私が自分に禁止してきたこと。
昨日の投稿を書きながら、ああ、私は人をうらやむことを自分に禁止してきたんだと、気づいた。
「人をうらやましく思いたい」というのは、すごく強い欲求や願いではないから、それを禁止されたところでそんなにストレスということもなかった。
ただ、私はわりと自由に生きてきた方だと思って(思い込んで)いたので、自分にそんな禁止事項をもうけていたことが、意外だった。
で、少し考えてみた。
私は他にも自分に禁止してきたことがあるだろうか、と。
・後悔すること
・映像の世界に耽溺すること。たくさんの映像を見ること。
・あからさまな自慢をすること
・配慮のない言動をすること
・人前で感情をぶちまけること
などなど。
けっこうあった。まだ他にもあるかもしれない。
◾️後悔すること
それは、私にとっては人生の敗北を意味していた。
だから、どんな失敗や失態や判断ミスがあっても、「そこから学べることがある」と意地になって意味を見出そうとしてきた。
取り返しのつかないことを後悔する、という苦しさから自分を救うために。
◾️映像の世界に耽溺すること。たくさんの映像を見ること。
テレビや映画などをあまり見ないようにしてきた。映像というものは、私には刺激が強烈すぎて、すごく影響を受けてしまうのだ。その世界観にはまってしまうとなかなか抜け出せない。
退廃的な気分になりたくて退廃的な映画を見ると、その空気に呑まれてなかなか戻ってこれない。
だから、この世界観なら入っても大丈夫と思えるものしか見ないようにしてきた。本当は、もっともっといろんな映像を通して、いろんな世界を冒険したいのかもしれない。
(映画は年に2回ぐらいしか見ないけれど、直近に観た「Joker」は美しい世界でした)
◾️あからさまな自慢をすること
プチ自慢と、でも実はこんなオチがあってさ、と笑いで終わらせるようにしてきた。だって、嫌われたくないから。
◾️配慮のない言動をすること
そういう人があまり好きではないから、自分が同じように振舞うことは許せない。だから、はっきりと断定的に物事を言えないところがある。
◾️人前で感情をぶちまけること
それは醜い姿だと自分で思っているから。でも、そうできる人を見るとすごいなぁと思う。
うーん、なるほどね。
総じて、私は自分自身に対してコントロールを失うことを恐れている。自分が暴発することがこわいのだ。
みんなはどうなんだろう。
自分の生き方が嫌いなわけではないし、もうどうしようもないのでこのままいくしかないとあきらめている(覚悟している?)ところもあるのだけど、折々で「ひっかかり」を感じることはあって、
きっと、それは私が無意識に自分に禁止してきた事柄と関係しているのかもしれない。
こんなことを年中考えているのはヘルシーではないけれど、
ここのところ内省しながらぼんやりするというのが日課なので、そういう時期なのでしょう!
(了)
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