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Opening Convocation-一歩踏み出し、選択肢を増やそう!

(注:この記事は、2021年に書いたものです)
夏の間は人影も車の往来もほぼなく、眠ったような町Syracuseでしたが、新学期を前に続々と学生が戻ってきてあっという間に活気づきました。
町もキャンパスも人だらけ!全米や国外からの院生に加え、もちろんピチピチのフレッシュな学部生もたくさん。
過去2か月は人とすれ違うことすら珍しかったのに、今やあっちもこっちも人だらけ。しかも早くも浮かれて夜中過ぎまで路上で騒ぎまくっていて、もう早く君たちも課題に苦しめ!とついつい呪ってしまいます笑

先日は大学主催のOpening Convocationがありました。吹奏楽の合奏や学長や教授陣、生徒会長によるあいさつなどで、新入生を鼓舞し、かつ楽しんでもらおうという歓迎式典です。
SU敷地内にある大きなドームで行われたのですが、私は体調不良のためライブストリーミングで参加しました。(ちなみにこのドーム、スポーツの試合以外にもポール・マッカートニーやエルトン・ジョンといった大物のコンサート、改造トラックのイベントなども開かれます)

全員正装で、なかなか荘厳な雰囲気

画面越しでもなかなかの感動もの!衣装や小道具はすべてスクールカラーのオレンジとネイビーで統一。学生も思い思いのSUグッズを身に着け、高揚感が伝わってきます。教授陣らのあいさつも「新しい出会いをどんどん楽しめ、そして人生の可能性を広げろ。それが君たちの使命だ!」と背中を押してくれる内容ばかり。んん-鼓舞されます!

特に感動したのが、SU卒業生の教授が学生時代の思い出として、自身も気づいていなかった興味の対象を教授が指摘してくれたことで、新たな可能性に気づき今の仕事につなげることができた、というエピソードです。

「I cannot be what I cannot see. But my professor has showed me what I haven't seen.」
「私に見えていないものには、なりようがない。でもその教授は、私が知らなかった世界を見せてくれた(だから私はいまここにいる)」

まさにその通り。見えていない、気づいていないものは自分の世界には入ってこない。
でも、一歩勇気を出して「枠の外」に足を踏み出してみれば、そこには全く違う新しい世界が広がっている。そこには厳しさもあるかもしれないけど、とてつもなくわくわくすることでもある。知ること、見ることで自分自身の選択肢を増やすことができる。
だからこそ、知らないもの、見えないものへの好奇心は保ち続けたいな、と思います。
よく考えたら、これって私の人生テーマとほぼ一緒。まだ訪れていない場所に行きたい、まだ会っていない人に会いたい、それも自分の目で、体で体験したい!そのためにもまずは健康で、楽しみたいと思います。

SUのスクールカラーは、全米でも珍しいオレンジです

今年(2021年)の新入生は学部生で約1万5000人、大学院生で約6000人、法学院で約600人。どこも男女比は半々、アジアやアフリカからの留学生も多く多様性に富んでいます(でも今のところ、大学院生で日本人は私一人?)。

新学期を前に、浮ついた空気が充満するSyracuse。閑散として静寂なキャンパスもよかったけど、期待と不安で活気づくこの雰囲気もやはりいいな。
新入生向けにあちこちでSyracuseグッズを配っているので、便乗してもらってきました笑
今学期はいったいどんな学期になり、どんな人と知り合えるのか楽しみです。


ドーム内部。スポーツの試合やコンサートの時は近隣都市からも観客が押し寄せ、とてつもない迫力です!


The new semester has begun!
Now the campus is full of incoming students, both undergrads, and grads, and the town is so noisy with people move-in and partying all night....argh!


A few weeks ago, we had an Opening Convocation to celebrate new students, which was much more impressive than I expected.
All remarks were so enthusiastic and encouraged students' engagement.
Although I joined online because I wasn't feeling good, I was moved watching it via the screen.

"I cannot be what I cannot see. But my professor showed me what I haven't seen."

This is the most impressive speech to me by one of my professors in sociology.
Her professor led her to notice her preference which she didn't even know when she was an undergrad at SU, so that she could develop her research into what had led to her profession now.

It is true that if you see or experience something new, it could widen your possibilities.
And to widen your opportunities, you have to keep challenging.
It may be accompanied by fear, but the reward afterward may be much more significant.

So I will keep going, trying to relish every engagement here! (with the utmost care, of course!)

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