「やっと行き詰った」と思えるか?
■ 「もう一歩」の執念が文明を発展させた
トーマス・エジソンは、
こんな言葉を残しています。
「ほとんど全ての人間は、
もうこれ以上アイディアを考えるのは不可能だというところまで行きつき、そこでやる気をなくしてしまう。
いよいよこれからだというのに」
その生涯で1098種類もの発明特許を取得した
“発明王”エジソンの成功は、
まさに「不屈の心構え」が産んだもの。
そう考えると、
勇気を覚えるのは僕だけでしょうか。
物事を常に前向きに、
そして積極的に捉えることで、
不可能と思われたものを次々と発明していくその物語からは、
人間が成し遂げられる能力の高さを感じずにはいられません。
■ 野心的な妄想
一人の人間の、
野心的な妄想と挑戦がキッカケで、
人類は大きな進歩を遂げていく。
ナポレオン・ヒル博士はそれを、
「壮大な妄想」と表現し、
健全な不満を持つことが成功には不可欠だと言及しています。
「なぜ、街は夜でも明るくならないのか?」
エジソンは、そんな健全な不満を持ち、
街を明るく照らして生活を便利にするという
「壮大な妄想」を誰よりも抱き続けました。
これが、
信じられないほど多くの失敗を重ねながらも、
電球の発明を成功させた紛れもない原動力だったわけです。
■ 「不可能だと思われるところまで行ってから」の努力
“音速の貴公子”アイルトン・セナは、
これを「極限からの努力」と表現しました。
“販売の神様”と呼ばれるブライアン・トレーシーは、
これを「第二の努力」と表現しています。
僕自身もこれに習い、
何か事を起こす際には決まってこう自分に言い聞かせています。
「やっと行き詰った。いよいよこれからだ!」
どうにもならなくなった時の“もう一歩”。
今までの歴史を創った“真実の瞬間”がそこにあります。
~人生はデザインするもの~
ライフデザインパートナーズ株式会社
代表取締役 浅川智仁