほしいし、逃げてほしいと思います。
もちろんお客さんや関係者に迷惑をかけたことは責任を感じると思いますが、事の大小はあれど、心身ともに健康上の問題について強く責められる必要は全くありません。今まで一度も人に迷惑をかけたことない人だけが石を投げなさいってやつです。
恥ずかしながら私自身があらゆる困難から逃げ続けてきた人生を送っているので、とにかく逃げることは悪いことではないと言いたい。逃げても何とかなる。だから別に舞台に立たなくてもいい。実力があるのでもったいないという思いはあるけど、幸い乃木坂の活動フィールドはとんでもなく多岐にわたっているので、楽しく活動してくれたらそれでいいです。戻ってこれただけでもすごい。
ただ一つお願いがあるとしたら、舞台に立つことは避けたとしても舞台を嫌いにならないでくれたらいいな、客席からでも楽しく観られるようになってほしいなとは思っています。
もちろん本人が立ち向かうと、再び挑戦すると決めたなら全力で応援しますが、ひとまずは自分のペースでできることをやってくれればいいと思います。これからも陰ながら応援しています。
2023.6 追記) チラシの裏