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授業中はブルカとニカブ着用禁止へ ノルウェー政府

ノルウェー政府は、23日、顔を覆う衣類の着用禁止へ向けて、詳しい規則の内容を発表した(国営放送局NRK)。

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●ノルウェーの本音と建て前

●「宗教の否定」ではなく、「目だけしか見えないと、コミュニケーションしにくいから」

●幼稚園・保育園から大学まで、どのように禁止するか詳細を発表

●対立しやすいテーマ。「政府が決めてくれたほうが楽」

●「ノルウェーは互いの顔を見せ合う、開かれた社会だ」

●北欧で初

●労働党(左派最大政党)が右派政権に「もっと厳しくしろ」

●シグナル政治とは

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ノルウェー国会では、「顔を覆う衣類」は、人同士のコミュニケーションの妨げになるとして、右派・左派共に、禁止に合意している。

実際は、ニカブやブルカなど、「イスラム教徒に対する規制」だと、現地では認識されている。

しかし、「宗教の否定」のためだと思われたくない政党が多いため、「目や顔が見えないと、コミュニケーションが難しくなるからだ」という「政治的に正しい」主張にこだわる政治家が多い。

※ノルウェー政治には、「本音と建て前」も数多い。政治家の言うことを、そのまま純粋にうけとめないことも重要だ。

Photo&Text: Asaki Abumi

写真は、「ブルカとニカブにNO!」というスローガンを掲げた、右翼ポピュリスト「進歩党」(与党)の総会にて

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