わが家の菜食・肉食遍歴 9月20日
かつて、7年ほどベジタリアンだった時期がありました。
砂糖も果物もほぼとらない玄米菜食(マクロビオティック)からはじまって、ベジタリアン、ゆるいベジタリアン。そんな生活を7年ほど経て、高知に移住してからは、ふたたびなんでも食べる「雑食生活」へ。
どれも「やってみてよかった!」と思っています。食事の方針については、いろいろな意見がありますが、やっぱりなんでも自分でやってみてこそ。
それぞれの食生活に、良さもあったし、難しさや葛藤もありました。実際体験してみたことで「なるほど」と思うことも多かったし、その積み重ねが「今なにを選ぶか」の基準をつくってきたと思います。
「何を食べるか」よりもむしろ大事なのでは、と思うのは「食の多様性」。
宗教や健康上、あるいは思想上の理由で「食べられないもの」がある人たちがいます(単に苦手、ということも含めて)。そういった人たち(もちろん自分も当事者になる可能性も)が、負担なくチョイスできる食環境であるといいなあ、と思うのです。食べることは、幸せにつながっているから。
かつて住んでいたカリフォルニアでは「ベジタリアン」はごく普通の存在。南インドでもラクトベジタリアン(乳製品と卵は食べるベジタリアン)が主流だったので、菜食でも困ることがほぼなかったのが新鮮でした。
今はとくに制限なく、何でもおいしくいただいていますが、環境問題や畜産業の観点から、「お肉はなるべく少なめに」と思っています。
こどもたちはお肉が大好きだし、わたしも食べたくなることがあります(今日もからあげでした。おいしかった!)。そんなわが家の食生活の試行錯誤を夫婦連載「暮らしのアイデア」に書きました。
読んでいただけたらうれしいです。
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前編は「わが家の肉食・菜食遍歴」
後編はわが家流 「雑食のまま肉をムリなく減らす術」
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