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遠くに行きたいのなら、『仲間』だけではいけない理由。

自分自分の乏しさに気づける強さがあったからこそ、得られたこと。
できるようになったこと。

1.遠くの景色を見るために。┃仲間×遂行力

アフリカの言葉に、
『早くいきたいのなら1人で行け、遠くまで行きたければみんなで行け』

という言葉があります。

結果を早く出したいのであれば、1人の方が楽だし、都合がいい。
ただし、仲間とみる遠くの情景を感じることはできないし、そもそも見に行くことさえできない。と私は思います。

遠くの景色を見たいのであれば、『仲間が必要』ということです。
ただ、私は仲間がいるだけでは遠くの景色は見に行くことができないと思っています。

それは、見に行く途中で一人になってしまうことがあるからです。

『行くことができない』のであれば、
仲間がいるだけでは意味がありません。

向かう途中に1人にならない力が必要だと思います。
夢を形にするには、仲間と遠くの景色を見に行きつく力が必要だからです。


2.心。┃ 乏しさ

私は、夢をかなえるうえで心に「乏しさ」がありました。

ネガティブは伝染します。
自分の中がいっぱいいっぱいになれば、人当たりもきつくなってしまうし、
ネガティブな考え方が増えます。

人が話を聞きたい、関わっていたい、楽しいと思ってもらえない存在になります。

心がいっぱいいっぱいだと、態度として伝わってしまうのです。
そうすると、相手に楽しいと思ってもらえるチャンスも減ります。

それが自分の「乏しさ」にまたつながるのです。

だから、「空白」をつくることが大事です。
自分の中に余裕ができると、視野を広く持てて落ち着いて話を聞けます。
話すことができます。

「空白」があることによって、その場を楽しむ余裕も生まれます。
「空白」の中に「幸せ」を入れることができるようになります。

私の場合、人より「幸せ」を自分の中に取り込むのが苦手でした。
今も苦手です。

『幸せが怖い』という感覚があります。

過去に私はいじめられていた経験があります。
小学校時代は学校で人と会話したことがありませんでした。
しゃべることで自分が傷つけられるのがわかっていたから大人しくしていました。

なので、自分と関わりを持ち続けてくれること、
人と関わって楽しいと感じれたこと、
みんなと一緒に過ごして幸せと感じるという経験が中学に上がるまでわかりませんでした。私にとっては当たり前にありませんでした。

中学生の時は「笑い方が変」といわれるほど、「笑う」ということにぎこちなさまでありました。

だから、みんなにとって当たり前の「幸せ」を感じることが自分にとっては
苦痛でした。

なぜなら、自分は今までに感じることができなかった感覚だったので、
凄く怖かったのです。

また、私はそれを感じれるようになってきたとき、みんなは今まで「幸せ」をずっと感じて育ってきたのに、過ごしてきたのに。

自分だけ感じることができなかった現実を受け入れることができませんでした。

避けようとしたり、心を閉ざしてきました。
その場を楽しんだり、今ある幸せを感じるということが怖くなりました。

その「乏しさ」が高校の時、部活に影響をだしました。

「夢」ができても、遠くまで行けないことがわかりました。

仲間がいても最後まで遠くまで行ききることができませんでした。

その場を楽しめなければ、
今ある幸せを感じられなければ、

心から相手と接することはできないし、
すれ違いが起こり、遠くまで行けずに途中でバラバラになってしまうのです。

『夢』を叶えるためには、仲間と遠くまで行ききるためには、自分自身が『今ある幸せを感じる力』がないと、夢は叶えられないということを知りました。

3.仲間 ┃私が得たもの。

自分自身、『心が乏しくなること』が、
仲間と夢を追えなくなることと知れたのは

最近です。

学生団体たちあげ、プロジェクト立ち上げなど自分からしてきた中で、

何度も失敗しました。

その結果、共通するのは『コミュニケーション』という課題でした。

自分の『今ある幸せを感じる力』がなく、
つくる過程での協同することの楽しさや仲間と過ごす時間を大切にできていなかったのかもしれません。

知らないうちに、目を逸らしていたのかもしれません。

そんな中では信頼関係が築けるはずもなく失敗におわってばかりでした。

そして、やっと『今ある幸せを感じられる』ようになりました。

そして、それに気づかせてくれたのは紛れもなく
それもまた『仲間』という存在でした。

『今ある幸せを大切にすること』で遠くまで情景を見に行ききれる関係ができることに気づいたのです。

つまり、仲間と最後まで一緒に夢をみにいける遂行力と言えると思います。

私はそのことの大切さを気づかせてくれた仲間には感謝していますし、そんな仲間を得れたことを誇りに思います。

これが、総崩れした中でも唯一残った何にも代えられないものであり、1番大切なものになると思います。

次回はその仲間について書きたいと思います。

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