コピーライターが転生したらゲストハウスを運営することになった件
Q.コピーライターと聞いてイメージするのはなんですか?
3位 そもそも、どんな仕事か分からない
2位 面白い言葉を考える人
1位 糸井重里
(当社体感より)
日本の広告文化は、彼なしでは語れない
生きる伝説、糸井重里さんの出身地、群馬県。
群馬は、同氏以外にも、
サントリーモルツ「うまいんだな、これがっ」
松下電工「きれいなおねぇさんは、好きですか」
の名コピーでも知られる一倉宏さんも輩出。
もし新人で、コピーライターの名刺をもち
「群馬出身です」と自己紹介すれば
業界内では、「スジがいいな!」と
褒められかねない聖地ともいえる群馬県。
その群馬県桐生市に、
2015年Uターン帰郷
一人親方のコピーライターとして
地域のご縁を渡り歩くことしばし。
職業病とも言える
課題抽出と解決のPDCA妄想を深めるうち
アントレプレナーシップの雷に打たれ転生
地域の課題解決の糸口は、”観光”とみつけたり!
と、
ひらめきの積み重ねは、根拠なき確信に変わった。
そして2021年末、
奇跡のようなご縁とタイミングが重なり、
根拠なき確信は、神なき宣託にまで肥大化。
ニューノーマルの波に押されるように
ゲストハウスの運営を決意する。
大きな事業の転換を後押しいただくために
中小企業庁が運営する<事業再構築補助金>に応募しようと
慣れない事業計画書を前に卒倒しそうになりながら
この日のために?培ってきた作文能力を駆使、
無事に補助金の採択をいただいた。 ←いまここ
コピーライターは、
言葉のギミックや心情の表現に目が向けられがち、
しかし、その本質は、質問を投げ続ける仕事でもある。
なぜ、今この広告を出稿するのか?
なぜ、このサービス・機能が優れているのか?
なぜ、ターゲットは心を動かされるか?
喜怒哀楽を揺さぶる表現の向こうにも
必ず緻密に練られたロジックがある。
そして、いまその質問は、自分ごととしてある。
なぜ 観光なのか?
なぜ 群馬県なのか?
なぜ ゲストハウスなのか?
このnoteは、
かつて繊維産業で栄えた、
北関東の小都市を舞台とした
ドタバタゲストハウス運営の顛末劇である。