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「20代最高に苦しんでenjoyしよう!経済的な自立から自由は始まる」ボーク重子さん・長倉顕太さん
Ι 第5回朝活読書会開催
2023年10月10日
朝活読書会”初”の女性ゲストである
非認知能力の先駆者であり
子育てやキャリアにおいて
等身大のロールモデルとして支持される
ライフコーチ
ボーク重子さん
SNSを通じて知り合い
考え方や生き方に共感し
過去に何度も対談も行っている
プロデューサー
長倉顕太さん
の2名をお迎えした
![](https://assets.st-note.com/img/1697163200583-4ECvyhOvtD.jpg?width=1200)
何歳からでも挑戦し続ける
前向きで謙虚なボークさんに
『自分も今日から出来る事からやってみよう!』
と優しく背中を押された暖かい時間となった
Ι 朝活読書会とは
読書会や本を通じて自分を知り
今後歩みたい人生のヒントを見つける
アウトプットを通じて
言語化を行い
沢山の価値観を知ることで
自己成長に繋げていく
事前に課題書籍を選定し事前アウトプットを行い
当日はゲストをお招きし
対談や講演を通じてさらに価値観を深めていく
↓ 今回の課題書籍は発売5日で重版となったこちら ↓
Ι ゲスト紹介
![](https://assets.st-note.com/img/1697638887509-iqZRC65tXo.jpg?width=1200)
ボーク 重子(ぼーくしげこ)
Shigeko Bork BYBS Coaching LLC代表
ICF(国際コーチング連盟)会員ライフコーチ
非認知能力を育む子育てコーチング、
人生を変えるBYBSワークショップをはじめとする
非認知能力を育むコーチングを提供
娘のスカイは2017年「全米最優秀女子高生」
コンテストで優勝
現在は全米・日本各地で子育て・キャリア構築ワークライフバランスについて講演会やワークショップを展開中
![](https://assets.st-note.com/img/1697174613731-HsRwWAFslA.jpg?width=1200)
長倉 顕太(ながくら けんた)
スタンフォード大学オンライン高校の星校長、
苫米地博士、歯科医の井上裕之先生など
名だたる著名人のプロデューサー
現在はコンテンツのプロデュースやコンサルティング
海外での子育て経験から教育事業などに携わっている
Ι 挨拶とスケジュール
「課題書籍を2回以上読んだぞという人」
の掛け声でスタート!
多くの手が上がり
一番多く読んだ人は3回であった📚
![](https://assets.st-note.com/img/1697174725255-XLJjk1Eb13.jpg?width=1200)
学校で学ぶことの少ない非認知能力
繰り返し読むことで自身へ落とし込んでいきたい
非認知能力
自己肯定感や自制心・社会性・好奇心・想像力
共感力・主体性・回復力・問題解決能力
やり抜く力等の数値化できない能力
初の女性ゲストということで
女性参加者も多くみられ
ボークさん出身地である福島や
北海道から長崎まで各地から集まった
今回のスケジュールはこちら
第5回朝活読書会
・挨拶/アイスブレイク
・課題書籍のアウトプット(3人1組/全体)
・ボーク重子さん講演
・ボーク重子さん×長倉顕太さん質疑応答
・記念撮影
Ι 課題書籍のアウトプット
3人1組のアウトプットから行う
より多くの価値観を知ることを目的としている
相手の意見や考えを否定する事なく肯定し
『対話』・『会話』を通じて
参加者は自分の価値観を広げていく
![](https://assets.st-note.com/img/1697445458086-zJDmRNXF4D.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1697642230415-262hgWCcJ1.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1697445686420-qvtOGGrE1v.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1697445471235-cvGs7FpuHA.jpg?width=1200)
以下、全体でアウトプットした参加者の感想抜粋である
・変化の激しい時代においては、
偶然性の中で自分のキャリアを
構築していくことが印象に残った。
・出来ない理由を細分化すると、
教えてもらってない・知らないだけで、
出来ないことなんて存在しないのだと気づいた。
・これまで良い子でいようとする行動は
自分の人生に責任を持っておらず
他人の人生を生きていることであった。
主体性の大切さに気づいた。
・ネガティブな思考も人間の機能と理解し
これまでは出来ないことを正当化してきたけど、
弱い自分を受け入れる強さも身に付けていきたい。
Ι ボーク重子さん講演
会場後方から、
座席中央を颯爽と歩いて登場
一瞬で会場がボークさんの雰囲気に包まれた
![](https://assets.st-note.com/img/1697643908048-tr38Z4aQSd.jpg?width=1200)
『元気』『パッション』『明るさ』
数秒でこれほどまでに伝わるのかと驚いた
ー20代ってきつくない?
「ピチピチのあの頃に戻してあげるよ!
と言われても20代にはもう戻りたくないね」
とボークさんは言う
![](https://assets.st-note.com/img/1697644790386-YyroG07zr6.jpg?width=1200)
高校・大学を卒業するまでは
ある程度人生のレールが決まっている
いざ、社会人になると
『 主体的にやって』
…?
今までいい子でやってきたのに?
急に自分でやってって困る…
『 事実婚/シングル/離婚と選択できるらしいよ 』
『 自分らしく働こう!』
自分らしくってどういうこと…?
そう、今は無数の選択肢の中から
自分で選べる時代になったのだ
人生100年時代と言われているけど、
正直、20代よりも大変な時期はないと思う!
ここ生き延びたらあとは大丈夫と参加者を後押しする
![](https://assets.st-note.com/img/1697646209549-gC97qJzKk8.jpg?width=1200)
ー自分の人生を生きなかった20代
当時、人生のゴールは結婚/玉の輿
・求められる女性
・結婚したいと思ってもらう女性
になるために仕事や遊び場を選んでいたという
福島に住んでいたが、
就職は東京に行くために
アメリカの秘書の学校へ留学をした
![](https://assets.st-note.com/img/1697675381054-G5j9Ciouue.jpg?width=1200)
帰国後は東京の外資で働いたが
指示待ちの仕事は向いておらず
「1年以上続けると一生この会社よ」と言われ
1年を経たずして辞めた
その後は、リサーチの会社に3年間務め
英語とフランス語の記事を日本語に翻訳もしていた
そんなある日
30歳の誕生日を目前に
お付き合いしていたアメリカ人の彼に
「君は結婚したらどう生きる?」
ー「あなたの子供を産んで一緒に年を取ります」
「僕それだけの人いらない」
突然別れを告げられたのだ
(え!求められるために尽くしてきたのに…?
その結果がこれ?何だこいつ…)
と、当時は思ったが
「君はどう生きる」に
言い返せないってやばいよね
”自分の人生を自分で歩む”感覚がなかったのだ
この時初めて、
自分で稼げるようにならないといけない事に気づき
リサーチの仕事を一生やるのは限界がくると悟った
![](https://assets.st-note.com/img/1697676523248-2gW5buqt8d.jpg?width=1200)
どうせやるなら
好きなことを仕事にしようと
決意をした29歳であった
ーやりたい事を見つける
いざ、何を仕事にしようかと考えた時に
21歳の時にNYで出会った
ギャラリーをしている女性を思い出した
彼女は小さなギャラリーを持ち
南米奥地にアーティストを発掘しては
その作品を大統領に売り
年商120億を稼いでいた
![](https://assets.st-note.com/img/1697675430753-bLvo2D3YYq.jpg?width=1200)
アートをビジネスとして見た時に
「なんかかっこよくない?」
「いつかやりたい」
と憧れたのだ
人間は『出来ない理由』を考える天才で
・お金ない
・ギャラリーの子供でもない
・学芸員でもない…etc
『どうやったら出来るか』を考える前に
辞めてしまう人が大半である
![](https://assets.st-note.com/img/1697676576533-Sbi2GTR6U7.jpg?width=1200)
そんな中ボークさんは
憧れの女性になるため
アートを学びにイギリスへ留学し
生まれて初めて勉強が楽しいと感じ
3年かけて修士号を習得したのだ
日本に帰るタイミングで
今の旦那さんと出会いアメリカへ渡航
![](https://assets.st-note.com/img/1697676609829-KhZniSjo2d.jpg?width=1200)
修士号を取得し
偉い人間になったと思っていたが
生活していくうちに
・修士号を取っただけの新人じゃん
・出来ない事ばかりでギャラリーも夢のまた夢
・何も知らないまま母になるのか
と、君はどう生きる?と
言われたあの時と変わってない事に気づき
子供が産まれてから暗黒の2年間を過ごした
このままだと
子供は今の自分のようになってしまうと
悩んでいる中『非認知能力』に出会ったのだ
ーなんでもいいから行動をする
アートビジネスは出来ないと思ってるけど、
何かを始めないと
自分の中の『生きる力』が育まれず
子供も同じようになってしまう
![](https://assets.st-note.com/img/1697676264700-5gYJwFTeKA.jpg?width=1200)
自分以外の誰かの為に
頑張らないとまずくない?かと
ひとまず就職試験受けてみたが結果は全滅
当時、現代アートの美術士で
学位を持ってる人は少なく
三か国語話せるのになぜ落ちたのか
![](https://assets.st-note.com/img/1697676738193-wMW5r1zAW2.jpg?width=1200)
理由はいたってシンプルで
・やりたい気持ちがない
・やれるからやる
前の自分と何も変わってなかった
なんでもいいからと慈悲でもらった
はたき掛けのボランティアから
ボーク重子は再始動したのだ
日本で当たり前と思っていることは
グローバル社会においては
当たり前でない事が多く
それをきっかけに人脈も広がり
プライベートディーラーになっていた
ギャラリーを開催出来るまでになったが、
自己実現の域を超えてないからか
ギャラリーの開催を応援してもらえない…
![](https://assets.st-note.com/img/1697676281901-suugeYoytl.jpg?width=1200)
ある日の保育園での出来事
「近所のみんなのために何ができると思う?」
という先生の問いに
小さな時から社会の役に立つためには
どうしたらいいかを考えているなんて…と
ボークさんには無い視点にハッとした
この時初めて
「ギャラリーを通して何ができるか」
を考えたのだ
アメリカに来てから感じていたモヤモヤ
アジア=ボートピープルで格差を感じていた
アジアも最高じゃん?すごいよ!を
アートを通じて、
アメリカの人に魅せられたらいいなとおもい
ギャラリーを開催した所
応援してくれる人が増え
なんと20年近く続けることが出来たのだ
![](https://assets.st-note.com/img/1697676195166-7x2ANPjQ3w.jpg?width=1200)
ー人はいつからでも変われる
第2の人生である50歳を迎えるにあたり、
新たなキャリアが欲しいなと思い
ひょんなことからコーチングを始めることになった
いろんな女性の生き方があるのに
知らないなんてもったいないと思い
本を書こうと決意したが出版まで7年かかった
また、非認知能力の本を書きたいと持ち掛けたが
5社断られ、分からないながらも
無料で出来るブログをはじめた
出来る事をやっていくボークさんのスタイルから
人はいつからでも変れると娘さんは学んでいた
非認知能力(生きる力)を身に付けるまでの
奮闘や変化の過程をしっかりとみていたのだ
![](https://assets.st-note.com/img/1697676157325-v2otqcElEH.jpg?width=1200)
ー生きる力とは
人は探し続けていれば必ず
いつかやりたいことを見つけれる
45歳になって出会った
非認知能力を広げるコーチングを始めてから
『パッション』を味わった
今は、仕事をしている感覚はなく
言われなくてもやる力・好奇心が
どんどん湧いてくる
これこそが非認知能力
「皆、20代を最高に苦しんでenjoyして!
苦しいのはここからだと思う。
20代終わって本当によかった!」
ボークさんの基礎は、
20代で身に付けれたと話す
先がみえなくて、不安になるかもしれないが
不安になってもならなくても
結果はあんまり変わらないから安心して
![](https://assets.st-note.com/img/1697676125674-inVFgWGGys.jpg?width=1200)
最後にこの言葉を送ります!
Pressure is a privilege
(ストレスを感じるのは良くなりたいと
求めているからこそ感じる特権なのだ)
皆ありがとね!と笑顔で締めくくった
いろんなことに挑戦し、壁にぶつかりながらも
生きる力を手に入れたボークさんであった
I 質疑応答
Q:相談を受けた時にどんな声かけをしたらよいか?
大前提として、
人は相談をした時にアドバイスを求めておらず
聞いてほしいということを理解する
![](https://assets.st-note.com/img/1697448361920-kX26zxQ6z1.jpg?width=1200)
コーチングのアプローチでいえば
人は話している間に答えを見つけていく
「そうなんだ」「なるほど」「うんうん」
と、相手の話を聞いているうちに
自身で結論を導き出すことが多い
聞いてあげるのが一番いいんじゃないかな!
あなたになら話しても大丈夫という
心理的安全性が高い環境を与えよう
Q:パワーの源は?
![](https://assets.st-note.com/img/1697676010640-Y0vAqzT9dh.jpg?width=1200)
認知能力+非認知能力は
日本を変えるムーブメント
広めるための活動がパワーの源
『非認知能力に格差があってはならない』が
ボークさんの信念
自分のためだけだと続かない
ハードなスケジュールも
誰かの為だから頑張れるのだ
![](https://assets.st-note.com/img/1697676041869-LM9S7ufC4G.jpg?width=1200)
広島→博多→佐賀→福岡を
なんと1日の中で移動しているそうだ
出来るからやる
やらしてもらえるからやる
それだけ
あとは、自己肯定感で
自己を肯定的にみることが大切
・オクラ茹でた!凄くない?
・ゆで卵を作った。これ完璧じゃない?
と何でもいいからできた
自分を褒めてあげよう!
![](https://assets.st-note.com/img/1697676081066-Ryh7BrRIpd.jpg?width=1200)
その時その時の自分を好きになる
毎日、今日も自分がかわいいって伝えてあげる
自分のダメな所も
受け入れてあげることも大切(自己受容)
Q:まだまだ女性への制限が多い印象がある。これからを生き抜くためのアドバイス
少し前の時代は
結婚・出産を前提にキャリアを
どうするか考える風潮があった
今は
・自分は何をやりたいか
・こんな風に生きたい
・理想のライフスタイル
の過程において、
結婚や出産もありなのかなと娘を見ていて思う
![](https://assets.st-note.com/img/1697546863925-ZnHXtR0ia6.jpg?width=1200)
何よりも、20代の女性に伝えたいのは
経済的に自立する事
お金があると決定権を得られるのだ
・経済的に自立するにはどうしたらいいか
・どうやって自分の好きな事を全うするか
・好きなことをして生きるための経済的手段は何か
を確立した上で
・自立した自分になる
・一緒にいた方が幸せになれそうな人がいるか
・家族になったらもっと幸せであれば家族になる
といった考え方もいいのではないかと話す
![](https://assets.st-note.com/img/1697675831234-3o5kz5wZOl.jpg?width=1200)
これからの時代を生きる
男女にそれぞれ求められる条件
として以下を話した
女性:経済的に自立する
男性:掃除・洗濯・料理・育児ができる
Q:多数の「初心者」を経験されていくなかで、質問力や着眼点などセンスはどう磨いていったか?
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知識も大切だけど、なによりも『好奇心』
知り合いのレストランにて
インタビューコラムを作成する機会を頂けた。
ある時そのコラムを読み返してみると
すごく面白くない…
文章力以前に
ゲストが魅力的じゃないと気づいた
理由は明確で
人の話を聞いてない興味を持ってなかったのだ
![](https://assets.st-note.com/img/1697546805812-ZvCH5WVT1a.jpg?width=1200)
バックグラウンドを調べるのはもちろん、
人に興味を持ってない
ボークさんは
今なお60~90分毎日情報に触れ知識を蓄えている
人に興味を持ち
「なんで?」「なんで?」と思うことが
ポイントじゃないかなと答えた
![](https://assets.st-note.com/img/1697675724675-NjLBrH4Dy2.jpg?width=1200)
笑いあり楽しく、あっという間の質疑応答でした
I まとめ
✅ なんでもいいからまずは行動しよう
✅ 人はいつからでも変わられる
✅ 経済的に自立をして自ら選択できる人生を
✅ 小さなことから自分を認めよう
✅ パッションを見つけよう
![](https://assets.st-note.com/img/1697449709944-1ozpCaWm3E.jpg?width=1200)
ボークさんみたいになりたい!と
思った参加者も多いのではないでしょうか
「誰かの為に」を見つけた瞬間人は変わるのだと感じた
占いにいったら、
102歳まで生きると言われたボークさん
102歳になっても可愛いハイヒールを履いていたいと
自分を貫く姿勢がかっこいい
新たなことへのチャレンジも臆することなく
周りへの感謝が印象的であった
ありのままの過去を教えてくれたボークさんみたいに
謙虚でアグレッシブに自分の人生を歩みたいものだ
![](https://assets.st-note.com/img/1697546897726-t5EM6CYAch.jpg?width=1200)