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夏バテに冬瓜と卵の体潤しスープ

こんにちは!昨日は土用の丑の日でしたね。スーパーにはたくさんのうなぎが並んでいましたが我が家は胃腸に優しい冬瓜と卵のスープと鮭と枝豆ご飯にしました。ちなみに土用とは、「季節の変わり目の約18日間」のことです。毎年だいたい7月19日~8月6日です(年により1~2日ほど日付が前後します)。土用が終わると、翌日が立秋になります。この土用の時期は季節の変わり目にもなりますので胃腸をいたわることが大切なのです。昨日は鍼灸にいったこともあり、うなぎは見送りました。胃腸が元気なときに、うなぎをいただこうかと思います。よくうなぎを食べてスタミナアップと言いますが、胃腸が元気なことが前提なのです。


私はよくこの夏の時期に冬瓜を使います。昨日は卵とえのきを入れて、味付けは塩、こしょう、鶏ガラスープ、最後に片栗粉で少しとろみをつけて風味付けにごま油をたらしました。

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冬瓜・・・涼性 甘淡味 帰経は肺大腸小腸膀胱  清熱 利水 消腫 解毒 生津  暑気あたり、むくみ、小便不利、口渇、肌のできもの、酒酔いなどにも適応。水分が90%以上でビタミンCが豊富です。夏バテや水分補給にも良い。

卵・・・平性 甘味  帰経は肝腎脾  養肝 補腎 健脾 補血  肝腎陰虚証、血虚証、虚弱体質などにも適応。栄養価が非常に高く、ビタミンAはうなぎの9.7倍、鉄分はほうれん草の9.6倍、亜鉛は大豆の3.3倍です。

えのきだけ・・・平性 甘味 帰経は脾胃  痰湿証、便秘、肥満などにも効果的。低カロリーで食物繊維が豊富。

体を潤すのに夏の終りから秋冬にかけての乾燥に白きくらげが最強ですが、なかなか手に入らないときはえのきがいいよと薬膳の授業で習いました。秋には富澤商店で白きくらげを買ってストックしておきますが、今はまだ買えてなかったのでえのきを使いました。

汗で失われた体を潤すのビタミンCが豊富な冬瓜を使うのが良いですね。特にスープは温かいので心もなんだかホッとするのです!


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