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【若者に届け、この映画!】政治バラエティー『パンケーキを毒見する』

政治なんて、他人事なんかじゃない!


一番届いてほしい若者たちに本作が届かない(だろう)のが歯痒くて悔しい。『東京リベンジャーズ』も『ジャングル・クルーズ』も面白いけど『パンケーキを毒味する』も最高に面白いんだから。全国民、特に若者たちに是非観てほしい。だって、君たち(私たち)の未来に大きく関係することなんだよ。真面目な話、本作が政治的圧力によって非公開になるんじゃないかと少し懸念している。

ふわふわで美味しそうだけど中身がスカスカなパンケーキのような菅政権、あなたも毒見いかがですか?

皮肉とブラックユーモアがたっぷりかかったパンケーキの毒見の感想は‟めちゃくちゃ美味しかった”、いや~、面白い。風刺たっぷりのアニメーションやナレーションには思わずクスクス笑っちゃう。さらに森功氏、鮫島氏、江田氏、石破茂氏、上西さん、小池氏、前川喜平氏、しんぶん赤旗編集長、記者さん、村上誠一郎氏などといった自民党議員、野党議員やジャーナリストたちのインタビューによって、権力に酔いしれ既得権益にどっぷり浸かる菅義偉くんをぶった斬っている。他にも、菅総理の機密費、言論統制、マスメディアへの検閲、若者の政治に対する姿勢などなど今の日本に蔓延る興味深いテーマが盛り込まれ、あっという間の100分だ。

日本の未来はお先真っ暗


さて、ご周知の通り、日本はG7の中でのあらゆる項目においてのランキング(平均賃金、幸福度、男女格差、自殺死亡率など)では悉く最下位、または最下位に近い状況である。これまでの“仕返し政権”が何の役にも立っていないことは言うまでもなく、日本の未来がお先真っ暗なことを暗示している。五つの輪っかのイベントをテレビ越しに手叩いて浮かれてる場合じゃないぞ、平和ボケした日本人よ。

“羊の国家はオオカミ政府を生む”

とはいえ、落ちるとこまで落ちた日本はこのあとは上昇するしかないのだ。今こそ時代の変わり目なのかも。どうかより多くの国民にこの映画が届きますように…そして、みんな、選挙に行こう!!

権力に屈せず真正面から向き合い“真実”を世に送り出すスターサンズ、河村光庸プロデューサー、内山雄人監督、スタッフの方々に心から称賛を送りたい。素晴らしい作品を世に送り出してくれたことに感謝。ブラボー!

パンケーキを毒見する

監督:内山雄人
企画・製作:河村光庸
エグゼクティブプロデューサー:河村光庸
ナレーター:古舘寛治
製作:2021年製作/104分/G/日本
配給:スターサンズ

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