ベルリンWGの見極め方
ベルリンで3件のWGを経験した筆者が今後、WGをする予定の方に向けて参考になることを願って記事にします。
WG、通称Wohngemeinschaftとは、ドイツでよくあるルームシェアです。各々個室をもち、シャワー室キッチンをシェアします。掃除は共有部を互いに掃除し、当番制だったり当番制じゃなかったります。契約は部屋自体を契約している、契約主と行うのが主です。
今回は私のWG経験を記事したいと思います。そして部屋を探すコツを少しご紹介します。
1.年上、そして最愛のWG
最初のWGは74歳のおばあちゃまとのWGでした。22㎡の広い部屋とシャワールーム、キッチンをシェアするWGでルームメイトは平気で2週間とか部屋を開ける人でした。最初に空港まで迎えに来てくれて、ビールを一緒に飲んで一緒に料理ができた最高のルームメイトでした。掃除当番はなく、お互い気がついた時に掃除をして他愛のない話をしていました。大好き。今でもルームメイトとはやり取りしていますが、年齢に伴い、一人で済むことを予定しており、次のルームメイトを探すことになりました。
2.先生そして少し変わっていた人
3匹の猫と一緒に住んでいたコメディアンとの女性とのルームシェアでした。二週間に一度、部屋の掃除をしてくれる人がいて当番はありませんでした。特にトラブルもなかったのですが、一時帰国時に勝手に部屋を貸そうとしたり、次のルームメイトを決めようとしたりと契約上トラブルが重なり、うまくいかないなと思い、家を出ました。通販を大量にする人で、必ず私が荷物を受け取るという謎の習慣がありました。
3.情緒不安定WG
初男性のルームシェア相手。自己紹介で「僕はイージーゴーイングだから」と言ったのちに、この3人の中で最もトラブルがありまくった人。掃除をしても、君は掃除をしていないと言い張ったり、共有で使っているものを私が買い足しても「僕ばっかり買ってる!!!」怒ってきた人です。私も悪いところもあったかなと思いつつ、折れるのも面倒くさかったので、私から腹が立ち引っ越すことを決意しました。
4.WG相手を見つけるとき気をつけるべきこと
4.1 イージーゴーイングは信じるな
初対面、面接、家を訪ねた時に「イージーゴーイングだ」という人は全くイージーゴーイングではありません。カッコ自称カッコ閉じるです。掃除や共有部の使用方法を聞いた時に「お互いに気がついた時にやる」と言ってる人はトラブルになりにくいです。または「うまくいかな時には、話し合えば良い」という人も問題は起きにくいです。
4.2 食習慣は絶対聞くべし
ベジタリアン、ビーガンなど食にこだわりのある人は、使用する器具や料理後の匂いでトラブルになることがあります。特に本格的なベジタリアンの人は調理器具を分けます。入居前に必ず話し合った方が良いです。特に日本食は醤油、ニンニク、出汁など作った後に少し匂いが残りやすいく、他国に人には馴染みのない匂いでもあります。匂いは人に不快感を与えることがあることを心にとめてください。焼き鳥屋に行った帰りに、服が焼き鳥の匂いになってたら不快ですよね?それと同じで、人によっては日本食の匂いが嫌いです。入居前に食の習慣は必ず聞いた方が良いです。
4.3 何か飼ってる?
私は初期のルームメイトは犬、二人目は3匹の猫、最後は魚を飼ってました。ルームメイトがペットを飼っている場合、彼女・彼が長期休暇中の場合お世話をすることもあります。「他人のペットの世話なんかしないわ!!」って人はペットを飼っているWGは避けましょう。
4.4 年上の方が良い
私の経験では年齢が離れている方がトラブルになりにくいです。年齢が近いと、こだわりに対するアプローチや話し合い習慣について、揉めることがあります。またWG相手が恋人を連れ込んだり、家族を連れ込んだりする際の報告・連絡の方法が年上の方がしっかりしてます。年齢が近ければ近いほど、そういうことをおざなりにする人が多いです。
今回はここまでに、この記事が人気になったら、WG探しのコツをあげたいと思います。ちなみに、私はベルリンでWGを探す時に1週間以内にWGを見つけられるという謎の能力を身につけました。その方法が知りたいという方は是非ご連絡ください。
心やさしきサポーター様がいらっしゃったら、食費と生活費に循環されます。ご飯大好き。